2003年2月28日
立川で偕成社の千葉美香さんに会いました。偕成社の子会社で「ともだちや」のパズルとかるたを出してくださる話です。どちらも園や生協などへの直販だそうです。それから絵本のことも。こちらはまだヒミツです。
矢部村の色紙を書いたりサインしたり。世界子ども愛樹祭コンクールの受賞者へプレゼントされるものです。頭が疲労性変調なのでこれにて‥‥。
2003年2月27日
終日、手紙を書いておりました。予想通りとはいえ、五日間、家を空けていた報いであります。メールなども沢山いただいておりますが、ご賢察の上、オユルシクダサイ。
すずき出版の濱野さんより、こどものくに6月号『ねえねえ』(絵・長谷川義史)の色初校が届きました。長谷川さんの絵、どこまでも、どこまでもほのぼのです。
新聞「赤旗」23日に『しんじなくてもいいけれど』の書評が出ていました。友人が「知ってた?」と送ってきてくれたものです。筆者は奥山ゆかりさん。子どもの声も聞こえてくるようなご紹介でした。
2003年2月26日
朝から復習して、午後、塾へ。ああ、されど疲労には勝てません。やや不調でありました。苦あれば楽あり? くもん出版の堤さんから『いろいろあってね』増刷のうれしいお知らせがありました。
うめちゃん(掲示板からの転載です)
2月20日赤木かん子さんの講演会を聞きに行きました。麟太郎さんの絵本「ぶきゃぶきゃぶー」「うそつきのつき」の2冊をとりあげてくれました。子どもが喜ぶって話にうめちゃんも喜びました。うめちゃんのホームページのローカル情報に写真を載せました。見てください。
うめちゃんさん ありがとう
2003年2月21日(これより5日間・日付順が逆です)
冬物を着て沖縄へ。“散らない”桜が咲いておりました。お迎えの宮城隆子さんに、宮本亞門さんのお家と、あおさを摘む海を見せていただき、宜野湾市の食酒楽はなまるへ。沖縄県子どもの本研究会のみなさんとおいしい沖縄料理をいただきました。098-890-0143。ウチダもおすすめの店です。
2003年2月22日
那覇市の教育会館でで講演しました。主催は沖縄県子どもの本研究会(会長宮田智子さん)。募集定員を上回る方たちに来ていただきました。話は、まあ、あれですよ。漫談です。よく笑っていただきました。会場前の公園に山之口獏の詩碑があり、平田恵美子さんにご案内していただきました。20代からずっと好きだった「獏さん」です。おもわず詩碑をなでなで。会の仕切りは大姐御大田律子さんが、ぱんぱんドーンと。
2003年2月23日
前日の続いて名護市でも講演です。北部の会員の皆さんがお世話をしてくださいました。始まったとたん那覇よりもケラケラゲラゲラ。あまりにも笑われるので「どうしてですか?」と、そーっとお聞きしたら、「話し方がおかしくって」といわれました。‥‥? 司会は上手にみなさんをあやされる真栄城栄子さん(子どもの本の店アルム)。なぜか大アンコールがあり?応えて20分ほどオマケを。このオマケのほうが「感動した」といわれました。グリコですなぁ。でも、はるばる離島から来てくださった方たちもおられただけに、たくさん笑っていただいてホッとしています。
2003年2月24日
会員の山内淳子さんと泊港からクィーンざまみで座間味村(人口700人)へ。高速船は大揺れ、並?、なぎとなりながら島へ。高江洲教枝さんとくじら文庫の方のお出迎えを受けました。ホェ−ルウォッチングの小型船に乗り換えて沖へ10分。お母さんクジラと赤ちゃんクジラが。うーん、そうか、そうか、そうか、そうか‥‥。そうか。そうか。生きているんだ。そうか、そうか。
座間味村立幼・小・中学校(全75名)へ。そーき汁のおいしい給食をいただきました。そのお礼にかわいい小学生たちににへんてこな詩を朗〜読。ハハハハハとよく笑っていましたね。それから質問もいっぱいいただきました。くじら文庫のお母さんや先生からも。ここには書けないナイショの質問もありましたよ。「ナイショの答、教えて」と追っかけてきた子どもたちに、こっそり答を教えはしましたけど。
高江洲さんと文庫のお二人に案内されて島巡り。潮の香まぶしの生まれたての空気、つやつやした木の匂い、エメラルドの海(世界で二番目に美しいビーチという‥‥宣伝文句を聞いたような聞かなかったような)、ヤマモモ、慶良間ツツジ。シアワセでした。上原勝晴校長にも見送っていただいて‥‥。船は岸壁を‥‥。涙がほろり(うそ!)
