[高部屋神社] :たかべや、


住所:伊勢原市高森527。
祭神:神倭伊波礼彦命(神武天皇)、誉田別命。
本殿:平入、5殿相殿、東南向
千木:外削。 神紋:巴

場所:小田急伊勢原駅より愛甲石田駅行きで粟窪入口下車歩5分、pk裏へ小型のみ。

由緒,伝承:「式内社」
住吉神が大磯に上陸しこの地に鎮座したとの伝承がある。
左大臣・藤原冬嗣の末裔相模守藤原如丘の子・元方は任期を終えた後当地に土着し糟谷太郎を名乗り、高部屋神社を守護として糟谷城を築く、その子・糟谷藤太有季は源頼朝と頼家に仕えた。

正保4(1647)に再建の本殿は関東大震災で倒れたが昭和4年に柱と彫刻部分をそのまま生かしてさいけんされた。拝殿・幣殿は慶応1(1865)の建立。



拝殿 本殿
9/15「例祭・塩汲み神事」住吉神が大磯より上陸したとの神話にちなみ、当日大磯の浜から海水を汲み、浜砂とともに持ちかえった神馬藻(ホンダワラ)を拝殿と鳥居の注連縄に下げ、海水は鎮火水として神前に供え、浜砂は参道のお清めに使われる。