2003年6月30日


 内田麟太郎健康管理局長官ムジナの命令により、奥多摩むかし道を3時間ほど歩いてきました。いうまでもなく「こうでもしないことには、おまえは休まん」という、長官の監視付であります。旧街道でお会いしたのは、アオダイショウお二人とヤマカガシお二人でした。
 お昼は、だれも通らないつり橋の真ん中に、のほほ〜んと胡座をかいて。川のせせらぎ、渓谷を渡る風、木々のそよぎ、鳥のさえずりを聴きながら、おにぎり。それからながながと体をのばし、つり橋で寝ていましたら、思わず「極楽じゃのう」とつぶやいておりました。まるで爺さんです。

 沢田としきさんからお手紙をいただきました。その便箋の一枚に描いてあったハーモニカ。うーん、絵描きさんはすごいですねえ。

2003年6月29日

 季刊『この本読んで!』に連載中の「麟のひとりごと」を書いていました。主役は『たぬきのおつきみ』の山本孝さん。題は「白鳥はかなしからずや」。悲しいでしょうね。相手が狸では‥‥。

 というのも、8月に伊勢英子さんの絵で恋の絵本『はくちょう』(講談社)が、9月に山本さんの絵で、ご陽気な『たぬきのおつきみ』 (岩崎書店)が出るからです。でもねえ、狸だって恋をすればしみじみと詠うとおもいますよ。

 白鳥はしるやしらずやどん腹のせつなき恋のぽんぽこぽん                                                                 
                                                                                                 狸小路清彦

2003年6月28日

 ひたすらひたすら礼状を書いて、ガォーっと昼寝して、ひたすらひたすら礼状を書いて、絵本文章も推敲して‥‥、ガォーっと夕方寝して。アホであります。

  夕風やふと目を開けし土左衛門   呆哉

2003年6月27日

 市ヶ谷の偕成社に寄り『ありがとうともだち』にサインして、ぶらぶら鰻坂を上りながら神楽坂へ。途中に塀も見事な、いい家がありましたので、ぼーと見とれながら歩いていましたら、門のそばに仮設交番が。警備のおまわりさんに「どなたのお家ですか」と訊ねましたら、「最高裁判所長官」とのことでした。官舎でしょうか。

 神楽坂の日本児童文学者協会で著作権部会をシテキマシタ。

2003年6月26日

 すずき出版の井上智絵さんから「畑中純さんが『ぽんぽん』の絵(版画)を描いてくださいます」と電話をいただきました。あの『まんだらやの良太』の畑中さんです。文章は擬音.だけ。登場するはタヌキ。ともかくともかくとぼけています。

 童話『ふしぎの森のヤーヤー』を推敲し、夕方、金の星社へ送信しました。プリンターが不調で印刷できなかったのであります。

 子ダヌキとお好み焼き屋へ。はじめて、もんじゃ焼を頼むも、一口で降参しておりました。下町っ子ではありません。

2003年6月25日

 午前中は立川で文溪堂の大場裕理さんと、「ワニぼう」シリーズ第3作の打ち合わせをしておりました。そのあと、高校時代の友人井形泰幸さんの篆刻を、国分寺・司画廊で見ました。第3回コニカ友の会美術展です。

 帰宅すると電車の中で浮かんだアイデアを、忘れぬうちにとパソコンに入れました。11場面です。『ワニぼうと おばけちゃん』。肩の力が抜けているところが気に入っています。

 山本孝さんから電話。「ゴジラの屁って、嗅いだことありますか?」。変な人です。

2003年6月24日

 雨の多摩川(土手)を散歩しているのは、わたくしだけでした。(粋狂よのぉ)とつぶやき川原を見ると‥‥。釣り人が二人。こちらは釣果があるまでずっと濡れておられるみたいでした。

 昨日に続き童話「ふしぎの森のヤーヤー」の推敲を。

 イーエスブックの絵本ランク・トップに再び『ありがとうともだち』が。こちらは酔狂。屁のごとしです。

 極秘情報。長野ヒデ子さんが季刊『この本読んで!』のインタビューを受けられたみたいです。長谷川義史さんも。

 絵本ワニぼうのかいすいよく』は7月1日発売です。

    ワニぼうシリーズ第二作 絵・高畠純 文溪堂・1300円+税

2003年6月23日

 二日酔いの残響でしょうか。もうひとつ頭の芯がはっきりしない状態で、童話『ふしぎの森のヤーヤー』を推敲していました。

 文溪堂の大場裕理さんより電話が。絵本『ワニぼうのかいすいよく』(絵・高畠純)の見本刷りができたそうです。ということは7月初旬発売でしょう。「いいですよ〜」だそうです。

 ふと、思ったのですが、河童の絵を描かれる方はヘンですね。わたくしの大好きな河童の画家・小川芋銭さんも、画壇の傍流で‥‥。そして水木しげるさん、竹内通雅さん、山本孝さん。あふれる才能は河童に魅かれる(引かれる?)のでしょうか。

