［高森神社］　：たかもり、高部屋神社。 住所：伊勢原市高森５２７。 祭神：味耜高日子根命・あじすきたかひこね、 本殿：平入、南向 千木：外削。　神紋：巴 場所：小田急愛甲石田駅より歩。国道２４６から東名高速の下をくぐり高森道了尊の前を西へ入る、ｐｋ有り。 由緒,伝承：日本に水稲文化を広めたカモ族の味耜高日子根を祀る数少ない社、大和朝廷が開発を始めた頃に当地に勧請したのではないかという。 近くには、南東に三浦一族・石田為久の居城跡、横山党・愛甲三郎秀隆の居城跡があり、北には小野神社がある。三浦半島の三浦氏と八王子に本拠を置く横山党は姻戚関係で強く結ばれともに八幡神を信仰していた、高森神社はこの頃から八幡を称したのではないかと思われる。

境内の嘉永３(1850)の石碑には延喜式内社高部屋神社とあり、明治６年９／６の剣札には、相模国大住郡高森村鎮守延喜式高部屋神社、朝命により社号を高森神社と称えるとある。 （神奈川の神社ガイドブック）