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11 Februar, 2002


・・・小さな写真をクリックすると拡大写真が見えます・・・

天下に鳴り響く「曽我の梅林」、初めての探訪!
朝、絶好のハイキング日和、おてんとさまはにっこりほほえんでくれた
14人の胸を期待に膨らませつつ、電車は国府津駅へ・・・
ここで、一人合流し、総勢15人で歩き始める

絶好のお天気!


道の両側は、ほとんどミカン畑になってくる
おいしそうになっているミカンを横目に、汗をかきかき、山道を登る
そのうちに、道ばたでミカンを売ってくれる人が・・・
樹で完熟したミカンが、冷たい空気に冷やされ、おいしいことこの上ない!

早くもタンポポが・・・ おいしそうなミカン


かなり登ってきたところで、丹沢の山系がはるか彼方に・・・
真ん中あたりに、雪で白く光る山頂

遠方に丹沢山系


おいしいミカンで元気百倍!
どんどん歩け、歩け・・・

遠方に丹沢山系


そろそろ下り加減になってきたと思うと、いきなり梅林が現われる

圧倒的な数の梅の一部(^ ^)


反対側には、海が見え隠れする
左遠方には、大島がかすんで見えたが、写らない(^ ^;)

遠方に大島が・・・


道ばたにたたずむ古木一本
いっせいに天を指す枝の迫力! これで根本は一本だけ・・・

天を指す枝の群れ


いよいよ曽我の梅林に入る
ここは、別所、原、中河原の三ヶ所に分かれている
別所会場にはいると、車と人で大混雑・・・
それに負けず、梅の花も満開でむかえてくれる!
白梅、紅梅、しだれ梅、ガクの赤いのや緑のや、紅梅の濃淡もさまざま

低く伸びる枝が優雅
ちょっと狩野派の襖絵の一部みたいでしょ!


淡い色のピンクが愛らしい ガクの緑の白梅は楚々として


しだれ梅の美しさはまた格別
枝の緑がなぜか初々しく色気を感じさせる
うす桃色のしだれ梅は、餅花のようにかわいい

梅の花の雨のよう


白梅の海の下でお昼、はらはらと落ち出した雪のおまけつき
梅に雪、そして花見酒、舞台装置は万全!
隣のグループからは、昔なつかしい童謡の調べが・・・
「お花をあげましょ、ぼんぼりに・・・」と歌うのは、尋常小学校の卒業生か

餅花みたい・・・


午後は、原会場へと向かう
運良く、流鏑馬の披露をしていた!
きらびやかな衣装に身を包んだ射手がどうどうと入場
陶器の的を打ち落とすと、中から紙ふぶきが舞い落ちる

威風堂々の入場 ばく進する人馬一体


紅梅の色は、予想以上にさまざま
淡い溶けそうなパステルピンクから、しっかりした桃色
ショッキングピンクほど濃いものもあれば、えんじ色のまである

生姜糖のお菓子を思い出す 淡いやさしいピンク


道筋にある個人宅の戸口に、「お入りください」の札
お庭にあるのは、それはみごとな紅梅と白梅のしだれ梅・・・
主と思しき人が縁側にこしかけていて・・・
どうして公開をと問う人に、「女房の遺言だから、しょうがねえんだ・・・」

なるほど、白いしだれ梅は丈高くそびえ
紅梅のほうはやさしく控える夫婦梅

夫婦梅の紅梅


中河原地区にはいり、瑞雲寺を通り過ぎて
休憩させてもらったお宅の庭は、富士山の絶景ポイント
櫓岳の真後ろに富士山が大きく見えるのだそうだ
冬の朝方はそれはそれは美しいそうだ
曽我の梅林周辺では、どの民家にも梅が植わっているようだ
それぞれ個性ある花が競演をくりひろげている・・・

つぼみの濃い色がアクセント ガクの赤い白梅


言葉では尽くせない梅の花、写し撮るのもまたむずかしい
ぜひ、実物を見に行ってください・・・

落款



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