2003年6月22日

 まあ、早い話が、二日酔いですよ。

2003年6月21日

 特急あずさ号で塩尻へ。市民タイムスホールで絵本の話をしました。主催は旧知のななかまどのみなさんです。立ち見も出る大盛況?主催者によれば、予想を超え若い女性!がどっととのことでした。また、みなさんにはよく笑っていただき、本屋さんも喜んでいただけたようで、一安心しています。夜は楽しき交流会。ビールを久々に頂きました。馬のステーキーがやわらかくておいしかったこと。長野行きの楽しみがひとつ増えました。馬さん、ゴメン。
 ななかまどのみなさんの陽気なチームワークに、元気な会には、かならず大姉御!や女親分!がおられるなあと、あらためて感慨を深くしました。それでいてなごやかなのです。
 で、また食い物の話に戻りますが、お昼は、わさびそばをご馳走になりました。塩尻はそばどころ信濃の国です。

                         
   イラクのウラン、嘘だったんだって。ちーとも、しらなんだ。ブッシュ

2003年6月20日

 アートスペース(中央区京橋)伊藤秀男さんの南島風景(25日まで)を観ました。伊藤さんの南島はいいですねえ。風も光も犬も人ものどかに歩いています。そうです。風も光も。その足で八重洲ブックセンターの絵本のコーナーへ。紙粘土でこしらえたわれらが浮き輪キツネくんがPOPになっていました。売り場主任さんに感謝です。ブリジストン美術館で「怖い、怖い、こわい」展。東京ステーションギャラリーでバリ島絵画「イ・クトゥット・ブディアナ」展を観て、新宿駅山手線ホームへ。ホームで講談社の塩見亮さんから『はくちょう』のテスト稿をいただきました。そのあと詩誌「騒」の同人会。二次会は、明日の塩尻行きを考えてウーロン茶を。三次会もジュース。

2003年6月19日

 金の星社から出る童話『ふしぎの森のヤーヤー』の改稿作業をしていました。室温27.5℃。多摩川のウナギは涼しいんでしょうね。

 愛知県豊田市立中央図書館で11月15日に講演をします。降矢ななさんの原画展もあります。というよりも原画展に合わせた企画です。「いいなあ、豊田市は」という声が聞こえてきそうです。

 夕方、マンガ『ドカベン』を買った子ダヌキと、お好み焼き屋へ。
 すずき出版から『たかーい たかーい』(絵・本信公久)の4刷が届きました。

2003年6月18日

 塾の日でした。つまり‥‥へとへとであります。掲示板へ『ありがとうともだち』のご感想を下さった、坂本佳哉子さんや、あやこさんに励まされています。でも、やっぱり、横になろうっと。


  ありがとうともだち (絵・降矢なな・偕成社) ただいま刷中!


2003年6月17日

 雨。多摩川はヨシキリがしきりに鳴いていました。恋の季節のようです。「五月、生命の季節。六月、生命の季節。がんばれ、がんばれ」となぜか応援していました。ウグイスもお上手に。

 娘への手紙に「こんな夫婦が理想だ」と篠田正浩・岩下志摩夫妻の写真を同封したとのたまわっていた松坂慶子さんのオヤジに「とんでもないオヤジだ」と、わたくしは怒っていました。朝、テレビで芸能情報を見ながら。よけいなお世話じゃないでしょうかねえ。大人の娘へ。
 これも、そうか。

 てなわけで、本日はまとまりのないものをやっておったようです。

大牟田の夏祭り大蛇山今年の日程

2003年6月16日

 朝、多摩川の土手を散歩していましたら、指の爪ほどの小ガエルが‥‥一ぴき。感動しました。ああ、少年の日、です。いいえ、高校に通う道にも、雨が降ると、うれしそうに無数の小ガエルたちが。やはりいまごろに。

 『ありがとうともだち』の発送作業をしていました。初刷りがたちまち品切れで、書籍封筒に入れたのは2刷版。うれしいです。

 塾の宿題が解けずに、ここ数日、悶々としていましたが、つい先ほどあっけないほどにすらすらと。悶々快々。おならのしぼりかすでしょうか。

 帰宅したら編集者の小柏さんからメールが。『ありがとうともだち』が3刷りになるそうです。う〜ん、オソロシイ。

2003年6月15日

 ぽ〜

                         

2003年6月14日

 群馬県沼田市で絵本の話をしてきました。主催は絵本の部屋。いつものように内容のない笑い話でしたが、みなさんがよく笑ってくださったので「喜んでくださったみたいだなあ」と誤解させていただいています。同行者は?作家の岩崎京子さんと教育画劇の編集者徳永真紀さんでした。岩崎さんを尊敬しているわたくしとしては、やや緊張させられる紅宴でしたが、そこはそこマジメになったらウチダさんではありません。断固として軽さを貫いてまいりました。
 それにしても、地方で、このような運動を地道に積み重ねておられる大関育代さんたちに、胸打たれました。受付や本の販売をしててくださったスタッフのみなさんと、食事もしないであわただしく帰ってきたことに、すまない気持ちで一杯です。みなさんありがとうございました。会場では小野さんのお嬢さんとツーショットを。

