herz   高校生モード無軌道烈伝   herz


カラオケから、ホスト夫妻の家に移動するとなって、はたとなる!

車で来た一人、ホスト夫妻、近所に住んでる仲間二人、もう一人の神奈川組、そしてわたしをいれると、何と7人ではないか。
どうやっていくの?
雨が降ってるからタクシーはなかなか捕まらない。歩いていけない。

運転手以外は、相当お酒が入っているからみんな気が大きいというか、切れてるというか、完全に大人モードから外れている。
普段は常識的な行動をする人たちが、目をきらきらさせて完全に高校生モードだ!
しかも、運転手はお酒こそ飲まないが、乗りのいい人だから、周りの雰囲気に染まりハイになっている。

だれいうともなく、いっちゃえ!いっちゃえ! ということになる・・・

とっぷり暮れて薄暗い、カラオケの前の駐車場で、荷物をトランクに押し込み、全員ぎゅうぎゅう詰めに乗り込む。
大きな外車だったからよかったが、それでも7人はちと多かった。
助手席に女性二人が乗り、後ろに男女四人。かなり苦しかった(^ ^;)
体重の重い人、軽い人入り交じっていたから積載重量はクリアしていたかな・・・m(_ _:)m
ちょっと怪しい!

ここで事故でも起こしたら、新聞種になること請け合いだ。他に特種がなかったら、一面にでかでかと

  「クラス会帰り、無軌道中年の死のドライブ」

とかなんとか・・・  目に浮かぶよう(^ ^;)

とにかく、運転手は安全運転一筋・・・
客(!)はひたすら、身を縮めて緊張しながらのドライブ。
こんなことしていいの?といいながらも、しっかりつかまっている!
対向車が来ると、余分な約2名が(誰が余分かは知らないが・・・)
ガバッと身を伏せて、頭を隠す。そのこころは、まぶしいからか、後ろめたいからか・・・
すれ違った車の中からは、絶対に見えていたと思うけれど・・・

ハイウェイ
わいわい、きゃーきゃー言いながらも、ほんの数分で無事到着。
なんと長く感じた数分か・・・!

このメンバーの中の一人が、十人乗った記録を持っているとか言ってたが、いったいどうやって乗ったんだろう!

”この真似は絶対にしてはいけません!”


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