2003年2月25日
朝。会長の宮田智子さんがわざわざホテルまで見送りにきてくださいました。大田利津子さんの車で那覇空港へ。12:55発ANA。
本屋さんも図書館もない離島の小さな村にあった文庫。子どもたちを思うお母さんたち(村のひとたちの)の気持。そのことに出会えただけでも沖縄へ行ってよかったなあー、あー、つかれた、つかれた。どっこいしょ。
みなさんありがとう。獏さん、お元気で。
ここまで描くか! 早川純子 絵本原画展
「しんじなくてもいいけれど」
(文/内田麟太郎/ビリケン出版/発売中)
2月17日→3月2日 東京・青山 クレヨンハウス
2003年2月19日
午前中は散歩と童話。午後は復習して塾へ。帰りにスーパーを二軒うろうろしながら、散歩用のブルゾンを。1500円でした。冬物はお安くなっております。
仙台での講演をお引き受けいたしました。9月初旬に杜の都へ。
長新太さんは、むかしから一日働いたら二日休まれていたそうです。わたくしも‥‥、これからは二日働いたら一日は休もうと思っています。というわけで、日記もしばらくお休みです。
2003年2月18日
「彷書月刊編集長」(晶文社)の、その編集長田村治芳さんが、副編集長の皆川秀さんと来られました。『彷書月刊』絵本特集のインタビューです。いつも同じ話をする切なさとハズカシサ‥‥。上手くまとめてくださるさと、あなた任せでぺらぺらぺら。
まあ、気楽にしゃべらせていただいたつもりでしたが‥‥。「さあ、もう一仕事」と机に向かったら、どっと疲れが。そのまんまくたーんとへたばりました。ぺらぺらぺらも楽じゃありません。
季刊『この本読んで!』(出版文化産業振興財団)春号が届きました。あの作家に会いたいは「長新太さんスペシャル」です。そしてわたくしの連載第1回「みょうちきりんメ」も始まっておりました。

2003年2月17日
行きつ戻りつ。戻りつ行きつ。童話はやっと9枚に。父は遅々としています。
週末に沖縄へ。沖縄子どもの本研究会のみなさんが呼んでくださいました。まあ、それはそれなんですけど‥‥。某翌日、座間味島沖のホエールウオッチングを案内していただきます。もしかしたら、もしかしたら、わたくしは‥‥。もう、仕事よりも気分は、オー・クジラ!です。
絵本の話なんか、なんぼのものじゃ! でした。
2003年2月16日
長谷川義史さんより絵本『うえへまいりまぁす』(PHP研究所)を頂きました。いただいたからいうんじゃありませんが笑いました。話や絵はもちろんですが、こちょこちょしたものに笑えます。デパートの大バーゲン、すずめのなみだ。あつめるのにくろうしました─限定1・5000円とか、かえるのおへそ─てんねんもの・100円。じごくのぶっさんてんでは、うそつきのした。うさぎのついたもち、10コ入・200円もありました。これは食べてみたい。おいしそう。
わたくし‥‥。まあ、ぼんやりと手紙を書いたり、雨だれを聴いたり‥‥。干し芋を電子レンジでチンしたり‥‥。テレビの相田翔子さんに笑ったり‥‥。昼寝したり‥‥。みち、たり、た一日でした。
世界中で1000万人の人々がアメリカのイラク戦争に反対した日に。
2003年2月15日
昨夜、青島麦酒一本。本日は寝るまでううらうつらしていました。それはそれで、今日は子ダヌキと合同の誕生祝いでした。ムジナ、カワウソ、イタチの手料理(中華粽、天麩羅、つくねなど)にピザを取り。いうまでもなくカワウソとイタチのお連れ合いもご同席です。カワウソ男は、なぜか子ダヌキの父なのであります。ここのところはかなり混乱しますが‥‥。
イラク戦争反対の声が大きくなってきています。アメリカの「仕切り」に危険なものを感じ始めているのでしょう。
2003年2月14日