 『ありがとうともだち』がイーエスブック・絵本ランキングのトップに。そればかりか上位50位に内田さんのものが8冊も入っていました。どうせ一日天下でしょうが‥‥。感謝しています。誰に? あなただけに! 追記(15日)一日天下でした。明智光秀はエライ!三日もだもの。

2003年6月13日

 疲労の蓄積なのか、蓄積された疲労なのか。散歩をしていてもなんとなくだるく、明日のこと(沼田行)を考え昼寝ならぬ午前寝をしました。一時間ほどです。
 目が覚めてガーガーと部屋掃除。それからこにょこにょ。そこへ遠方までわざわざ来てくださった金の星社の阿部文さんと、童話『ふしぎの森のヤー・ヤー』の打合せをしました。懇切で具体的なアドバイスに感心しました。第三者の目というものは勉強になります。

 岩崎書店からメール。「妖怪」は大変面白かったとのこと。ほっとしています。

2003年6月12日

 夕方まで『ありがとうともだち』にサインして、子ダヌキのところへ。マンガ「ドカベン」の続きを買って、お好み焼屋へ行きました。子ダヌキの注文は納豆大ネギでした。かんぴょう巻き好みといい、いささか古風な舌であります。
  サイン本の半分は7月から東京池袋リブロ書店で始まる『ありがとうともだち』の原画展と併せて販売されます。といっても数に限りがありますので‥‥。

 掲示板へいただいた『ありがとうともだち』のご感想です。

   もとたくママさん 
「ありがとう ともだち」早速買いました。
読み聞かせ仲間は、「読み聞かせにはつかえない…。」などと言っておりましたが、そーんなこといいじゃん…と買って帰りました。思ったとおり二人の息子は大喜びで見入っておりました。自分だけが秘密を発見したかのように、細かい絵を見ては、ぐふぐふと笑っておりました。
前5冊のように毎晩とっかえひっかえ「よんでー」と持ってくることでしょう。しばらくは、毎晩はまりそうです。

PS. ダンナが柳川の出身なので、「わらうだいじゃま」を読んでもらうとすっごくピッタリでオカシイです。

みつるさん

りん太郎という名前に引かれて買ったのですが、いっぺんに内田麟太郎ファンになりました。

2003年6月11日

 偕成社の小柏香さんより、韓国版『あしたもともだち』が届きました。『くるかなともだち』はやや失敗しておりましたが、今度はまあまあのようです。お約束している人もあり追加注文しました。かなり高いんですよね。たぶん、航空便ですから。

      韓国版「あしたもともだち」     

2003年6月10日

 岩崎書店の島岡理恵子さんから、絵本『たぬきのおつきみ』の原画コピーが届きました。山本孝さんの絵は世間をアッといわせたあの『十二支のおはなし』を上回る力作です。懐かしい日本─それはたくましくおおらかな日本でした。いま、くたびれている日本に、秋祭りの太鼓を、いいえ、われらが友狸殿が笑いを微笑みを届けてくれます。9月1日をお待ちください。同書店の「妖怪」を推敲していました。

 この日、ADSL不調。で、この日記は11日に書いています。
 掲示板へ届いた『ありがとうともだち』のご感想を紹介します。

   ありんこさん 

 今回もやっぱり二人がなんだかなつかしく羨ましかったです。ほんとこの二人に出会えて良かったぁ。ありがとうです。

よもさん

 読ませていただきました。ありがたやありがたや。私もこころも釣られちゃいました。ああもう仕事が手につかないです。早く子供にも読ませた〜い。

2003年6月9日

 昨日、今日と同窓会でした。福岡県立大牟田北高等学校11回生。大牟田をはじめ、はるばる鹿児島や大阪からも“どっ”とやってきた友などで71名でした。テーブルの席は籤でした。あこがれのマドンナMさんとおなじテーブルになりました。Eさんが「麟太郎さん、願いが通じてよかったわね」と笑ってくれました。わたくしがMさんに「カラオケ、歌って」と頼んだら「へたやから、いやや」とおっしゃられましたが、上手に歌っておられました。たぶん、私たちはもうおじいさんとおばあさんの入り口に立っているのかもしれません(もしかしたら、ダーと一気に通過中かな?)。それでもであります。慕情は断固として永遠に慕情なのです。Mさん、お元気で。

