[小野神社] :おの、閑香大明神(かんか)。


小野・拝殿 住所:厚木市小野428。
祭神:日本武尊、下春命。
本殿:神明平入、東南向
千木:内削(9)。 神紋:巴。

場所:小田急本厚木駅よりバス森の里行・小野宮前下車。pk可能。

由緒,伝承:「式内社」
古く小野の里といわれ、和名抄では愛甲郡・玉川郷でその中心地であった。
社伝では、元正44霊亀2(716)僧行基が薬師如来の像を彫り奉安したという。
(1149)領主・大江広元、(1591)小野篁を祖とする横山党の一族・愛甲三郎季隆などが社殿を再興している。

江戸時代現在の地に移る前は、数百m背面の小高い「神の山」にあったと云い、この近くを古代の官道「東海道」が通っていたという。閑香(あいこう)明神社、閑香(かんか)大明神と呼ばれていたが明治6年、小野神社となる。祭神は日本武尊となっているが江戸期までは閑香明神である。

例祭(4/21)


小野・鳥居・境内 小野・境内社
境内社:鞘堂の中に小さな木製の社がある、左より八坂,春日、淡島、阿羅波婆枳(あらはばき),日枝、古登比羅、稲荷の神社と並び、阿羅波婆枳が中央に配置され一番大きい。

拝殿に閑香大明神の額、神社裏北方に七沢岳が見える。西南の小山山頂には子守社があり、ここからは大山が見える。