時代を感じさせる、バルブ式のフラッシュです。 アクセサリーシューのないローライ本体にどう取り付けるかというと、ビューレンズのバヨネットを利用します。レンズの入っていないフィルターフードのような部分を、正にフィルターと同じように、ビューレンズ枠に取り付けるわけです。 そしてその先に、このかなり大柄なフラッシュ本体部分が付いている、ということになります。 下の写真のように、決してコンパクトと言うわけではない2.8Fに装着しても、かなりの存在感であります。フラッシュ部の大きさもさることながら、本体自体のホールド感も、大きく損ないます。手持ち撮影では、「左肩上がり(?)」の写真になりやすくなるのでは、と思います。はっきり言って、あまりバランスは良くありません。実は、下の写真は本体を寝かせて撮っています。普通に立てて置こうとすると、あっさり倒れるからです。(爆) かの古典映画のように、これにピストルグリップを付け、パパラッチを気取って街のスナップを毎日撮り続けたならば、「アームレスリング世界選手権」に挑戦できるかも?であります。(笑) フラッシュバルブを1発焚くごとに捨てる、というのも、あまり「地球に優しい」感じではありません。 しかしながら、「パシッ」と撮影した後、リリースボタンを押して、正に映画のごとく、バルブを「カッコロンッ」と地面に落とすと、思わず「ニヤリ」としてしまったりします。(笑) あ!もし使うことがあったら、ちゃんと後始末はしましょう。 |
この角度で見ると、カブトガニのようにも…
どうです、この存在感!(笑)
(因みに実際の使用時には、
コードを接点につなぎます)