 今日は鎌倉の大仏や港の見える公園をMさんと、その他大勢で歩きました。ややへとへとなので掲示板の紹介は明日にします。気になる方は掲示板へもどうぞ。

2003年6月7日

 昨日書いた岩崎書店の妖怪ものを推敲していました。明日、明後日と、高校の同窓会なので頭を冷やすにはいい時間でしょう(夏の鎌倉を歩いても頭は冷えるのかな?)。で、また明々後日に冷えた頭で推敲する「予定」です。

2003年6月6日

 ムジナは尾瀬にお遊びに。じいさんはお部屋でお仕事を。岩崎書店の妖怪を書いていました。8枚と短いものですが、それでもねえ。

 スロヴァキアの降矢ななさんから、絵本『ありがとうともだち』が、初日からがんがんぶっ飛ばしていることに、感嘆符いっぱいの驚きと喜びのメールがとどきました。あたしもうれしい!!!!!
  群馬県沼田市へサイン本の第一便を。二便は明日出ます。

  埼玉のジンタさんからも掲示板へ『ありがとうともだち』のご感想を頂きました。紹介します。 

昨日読みました!いやーよかった…。もうこれがあれば飯が何杯でも食えるって感じです。ほんと助かっちゃいましたー。

2003年6月5日

 「サンタさん ありがとう」の改稿作業をしました。

 そのあと子ダヌキと本屋へ。マンガ『ドカベン』を買っておられました。話は戻りますが、その前に、部屋でうとうとしていましたら、子ダヌキが枕もとでさかんに「ファールボール、ファールボール」とくりかえしていました。手作りの野球ゲームです。わたくしはまどろみながらも、少年の声に「いいなあ、いいなあ」とくり返していました。死ぬときにこの声で「ファールボール」といってもらえたら、やすらかに微笑みながら死ねそうでした。ファールボール。運動神経の鈍いわたくしは、ボールがバットに当たってくれただけでも飛び上がるほどうれしかったものです。「おれの人生がファールボールばかりでもいいなあ」となぜか笑っていました。
 あっ!また、若い女性ファンをなくした!

 ゆきさんから掲示板へうれしい書き込みがありました。『ありがとう ともだちの』のご感想です。紹介します。
「今までのなかで一番おもしろかった〜!」と親子で大満足!!隠れファンの父親は、きっとオオカミさんの気持ちが痛いほどわかると思います。
また、テーブルにそっと置いておきましょう・・・。ふふふ・・・。

 金の星社の阿部文(ふみし)さんよりメールを頂きました。「『ふしぎの森のヤーヤー』の出版が正式に決まりました」と。ひさびさの童話なのでとてもよろこんでいます。

2003年6月4日

 昨夜は夜遅くまで伊勢英子さんの絵がどんなにすばらしかったか、ムジナに熱弁をふるっていました。(ああ、いかん。早く寝ないと明日は塾なのに、と思いながらも)。そのせいでしょうか夜中にぶつぶついっていたそうです(小言ではありません。嬉しさに沸騰した脳の活動であります)。てなわけで、やや睡眠不足の脳を蜂蜜入り紅茶で騙しながら、予習をして塾へ。

 そこへ、なんと! 昨日、発売したばかりの『ありがとうともだち』の大増刷の知らせを、編集者小柏香さんからいただきました。メールの見出しは「びっくり報告」です。読者のみなさん、ありがとうございます。

2003年6月3日

 午前中は子ダヌキの運動会に。午後から都内へ出かけました。まず紀伊国屋書店新宿南口店へ。今日、発売の『ありがとうともだち』の確認です。一等地で平積みになっておりました。ほっ。
 つづいて有楽町の出光美術館へ。京の茶陶展で仁清と乾山をたっぷりと見せていただきました。特別展示の酒井抱一の「十二ヵ月花鳥図貼付屏風」のその巧さにはただただ驚嘆です。そしてその巧さもさることながら、そのデザイン性がまた見事でした。日本の画のデザイン性はわたくしの宿題になりそうです。

 音羽町の講談社へ。伊勢英子さんの『はくちょう』(仮題「白鳥})の絵が完成しました。京都からはるばる来て下さった日本写真印刷の3人の方、編集部のみなさん、そして伊勢さんとわたくしの10人です。並べられた伊勢さんの絵に、わたくしは厳粛な気持ちで立ちつくしていました。いや、慙愧の念といったら大げさでしょうか。「おれの文は、伊勢さんが絵を描かれたひたむきさにくらべたら」と自責の念にいっぱいになっていました。それほど見事な絵でした。わが本でもあるので、なかなかにいいにくのですが、これはいい絵本になります。そう約束されている絵本です。あえて断言するのは、わたくしから伊勢さんへの肥後銘菓いきなり団子であります。本日はいささかマジメな内田さんでした。
 で、そのあとは編集者の塩見亮さんと、伊勢さんと、私で、おいしいお鮨を頂きました。三人とも「いい、お顔」で。『はくちょう』の発売は8月初旬です。


ありがとうともだち (絵・降矢なな・偕成社) ただいま増刷中!


