市街地を抜けて坂道を上ると、クフ王のピラミッドが突然眼前に現れる。
“砂漠の彼方に
ピラミッドが浮かぶ”イメージが見事に裏切られました。開発がピラミッドの足元まで押し寄せています。
それにしても、こんな巨大な建造物が約4500年も昔に造られた現実に驚かされました。
最近のコンパクトカメラの焦点距離は広角側が38mmになっているのが殆どなので、ファインダーに入りきれません。
デジタルカメラ或いはAPSカメラも、35mmカメラ換算で広角28mmが、エジプトの巨大遺跡撮影では必要です。

左から、クフ王(建造当時の高さ146m、現在は137m)
カフラー王(高さ136.4m)、メンカフラー王(高さ66m)
の各ピラミッド。この日は朝モヤに霞んでいました。
カフラー王のピラミッド
建造時は大理石で表面が覆われていた名残りが
頂上部分に残っています。
クフ王のピラミッド
表面は石が階段状になっているので、登れそうですが登頂は禁止されているそうです。
けれども山好きにとっては登頂意欲がそそられます。
ラクダが立ち上がる時に振落されそうで怖い。
ラクダ曳きのバクシーシ(チップ)攻勢に
辟易させられます。これもエジプトの産業の
ひとつと思って多少は寛大に対処しましょう。
カフラー王の肖像といわれるスフィンクス
スフィンクスとピラミッド
左の写真のバックは、クフ王のピラミッド。右はカフラー王のピラミッド。
太陽の船博物館
内部の写真撮影には10LE取られますが、
狭いので船の全景はファインダーに収りません。
明るく屈託ない子供達

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