[石楯尾神社・] :いわだてお、


石楯尾・神門 住所:神奈川県津久井郡藤野町名倉
祭神:石楯尾大神、
本殿:神明、
千木:外(7)。 神紋:輪宝(6)、巴。

場所:pk有り。

由緒,伝承:
古くから甲・相2州にわたり崇敬され、応神天皇の臨幸あったと伝えられ、文徳55天安1(857)に従五位。安徳天皇の時(1182)、藤原左府広信が勅宣をもって再興したと言われる。
後柏原・文亀3(1503)に二条関白下16世後胤監物大夫陽近が勅使として、本殿、拝殿、幣殿、玉籬、二点天堂、仁王門、隋神門、表僧坊16院、末社7ヵ所造り終えたと伝えられている。文亀3年の棟札に依れば、あわせて25ヶ村の総社であったことが分る。現在の拝殿は享保9(1724)の再建という。(神奈川の神社ガイドブック)

社:八幡神社、大国社、浅間、日月両宮(和智ノ子・氏神)、榛名、住吉、天満、疱瘡、稲荷、藏祖(どうそ)、春日、御嶽、

石楯尾・拝殿 石楯尾・社殿

神奈川県松田町にある相模式内・寒田神社のほぼ真北20kmほどの位置。富士吉田市から流れる桂川が相模湖に入る辺りの南岸・崖上にあり西はすぐ甲斐の国。桂川は相模湖からは相模川と名を変え太平洋に注ぐ。
古くからの磐座信仰の名残りがあり境内に“昔、富士神界中心地のなごり”の表示が有る。奥津磐座として神社東の小山のエボシ岩がある。また隣接して野浜山金輪寺跡がある。

相模式内・石楯尾神社は、いくつか候補が有りこの藤野町に2社、相模川に沿って藤沢市まで6社ほどある。