2003年6月2日

 地獄よりの使者、こと中川華さんと立川でお会いしました。『こどもちゃれんじ』(ベネッセ)の打合せです。作品のご依頼でしたが、なんと帰られるその手に作品をお渡ししました。わたしもかかる軽挙に出た己に驚いておりますが、中川さんもさぞかし驚かれたことでしょう。このわけは実に簡単で次の仕事に入るために、頭を100%カラッポにしておきたかっただけです。手抜きではございません。でも、気に入っていただけるかどうかは‥‥。

 引き続き? おなじ喫茶店で文溪堂の大場裕理さんにもお会いしました。絵本『ワニぼうの かいすいよく』(絵・高畠純)の色初校です。うん、なかなかとぼけた味でした。色はまだ赤味勝ちだったでしょうか。乞う、再校です。

 某社のIさんより月刊絵本(ナンセンスものです)の絵は「畑中純さんではいかがでしょうか」と、お電話がありました。畑中さんは、あのマンガ『まんだらやの良太』を描かれた方です。若くして逝った友ナベさんが、すすめてくれたマンガでした。もちろんわたくしはその元気溌剌としたエロに「エーロ、エーロ」と拍手喝采しました。
 畑中さん、お受けください。それにしても、Iさんもなかなかなでございます。

2003年6月1日

 曇天でしたが、窓から吹きこむ風に、ふと─はつなつの かぜとなりたや─と、川上澄生さんの版画にある歌をつぶやいていました。でも「これは五月の歌なのかな」と首をひねっていたら、静岡からニューサマーというオレンジを宅急便で届きました。初夏です。

 某誌の作品『サンタさん ありがとう』を書きました。自分でいうのもなんですが、なかなかのサンタさんものだろうと思います。もちろん雑誌の発売後に売り込みますとも。「絵本にしませんか」と。
 そのあと群馬県沼田の講演会場で売っていただく絵本のサインを。

2003年5月30日
 
 出版会館で4者懇がありました。BOOK-OFFなどが始めた貸本に対して、著者の貸与権(レンタルビデオにはすでにあります)の法制化などを巡る会議でした。韓国ではこのために漫画家の多くが生活困難になり廃業されているいるそうです。参加者は矢玉四郎、いわむらかずお、浜田桂子、こやま峰子、藤田のぼる、ポプラ社、文溪堂、岩崎書店、童心社、チャイルドなどの方たちでした。2次会のべんけいには和歌山静子さんが待っておられました。3次会は‥‥。『はれときどきぶた』の矢玉さんは誠実な方だったなぁ。

 24日。山梨県清里に黒井健さんの美術館がオープンしました。この夏休みに行かれてはいかがでしょ。

 明日の日記。二日酔いで午後五時半まで眠っていました。たまに起きては酔っ払いのようにぐたぐたと歌ったり、ぶつぶつのたまわったり─でした。ああ、それから、夢の中では宙を平泳ぎしている気持ちいい場面が。

2003年5月29日
 
 とはいいましても、それはそれであります。本日は地獄の使い(昨日の日記をご参照ください)の持ってまいりました仕事の下ごしらえをしていました。平たく言えば初稿であります。
 そして3時30分のベルがなるや、子ダヌキのところへ。本屋さんでマンガの本を買い(わたくしは中川素子さんの「絵本は小さな美術館」を)不二家へ。それにしても子ダヌキはよく走ります。多摩川の土手を休まずにタッタッタ。あたしですか? そりゃあ、ああた。てくてくだらだらですよ。

 北海道から取れたてのアスパラガスをいただきました。実にきれいでした。

2003年5月28日
 
 今日は地獄よりの使いが二つありました。ひとつは2週間でお話をひとつ。もうひとつはサインを100冊。ムギャーッ!岩崎書店の仕事で頭が一杯だったわたくしは、思わずよろよろよろ。ああ、されどすぐに気を取り直し、ひたすら塾の復習をしてお勉強へ。すこしほめられて戻り同人誌の作品をガゴガゴと仕上げ、投函してきました。

 長野ヒデ子さんより8月10日に「愛媛へ行ってくれない」とお電話がありました。でもねえ、その日は子ダヌキと夏休みの旅行中なのです。長野さん、ごめんなさい。

                         

 

2003年5月27日
 
 夕方まで受贈本のお礼状をしこしこと。そのあとは詩の推敲をしました。先に[くそだらけ]で終わっていた詩は、一行空けて[フンコロガシは 艶だらけ]という金玉の一行を得ました。いい日です。
  そこへ河童がスイカを手土産に遊びにきました。「初物だ、食うか」。河童はいつもこのような口の利き方をします。でもわたくしは礼儀正しく「食う」といいました。

