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2004/09/04の 『目』

川崎フロンターレ vs ヴァンフォーレ甲府

in 山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場

 

 9月に入り、昇格への予感がかなり現実のものとなってきた。
 残り試合数の兼ね合いで、各チームが稼げる勝ち点も限られてきた中、現在の2位・3位チームとの勝ち点差は31!
 まさに秒読み段階の昇格までの道。
 ここはさらなる連勝で一気に決めてしまいたい!

 そんな今回の対戦相手は甲府。
 昨年の終盤戦、昇格レース真っ只中での手痛い敗戦は記憶に新しいところ。
 現在は首位独走中ということもあり、昨年ほどの緊張感はないものの、累積警告でジュニーニョとアウグストが出場停止と、今回も似たような状況での対戦となった(去年はアウグストが2試合出場停止中に山形に引き分け、甲府に負け・・・と、貴重な勝ち点を取りこぼしたんだよね・・・)。

 昨年の借りを返すという意味でも、絶対に勝ちたいこの試合。
 昇格に向けてのラストスパート。
 しっかり勝って勝ち点3を!

 前回の甲府とのアウェイでの対戦は松本でしたな。
 久々の小瀬!
 何か今日は動因がかかっているらしく、けっこーな人数の観客が集まってました。

こっちも負けていられない!
ところが、バックスタンドの鳴り物応援可能ゾーンとして仕切られた場所の狭いこと!
そんなこんなで今日はゴール裏に本陣が設営された。
掲揚塔も上手に利用してゴージャスにレイアウト・・・。

 こちらはこちらで、けっこーな人数が詰め掛けた今回の小瀬。
 よっしゃ、今日も気合入れていくぜ!
 ・・・と思ったら。

どっひゃ〜・・・。
ぽつぽつと雨が降り出したかと思ったら、試合開始の頃には豪雨に・・・。

 こうなったら・・・

この状況をとことん楽しむしかない!!

 しかし、雨音で我等の応援も届かなかったか?
 決定機をモノにできず、スコアレスドロー。

何はともあれ、豪雨の中90分間戦い抜いた選手達(そして応援し続けた自分達・・・)に拍手!

 戦場は水浸しの泥だらけ。
 バックスタンドで応援させないからこういうことになるのさね。
 バックスタンドだったら転んで血だらけ・・・なんてシチュエーションもあったかもしれないけど・・・。

 

 主力2人の欠場に悪天候。
 まぁ、とりあえずは負けないで済んで良かったなという感じだろうか?
 しかし、シュート数で圧倒的に上回るなどのデータを見る限り、やっぱり勝てなかったのは悔しい限り。
 選手達も言っているように、「外国人選手がいるから」勝てているんだとは言われたくない。
 今シーズンだって何回も主力メンバーが抜けてしまういうトラブルはあった。
 主力が抜けた穴を、バックアップの選手がしっかりと埋める働きをしたからこその今の順位だと思いたい。

 次節も主力不在の中の試合となるが、この試合を教訓に、しっかりと勝つことを期待したい。

 さて、引き分けとはいえ、勝ち点を積み上げたのは確か。
 次節にも昇格決定(まだ内定か)の可能性はある。
 できればホームで昇格を決めて欲しいね!

 次節ホーム(vs大宮)での勝利を、そして昇格を!!

 

 〜 ご参考 〜

順位 Team 勝点 勝ち点差 33節 34節 35節
1 川崎 81 - 大宮 湘南 山形
2 大宮 51 30 川崎 甲府 福岡
3 山形 50 31 横浜 札幌 川崎
4 京都 49 32 湘南 水戸 横浜
5 甲府 49 32 鳥栖 大宮 仙台
6 福岡 49 32 水戸 横浜 大宮
7 仙台 47 34 札幌 鳥栖 甲府

 ええっと、33節終了時点で、残り11試合(最大で稼げる勝ち点が33)となる。
 だけど、1クールあるから必ず全チームと1試合ずつの対戦が残っているので、どこかが11連勝すると、必然的に他のチームの最大で稼げる勝ち点は30。
 昇格を判断する際には3位チームとの勝ち点差を見るけど(自動昇格できるチームが2チームなので)、その3位のチームが得られる最大の勝ち点は31(11連勝すると2位になってしまうので、10勝1分で31点)。
 そんなこんなで、33節終了時点で、3位のチームと勝ち点32点差をつければ自動昇格決定(1チームにしか勝ち点で抜かれる可能性がなくなる)。

 次節の対戦相手は2位の大宮なので、勝てば大宮との勝ち点差は33となる。
 仮に現在勝ち点差31の山形が勝利しても、そのまま2位に繰り上がって、昇格決定対象チームとなる他のチームとの勝ち点差はすべて32以上。

 そんなわけで、次節大宮に勝利で昇格内定(あくまで昇格はJリーグ理事会の承認を経て決まるものらしい)。

 ・・・合ってますよね?

 

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