竹橋の国立近代美術館でヴォルフガング・ライブ展を見ました。15uほどの灰色の床に、2uもあったでしょうか、やや長方形に撒いてある(置かれた?)松の花粉。ただそれだけなのに荘厳な美に打たれ立ち尽くしました。そのあと時間調整のため映画ハリーポッター2を観て、吉祥寺トムズボックスで木村昭平展(小品ながらいいものでした)を見ました。
でもって‥‥、諸国空想料理クウクウにて、ビリケン出版の三原宏元さん、津田隆彦さん。そして画家の早川純子さんとわたくしで、讃える会をいたしました。なにを讃えたのかって? 早川さんの『しんじなくてもいいけれど』ど絵でありますよ。青島麦酒一本。すこーしぼけております(15日・朝)。
2003年2月13日
朝、頭痛に起こされました。こんなことは初めてだったので「まずくないかなあ」と自己点検をはじめました。その1・家系に脳血栓、脳内出血の者はいなかったようだ。その2・手(指)にしびれはない。その3・思考に濁りはない。で、食事をしようとしたら、一口入れただけで気分が悪くなり‥‥。売薬のズバリを服用しましたら、あれ、まあ、食事ができました。が、その薬のせいでしょうか床屋でぼーと気が遠くなり‥‥。
バナナ一本食べて、国立へ。小柏さんに絵本『ありがとうともだち』の本文色初校と原画を見せていただきました。ここでもときどき気がぼーと。でも、降矢さんの絵に見入っている子どもたちが見えてきたのだけは確かでした。
子ダヌキと不二家に行くも、天体観測はムジナたちにお任せして、ぼんやり‥‥。養命酒をキャップの三分の一飲んで、たちまち熟睡。で、もって14日朝、これを書いています。
2003年2月12日
えー、諸所方々より、1941年生まれは70歳ではありませんという、ご指摘を受けました。どうやらわたくしの計算間違いだったようです。ただいま計算したら28歳でした。なんとなく実感はありませんが、事実なら仕方がありません。
童話を8枚まで書いて、予習のあと、塾へ。『しんじなくてもいいけれど』の早川純子さんの絵が大好評です。わたくしの文ですか‥‥? く─。
2003年2月11日
目を覚まし、新聞を取りに行こうと思ったら、布団の中からムジナに「おめでとう」といわれました。そういえば今日は建国記念日でした。わたくしは「ああ」と返事をしました。それから散歩をすまし、仕事をしていたら子ダヌキから電話が。「麟太郎くん、誕生日おめでとう」。そうか、そうか。とうとう70歳になりました。
童話。なんとかかんとか5枚目にこぎつけました。あと25枚。すこ〜し、面白いようです。とぼけてて、不思議で、ふと考えて‥‥。
わたくしは正義の戦争と不正義の戦争があるとは思いません。ただ戦争という愚行があるだけだと思います。ことに21世紀では。
2003年2月10日
午前中は、方向と地理に弱いムジナを先導しつつあちこちへ。地図で調べて、なぜ出かけないんでしょうね。間違えるのも結構楽しいと思うのですが‥‥。
新作に向けて、自分をやわやわと刺激しておりました。どのように? 職業の秘密ですから、そりゃ、あーた、いえませんよ。元手が、あーた、かかっているんです。
版画が届きました。ゴッホさんの6000万円には、はるかにはるかに及びませんが、春の野原でスズメノテッポウを見ているようです。

2003年2月9日
三月下旬の陽気に誘われて、ムジナと青梅丘陵を歩いてきました。明星大学と青梅市街を見下ろしながら、お茶でおにぎりを。帰りに日向和田臨川庭園に寄りました。その名の通り多摩川に臨む東屋でぼんやり‥‥。しだれ桜、梅、ツツジ、椿、百日紅。そして茶室。元代議士のお庭だったそうです。茶室の庇に、主のいないアシナガバチの巣が。わび、さび、枯淡を感じました。そしてふと「コタンの口笛」‥‥と。ふるいな〜あ。
注・「コタンの口笛」 1959年・東宝映画・原作石森延男・出演森雅之宝田明水野久美ほか。
