[林 神社] :はやし、
林神社  境内より北方向
住所:厚木市林3丁目7(厚木市林489)
祭神:武甕槌大神、大山祗大神、中筒男大神。
本殿: 、東向。 千木:  。 神紋:巴、
場所:本厚木ゴルフ場の東700m、pk可能。

由緒,伝承:
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元は愛甲神社三柱大明神、天正19(1591)社領1石5斗の朱印。新編相模風土記に「鹿島三島住吉合社村の鎮守とす例祭9/29社地を東林山と号す松杉繁茂し老楠?樹1株を神木とす囲1丈8尺景行の25年武内宿祢の勧請なりと云う延享中記せりしものに景行帝25年秋7月武内宿祢北陸東方諸国の地形を定むる時相模国は東の境たるによりて東夷守護のため東林山に此神を祭る世々愛甲神社と号す天正3の棟札ありしが失いてその写しを蔵す合奉再造三所大明神社天正3乙亥3/11と記し背に大工鍛治等の名を残す又同年古神殿の柱に書付ありしと云ふ写しあり日檀那相州住森庄林之郷井上之苗裔・・」
−−−神奈川県神社史抜粋

・境内:蚕影神社,御嶽神社,稲荷神社,疱瘡神社。
・10/5、林人形座(国指定文化財)

 
 相模川の支流である小鮎川と恩曽川に挟まれた段丘にあり、相模、荻野の中州、古墳密集地の妻田を一望できる台地東端に位置する。社殿は急峻な参道階段の上にあり、小山を切り掘りこんだ場所にある。西方は王子の地名で福伝寺、王子神社などがる。
林神社という名は奈良のお菓子に由縁の社、北陸の道臣を祀る社などあるが、あまり聞かない。この厚木の林は林之郷からの名であろうが三柱から元の林に戻ったのかも知れない。
武内宿祢と林というと蘇我氏と関係があるのではと思ったりするが、今のところ資料にはあたっていない。社のある台地上に広がる古墳、境内からの景色などからすると社殿は古墳の一部を整地して建てられたように思うのだが、。

('05.8up、画像'02.9)


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