    夏の池蛙飛びこむ雲の中

 河童の置いていった句です。

2003年5月26日
 
 さてこれから一仕事とお茶を飲んでいましたら、看板職人だった頃のお知り合い─つまり看板屋の社長─つまりオヤジさんが、突然、前触れもなく、酒を一本ぶら下げて。「やあ、内田さん、おひさしぶり」「おひさしびりです」「まあ、一杯やりながら」。♪ちゃんちき おけさ〜
 というわけで、本日は♪おけさ〜 おけさ〜♪でありました。

 伊勢英子さんとの絵本『はくちょう』(講談社)の、その絵が6月3日に出来上がりそうです。

2003年5月25日
 
 ぽよ〜ん。


  「ねえねえ」絵・長谷川義史・『こどものくに』6月号・すずき出版・350円(税込み)

2003年5月24日
 
 同人誌の仕事をしておりました。崩壊した世界の雲のない雲間から降りてくる光。それはヨード卵光でした。これ、本日書いた詩なんですけど。へんかしら。

  「おれたちともだちシリーズ」の編集者小柏香さんからのメールを無断紹介します。販売部情報、「ありがとうともだち」まずは書店さん方の評判大好評、見本の取り合いで、もう隠し球もない、そうです。
いろいろ感想を総合すると、「夢中になってコマワリにそって物語を追っていくうちに、はっときがつくと「うみだよ、うみ」のシーン……広がる視野、お得意の斜め上空へと昇っていく視点にかぶさるキツネのセリフ。まるで映画を見ているかのよう。なのに、強請されない心地よい解放感、じんわり……」
「今度の本は、あ、こんなところでキツネがこんなことを……なんて発見する楽しみがある(コマワリ)」とのことです。嬉しいですね!

 某図書館の某司書さんのメールを、これまた無断で。こんばんは。最近「ともだちや」シリーズ、予約待ち状態の○○です。うちにも2セットしかも「ともだちや」に至っては4冊もあるというのに・・・。「ともだちや」シリーズなんでもいいので予約してください。と言われることが多いです。なんかしました?(笑)

 
本日は無断紹介が多いなあ。うん、つかれているからね。

2003年5月23日
 
 塾の復習をしたり、エッセイを仕上げたり、偕成社の営業の方に頼まれたサインをしたり、ときどきにやにやしたりしたあと、子ダヌキのところへ。マンガ本を買ってあげたあとに不二家へ。「今日はゲームはなしだよ」といったら「これで(マンガ)十分補っているよ」といわれました。小学三年生であります。マイリマシタ。

2003年5月22日
 
 二日酔いのぼんやりした目で、蓮鉢を見ていましたら‥‥。黒くてちっちゃいものがぴこぴこと。(まさか!)。その、まさかでした。メダカのこどもたちです。「春だなあ」とつぶやいています。
 それでも二日酔いは二日酔いであります。ああ、それなのにそれなのに。非情なムジナの買い物(リュック)に強制連行されました。しゃくですから、たましんギャラリー(東京・国立)で東洋の陶器展も観てきました。お昼は二日酔いにいいタウリンいっぱいの浅蜊の釜飯です。帰宅後はたちまちへのへのもへじに。

2003年5月21日
 
 長谷川義史さんの講談社絵本賞(『おたまさんのおかいさん』文・日之出の絵本制作実行委員会・解放出版社)受賞式へ行ってきました。会場はホテル・オークラ。長新太さん、あべ弘士さんなどのお顔もありました。会場で講談社の編集者塩見亮さんに柳田邦男さんを紹介していただきました。柳田さんにはいろんなところで絵本を褒めていただいています。でもなぜかハズカシサバカリが深くお礼状を書けないでいました。(いけないなあ)と思いつつも。その柳田さんにやっとお礼を申し上げる機会を与えてくださった塩見さんに感謝しています。二次会は長野ヒデ子さんともども、名編集者綱美恵さん、長谷川さん、日之出の方たちと四谷へ。長谷川さんは、いま、4冊もお仕事が進行中の売れっ子になられました。よかった、よかった、よかったなあ。

 その長谷川さんの絵本を世に最初に送り出された慧眼(やや古いかな?)の編集者は松田素子さんです。

 式場では伊勢英子さんの『はくちょう』(仮題『白鳥』)の絵が進んでおられることや、あべ弘士さんからは直々に「そろそろ描きますよ」と嬉しいことばを聞かせていただきました。あべさんとの絵本は『パパはパパママ』(岩崎書店)です。ほかにも佼成出版社やくもんの編集者の方からもうれしい情報を。