このごろ「塾」のことをよく聞かれます。お茶やお花とおなじように、伝統的なものを習っています。よーっ、ぽん。
2003年2月8日
画家のともだちから、いま、アメリカのイラク戦争開始に反対する個人の声を、と。世界的な署名運動のメールが転送されてきました。その一部を紹介します。参加したい方は内田までどうぞ。転送いたします。
追記(2月9日朝。希望される方がありリレーのバトンをお渡ししました。なお内田は署名を加え、ホワイトハウスへ送りました)
きょうは。きょうも‥‥? のんびりと絵本の発送作業をしていました。タマノイのはちみつ黒酢ダイエットを「うまいなぁ」と飲みながら。98円です。
the message to: usa@un.int president@whitehouse.gov
署名者も略しながら紹介(内田)
2) Laurence COMPARAT, Grenoble, France 32) Monika Siegenthaler, Bern, Switzerland2003年2月7日
はたよしこさんとの月刊絵本『まねっこ』が出ました。さびしいからまねっこ? なかよしだからまねっこ? とてもおしゃれな絵本です。ざんねんなことに市販されません。どうしてもという方は、すずき出版へ電話してみてください。いつもは、すぐに無くなっているようです。
すずき出版 03-3945-6611
「まねっこ」 絵/はたよしこ 定価340円(税込み)
朝日新聞の「五味太郎さんの絵本箱」で、長谷川義史さんの絵本『おたまさんのおかいさん』が紹介されていました。「絵本パワー全開にしているのは、なんといっても絵の力です」と。そうです、そうです。絵の力です。ちなみに、わたくしも長谷川さんに絵を描いていただいています。ひかりのくに・4月発売予定・『かあちゃんかいじゅう』と、すずき出版から‥‥わすれました。
2003年2月6日
偕成社の小柏さんより、『ありがとうともだち』の表紙初校が届きました。本文の初校は12日午後4時ころ上がります。ひたひたと、ひたひたと、作業はすすんでおります。
長野ヒデ子さんより電話。「わたし、も〜う、ひっくり返っちゃったよ。絵本って、いいね」。『しんじなくてもいいけれど』への、ご感想でした。
ドブソニアンなんとかかんとかという天体望遠鏡で、子ダヌキと土星と月を見ておりました。このごろでは碁よりもこちらに情熱が移ったようです。ころころ変わるのは子ども特質でしょう。大人になると‥‥。「この道一筋」などというエネルギーの衰退現象がはじまりますし。
2003年2月5日
絵本にサインしていました。たぶん、クレヨンハウス(東京・青山)に並ぶものでしょう。原画展に早川純子さんのサインも入って。限定40部です。
ひたすら復習して塾へ行ったらドアにCLOSEの文字が。待つこと30分。あきらめて帰ったら、先生から電話。中におられたそうです。
「彷書月刊」(古本情報誌)の4月号に登場します。といってもインタビューを受けるだけです。元永定正、スズキ・コージ、杉本かおりさんなどのエッセイもあるようです。版元は弘隆社。TEL03-3292-8385。珍書になるかもしれません。
信仰心など欠片もないのに、なんとかバッハのアヴェ・マリアの祈りの美しさに‥‥しておりました。これは円空仏に現代彫刻と信仰心を感じた、あの日とおなじものなのでしょうか。なおみさん。
2003年2月4日
朝、「内田麟太郎さん」を検索したら、すでに『しんじなくてもいいけれど』が発売されていたので大慌て。日記に「週末発売」としていたところを「発売中」に。
月刊絵本の作者の言葉を書いたり、沖縄と恵庭へ絵本を送ったり、なかなか来ない宅急便にいらいらしたり‥‥。この運送会社の支店へ電話しても、永遠の話し中でした。今日は競馬でもやってるのかしら?
