* 人物考察 *
ファレナ王家 親族 |
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サイアリーズ・ファレナス
25歳 / ソルファレナ出身
武器:日輪圏 固定紋章なし
・昔ギゼル・ゴドウィンと婚約。(15-17歳)
・アルシュタートが女王に即位の際、婚約を解消。 ( * 設定資料集)
・継承権を放棄し、生涯結婚をしない誓いを立てている。 ( * 設定資料集)
・女王に代わってナマの世情を見聞きするという役目。女王は大事なことは必ずサイアリーズに相談していた。
・朝に弱いが低血圧というわけではない。
……………
ファレナ王族らしく、元々の髪の色は銀色。
リオンが知らなかったと言うことは、彼女が引き取られる前後に染めはじめたと思われます。ちょうど婚約を解消した時期ですね。
母親が微妙な人だったので、姉のアルシュタートが母親代わりでした。ちなみに年の差は9歳。
彼女が9歳の時に姉が結婚して、フェリドが義兄になったのですが、その頃のサイアリーズはリム並みに姉にべったりだたったとか。そこにフェリドが加わって、父親代わりをした可能性もあるかも、なんて考えるとちょっと楽しいです。
11歳の時甥の王子が生まれ、14歳の時に母親が女王に即位。
同時に親の都合でギゼルと婚約。
ギゼルとは、アルの闘神祭に同行した折には必ず会っていた筈ですし、リムがユーラムのことを宮中の晩餐会で見かけたことがあると言っていたように、その前から面識はあったのかもしれません。
利害関係で決まった婚約のわりには仲は良好。婚約解消後も折につけギゼルはサイアリーズを意識した言動をとっていますし、サイアリーズもギゼルを理解している感が見える言動をしています。多分本当に婚約中は仲が良かったんでしょうな。
基本的に両親から省みられることがなく、ほのぼのと幸せそうな姉夫婦が傍にいたりしたこともあり、自分の家族は欲しかったんじゃないかなと思ってみたり。婚約中にリムが生まれているので、自分も同じようなギゼルとの未来を思い描いたこともあると思います。
婚約を解消したのは継承権の争いを防ぐ為とのことでしたが、本質的なところでは自分の結婚でゴドウィンの発言力が増し、貴族間の争いが激化するのを防ぐ為だったのではないかと。それが後々の彼女の行動の大元にになったのかもしれません。
禍根とならないように己の婚約を解消し、王族の印のような銀髪を染めて生きてきた彼女ですが、けして自分のことを不幸だとは思ってなかったと思います。
基本的にリム並みにお姉さんラブラブだったらしいので、リムは昔の自分のようでさして可愛いとは思わなかったかも。むしろ姉にそっくりで、自分のように王族扱いされない王子はすごく可愛かったんじゃないかなと思います。
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ハスワール・ファレナス
38歳 / ソルファレナ出身
・もともとは第一位王位継承者の娘、つまり本来ならば女王だった。
・聖地ルナスの斎主。
・父親はマルスカール・ゴドウィンの仲の良い従兄弟。つまりギゼルとははとこの関係。
・子供や小さくて可愛いものが好き。
・後に結婚。
……………
女王家直系で本来ならば女王になるはずだった人。
従姉妹のアルシュタートが先に闘神祭を行なうことを祖母である先々代の女王が許したと言うことは、ハスワールが斎主になりたいと早くから明言していたのか、それとも見切りをつけられたのか、微妙なところです。おっとりとした人なので、女王にならなくてすんだことは本人にとって幸いだったかも。
血筋的にはゴドウィン系列。ギゼルとははとこです。子供好きで、ギゼルとは15歳も歳が離れているので、小さい時はかなり可愛がっていた可能性もありますね。ギゼルちゃん呼ばわりしてぎゅーぎゅー抱きしめてる図とか想像すると笑えます。
先代即位で母親が粛清された時、一緒に殺されなかったのは不思議ですが、もしかしたらマルスカールの働きかけがあったのかも。とりあえず仲の良かった従兄弟の遺児ですし。そんなゴタゴタの割には従姉妹のアルシュタートやサイアリーズとは本当に仲が良さそうです。一体誰の教育の成果なんでしょうね。
後に結婚とのことだったのですが、個人的に相手はクレイグ団長とかだったら面白いなと思ってみたり。彼も退団したので、第二の人生を楽しむのもいいのでは?
イサトは幼馴染が許さないと思います(笑)
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スカルド・イーガン
61歳 / 群島諸国出身
・群島諸国連合艦隊旗艦「リノ・エン・クルデス」提督。
・群島の守護神、海の魔物等の呼び名あり。
・子供は8人。それぞれ軍人、探検家、海運業者などをしている。
・末娘のベルナディットは副長を務めている。
・フェリドの父親。( * キャラブック)
・身長183cm。 ( * 設定資料集)
……………
フェリドの父親ということは、昔のフェリドの名前はフェリド・イーガンだったということですね。
傭兵まがいのことをしていた期間があり、出自不詳で婿になったということは、スカルドの息子として周囲から認知されない程度に疎遠だったということなのか、それとも伝達手段が発達してない世界なので、ファレナ側に伝わっていないかですね。もっとも、優勝した時点で貴族達は出自などを調べようとしたはずなので、ばれない程度に疎遠だったのかも、(女王家から緘口令が敷かれたとも考えられますがこの線は微妙だな・・・)
アルシュタートが即位した時、主人公は6歳くらい。主人公の記憶のないところで、即位の儀式に参列する為にやってきたスカルドと女王一家の交流があったかもしれません。太陽宮が落ちて王族が殺された報を聞いたときは辛かっただろうなぁ。
あのフェリドの父親なので、家族は大事にしていただろうなという印象。娘も孫も、可愛くてたまらないのではないかなと思います。孫達のために遠方からいろいろ支援してくれる良いおじいちゃんです。
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ベルナディット・イーガン
20歳 / 群島諸国出身
武器:キリ 固定紋章なし
・群島諸国連合艦隊旗艦「リノ・エン・クルデス」副長。
・フェリドの妹。( * キャラブック)
・身長160cm。 ( * 設定資料集)
・甘いものが大好きで、ミアキスと仲が良い。
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末娘のベルナディットと長兄(と思われる)フェリドは16歳、年齢が離れています。
フェリドが結婚した時はベルナディットは4歳。それは顔も覚えていないでしょうな。
群島諸国にいるとどうしてもスカルドの娘として扱われるということは、フェリドも同じようになるのが嫌でさっさと独り立ちした可能性大ですね。
甘いものが大好きでミアキスとお菓子を山盛りにして食べているそうですが、本人の知らないところで実は姪の護衛と仲良くなっていたというのが面白いです。雰囲気とか相性とかあるのかもしれません。
甘いものといえばゲオルグですが、亡き親友の妹ということで気にかけていた部分もあったかも。
この二人が向かい合ってチーズケーキを食べている図を想像すると、笑っていいのか泣いていいのか複雑です・・・。
ところで彼女が姪甥との血縁関係を知る日はあるんでしょうか。気になるところです。
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