 つまり明日は二日酔いです(その明日にこれを書いています)。あは〜ん。

 文溪堂の大場裕理さんから、高畠純さんの『ワニぼうのかいすいよく』の原画が届きましたと電話がありました。「いいですよ、いいですよ」とお声がはずんでおられました。

2003年5月20日
 
 ショートコンテストの打合せに上京された、大野城市まどかぴあ図書館の館長さんと司書のMさん、そして長野ヒデ子さんの四人で、長谷寺や鎌倉文学館など巡りました。修学旅行の中学生たちが、うれしくてうれしくて駈け回っているのが、よかったァ〜
 えー、とですね。長野さんに「タイこさん」のピンバッチを頂きました。○○○○。吉祥寺のトムズボックスで売ってます(通販アリ)。

 絵本『うそつきのつき』の増刷知らせが来ていました。また絵本『かあちゃんかいじゅうが』(ひかりのくに)がNHK教育テレビの「てれび絵本」で9〜10月ころ放映されます。見てください。

2003年5月19日
 
 『よみうりGood−Days』の田中康子さんにインタビューを受けました。来月1日の本紙(多摩地区)に挟み込まれるそうです。偕成社のみなさーん、『ありがとうともだち』の写真が出ます。記事のスペースは葉書2枚分とのことですが、なぜか疲れは本紙3ページ分くらいありました。どびゃ、ご、どっと。
 昨日、御岳美術館で求めた斎藤与里の絵葉書に魅かれ、「斎藤与里」を検索。やっと古本に出会え注文しました。晩年の絵の、その「ほどけぶり」がいわくいいがたくて‥‥。埼玉県加須出身。昭和34年に亡くなられています。

                         

2003年5月18日

 休養日でございましたから、でれ〜んと午前11時ころまでテレビを見ていました。旅番組です。でも、それもつまらなくなって散歩がてらに仕事部屋の掃除へ。雑巾をかけておりましたらピンポーン。宅急便かなとドアを開けたら、碁を早退してきたというムジナでした。しかたがないので二人で御岳(奥多摩)へ。御岳美術館で中国・魏時代の石仏の微笑にぼーとなり、いもうとやであんみつを食べてきました。おたまじゃくし、いもり、さわがにさんもおられました。

2003年5月17日

 朝、仕事部屋へと歩きながら、はたと気がつきました。「おれ、休養してない」。ふか〜い疲れであるはずです。明日は休養することにしました。明日は児童文学者協会の総会ではありますが。そうでもしないことには。スンマセン。
 その『日本児童文学』のエッセイを本日もやっておりました。わずか3枚なんですが、一度仕上げたものが気に入らなくてくしゃくしゃ。クソマジメ過ぎたのであります。フン!
 それで再挑戦。非文学的なものがやっと書けたので合格にしました。

 と、書いて‥‥。あああああアアアア!
 児文協の総会は今日でした。もうむちゃくちゃでござりまする。

2003年5月16日

 訂正いたします。おじいさんの疲れは翌々日というのは嘘でした。今朝、目が覚めましたら午前八時。爆睡9時間。おじいさんの疲れは翌翌翌日であります。なげかわしい。
 今日は降矢ななさんへ『ありがとうともだち』のお礼状を書き、長谷川義史さんとの絵本『かあちゃんかいじゅう』をスロヴァキアまで別送しました。そのあと某誌のエッセイをしこしこと。

 k社よりうれしいメールをいただきましたが、まだ確定してないので公表を控えます。思わせぶりかな。えーと、文化勲章の内定ではありませんよ。念のために。

2003年5月15日

 おじいさんの旅の疲れは、翌日よりも翌々日。ほんまですわぁ。昼寝して起きたら、もうあきまへん。気力のないナマコです。ぼんやり雨を眺めています。
 ベネッセの台湾支局?から電話がありました。前に『こどもチャレンジ』に掲載されたものを、台湾版にも使わせてほしいと。了承しました。使用料は日本版の30%。これはみなさまのご存じない業界情報で、面白いでしょ。
 読売新聞に挟み込むミニ新聞(各地方で出ているらしいのですが)より取材依頼の電話がありました。19日に事情聴取を受けます。多摩版だそうです。

  ぼんやりとした山々をぼんやりと 呆哉

2003年5月14日

 旅の疲れでぐったり。それを予測して予約していたマッサージへ自転車で。それでも頭はおぼろ月夜。塾はやや不調でありました。しゃあない。

 11,12,13日と、津和野、萩、尾道を旅してきました。ムジナも一緒です。先頭に旗を持った方がおられて、その後をぞろぞろとついていくあれであります。もちろんムジナもわたくしもぞろぞろのひとり。松下村塾で明治の元勲たちの勲章姿を見ながら、その師・吉田松陰さんは長生きされても、野にあって次の世代の教育に専念されていただろうなあ〜と考えていました。松陰神社─神さまにしちゃア、松陰さんが可哀相です。

 ああ、それから、山口県は金子みすず一色でした。「みすず、みすず、みすず」。わたくしの好きな中也さん(中原)の名はひとことも出てきませんでした。バスガイドさんのお話です。

