繋句の解説



ほとばしるの冷たさ近し この句の始めの形は、「水道の水の冷たさ秋近し」でした。
でも、「水」という言葉が連なるのでウザッタイと思って変えました。
だから、気持ちは、今まで生ぬるかった水道の水が冷たくなってきてまだ外気温は高いのに、ジャージャーと手に受けるひんやりとした水に秋を感じた・・・
紺碧のはるか彼方にの雲 かぼちゃは街中に住んでいますが、7階なので目の前は「空ーっ!」です。
そして、秋の空はきれいな青色でなんだか空が高くなったように感じるのです。
その空に浮かぶ雲まで、今までよりはるか高いところに浮かんでいるような気が・・・
ナヴィなしですいすい走るはるか これは願望です!
実際はすいすいはしれるわけではないのです・・・(^ ^;)
ナヴィなしでもすいすい走れるようになるには、まだまだ道は遠い、ということ!
父母乗せて孝行の行く心地かな 父母を乗せて走れるのがうれしいのです。
ただ、単純に!
両親を車に乗せていく先は、病院だったりするのですが、それでも親は喜んでくれるのです。両方とも、運転しない人たちなので、怖さを知らない・・・ということもありかな(^ ^;)
心地よい人生歩む幸うれし こんな句を詠むと、それなりの年になってきたね、と言われてしまいました(^ ^;)
そ、そんなお年じゃないつもりなんですが・・・m(- -;)m
一応健康で、特に問題もなく、親に孝行したり、少しは人のお役に立つこともできる毎日を 天に感謝!
五千余の人生あがなう道何処 これは、アメリカのテロのことを詠んだつもり・・・
あの瓦礫の下にうずもれた5000人からの尊い命を、どうやって償うというのか?
そんな道はあるのか、あるとすればどこに・・・
あの何処にあるの天国は 前の句を受けて、犠牲者たちの魂は絶対に天国へ行ってるだろう。
でも、まだまだ生きるはずだった人たちが行くには、あまりに遠いところ・・・どうして・・・と、感慨無量!
を見上げて思うの果て 水の果てとは、「はるか東のアメリカ」のつもり。
これも、テロのことが気になって、ついつい「海の向こう」に気がいってしまうという気持ち。
友人がニュージャージー州に住んでいて、自宅の窓から煙が見えたり風向きによっては、匂いも漂ってくるといいます。
シリコンバレーに住む友人は、お母さんの法事に出席するはずだったのに空港閉鎖で帰国できなかったとか・・・




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