  萩・木戸孝允(桂小五郎)さんちの厠

2003年5月10日

 またもや紙芝居の仕事をしていました。で、どうなったかって。夕方、某さんへ送りました。

 風に誘われて‥‥。日記は15日まで休みします。

2003年5月9日

 四谷で童心社の下園昌彦さんと絵本の打合せをしました。川上隆子さんと、つちだのぶこさんの、この頃のお仕事ぶりがとても魅力的なことで盛り上がりました。その後、国立科学博物館でマヤ文明展、国立博物館で鎌倉仏教美術を観て、飯田橋へ。偕成社の千葉美香さんと小柏香さんに会い『ありがとうともだち』の見本刷りを頂きました。降矢ななさんのコマ割りの絵だけでも“噂の絵本”になることまちがいありません。‥‥コマ割りがかくも魅力あるものとは。

 絵本『あれってしってる?』『くろねこニヤニヤ』の復刊が某社で進行中です(詳しくは7月に)。

2003年5月8日

 雨です。夕方まで紙芝居を書き、それから子ダヌキのところへ行きました。「本屋に行こうか」「うん」。子ダヌキは嬉々としてマンガ本を2冊選びました。その本屋さんのビニール袋に、ぽこんとおまけ(ファーブルさん)を入れたのはわたくしのインボウであります。
 絵本『さびしいはさびしくない』(田頭よしたか/教育画劇)が増刷します。


中村哲講演会

6月7日(土) 午前11時

場所・鎌倉雪ノ下カトリック教会(鎌倉駅東口、3分) 会費1000円


2003年5月7日

 塾日でございました。当然、午前中から復習で。どこかで「年寄りの冷や水」とオケラが鳴いているような鳴いてないような。気のせいでしょうなあ。
 絵本『がたごとがたごと』の14刷が届きました。西村繁男さん宅には足を向けて寝られません。仕方がないので、お隣の最上一平さんちに足を向けて眠ることにしました。なんだか熟睡できそうで‥‥。そんな自分に煩悩の深さを感じております。なーむ。

2003年5月6日

 岩手が生んだ詩人啄木の、あの渋民村は、いま玉山村になっています。その村立図書館の3月の児童書ベスト10/第10位に絵本『しんじなくてもいいけれど』(絵/早川純子/ビリケン出版)が入っていました。しんじなくてもいいけれど。
 終日、紙芝居を書いていました。絵本『うみのしっぽ』(絵/長新太/童心社)が増刷します。しっぽしっぽしゅっぽっぽー、です。‥‥?

2003年5月5日

 えー、今日は、こどもの日です。こどもの日といえば、こいのぼり。こいのぼりといえば‥‥。『ワニぼうのこいのぼり』(絵/高畠純/文溪堂)が有名でございます。それがどうしたといわれればどうもしませんが。ただ、ちょっと、いってみたいなあと‥‥。

 夏用のGパンを買いに行きました。2本で8千余円。相場ですか?

2003年5月4日

 子ども囲碁大会に参加する子ダヌキに付き添って、ムジナと三人で市ヶ谷の日本棋院会館へ。いやーあ、会館は子どもたちであふれていました。ヒカルの碁現象でしょう。ちなみに共催は任天堂(あのマリオの)。この任天という文字にいつも感心します。「‥‥天に任せるか」。さすがは創業者が花札屋さんです。

2003年5月3日

 カワウソとイタチ夫婦が、わたくしのHP日記分割作業も兼ねて食事に来るので、午後から自宅に居りました。子ダヌキがわが家に泊まりたくて、小さな頭を絞った作戦のようです。いじらしくもあり、なかなかにとも。

2003年5月2日

 紙芝居を書きました。それから詩の推敲を。早めに帰宅して、ぼんやりと吉本ばななさんのお父上の本を読みました。『現代日本の詩歌』です。中島みゆき、松任谷由美、宇多田ヒカルさんの詞の違い(世界)の語られ方に「なるほどなあ」と頷きつつ。

2003年5月1日

 今日は‥‥とりとめもなく過ごし‥‥。夕方、例のごとく子ダヌキのところへ。じいさんはとぼとぼ。少年は跳びながら歩きます。

 絵本『かあちゃんかいじゅう』が好評です。大阪の紀伊国屋書店では、もうすぐ母の日ということで、どかーんと積んであるそうです。いうまでもなく、どかーんと積めば、どかーんと売れるわけではありません。ここに哀愁の雨がそぼ降るわけであります。ちなみに、作家のKさんからいただいた感想の一部をこっそりと。
 まず表紙のカアちゃんに惹かれたようです。「つれてってー」と泣く場面、ぼくとカアちゃんがおどかす場面の3か所で声をあげて笑いました。因みにこの孫も母親をかあちゃんと呼んでいて、いまどきめずらしいと保育園の先生たちの話題になったようです。

 問題(中2国語) 文中にある「因み」にという漢字の使用から、作者の年齢を推定し、それを表現せよ。例=熟年