わが国は世界一強いと、世界に示すためだけに、人殺しをする戦争にわたくしは反対です。
2003年2月3日
またもやムジナの命令で、俯きつつ従いつつ高尾山に登ってきました。登り90分、下り90分。これが腑に落ちません。いや、それよりも銅でこしらえた烏天狗があって、わたくしの頭はしばし混乱しました。烏天狗は、鳥類か、哺乳類か、それとも霊鳥類か、と。まだ‥‥答えは出ていません。ご存知の方が居られましたらご教示ください。嘴(くちばし)はともかく、そのお姿は人間そっくりでございました。
で、もうひとつ。山頂近い土産屋の「すいとん粉」は1袋400円で、麓の店では350円でした。わたくしは‥‥山頂の近くの。悔しくて悔しくて今夜は眠れそうもありません。重いのに3袋も背負って下りて来たのです。
愚かさやその名を問えばどこやらの 呆哉
2003年2月1日
新宿でビリケン出版の津田さんにお会いし、新刊絵本『しんじなくてもいいけれど』をいただきました。早川純子さんの絵にまだ(2日朝現在)興奮しています。いや、もっと興奮するのは子どもたちでしょう。絵本『がたごたがたごと』とおなじ、「あっ!」とのけぞる不思議旅が。これでもかこれでもかと詰まっています。少年の夏。ナンセンスな夏。いざ、自転車で出発! 発売中!
「しんじなくてもいいけれど」(絵・早川純子/ビリケン出版/定価1600円/税別)
2003年1月31日
昨日は子ダヌキと土星や木星を見ていました。冬の川原で。じいさんはぶるぶる。少年はせっせと紙に星座などを書いて、はしゃいでおります。未来は少年のもの、と如実に感じました。
今日は絵が先行の仕事をしていました。(といっても『いろいろあってね』の続編ではありません)。絵を部屋一杯に広げて、ああでもない、こうでもない、と頭のなかで足し算をしたり引き算をしたり。物語のない絵から、物語を‥‥。
岩崎書店の、平成のうわさの怪談B『のろわれた携帯メール』の増刷が決まりました。ありがとうございます。

2003年1月29日
偕成社の小柏香さんから、『ありがとうともだち』の原画コピーが届きました。で、わたくしはかく感動したのでありますが、もにもに。スロヴァキア共和国の降矢ななさんへ送信したメールを公開します。なぜって? へたばっているの〜。
注・リンタロウ先生は午前午後の塾の予習、そしてその後に塾andテストがあって、へたら〜ん。
降矢なな様
見ましたよ。見ましたよ。まだ、カラーコピーですが(印刷屋さんへの入稿優先で、原画はそちらへ行っています)。感想ですか? さあ、いえませんねえ。ナイショです。でも、すこしだけならこの下に書いてありますよ。すこしだけなら‥‥盗み見しますか? 感謝、観劇、雨、あら? レー。それでは、さいなら。
小柏香様
さすがですね。さすがは降矢さんですね。おにぎりタコ。ぬすっとタコ。すたこらタコ。オオカミのしっぽ。そしてアッとなった俯瞰の海。いや、キツネとオオカミの心理の描写(コマ割りが抜群に生きています! 斜め上から見たオオカミの、そのアングルだからこそ掴まえている、オオカミの心理)。六冊目ともなればと、正直のところ絵詞屋は思っておりましたが‥‥。降矢さんの絵力で、タンと底をけって海面へ浮上の思いです。
夕日のつくる長い影の‥‥世界。タコのいっぴきいつぴきの色の変化と美しさ。今回も降矢色を各場面に堪能しております。なんといっても降矢さんが実験されたコマ割の成功を喜んでいます。その労力はここに報われています!というべきでしょう。五月が楽しみです。その反応が。 この文章、そっくり降矢さんにお送りします。それでは。
2003年1月28日
小柏香さんより、はずんだ声で電話がありました。「『ありがとうともだち』の全原画が届きました! すごい迫力です!」。急いで入稿するため、わたくしのところへは、とりあえず(ビール?)カラー・コピーが届きます。発売は5月頃でしょうか。
矢部村(世界子ども愛樹祭)の感想文をごにょごにょごにょ。
ふと、台所で面白い体操を。半年続けたらお腹もひっこむでしょう。でも、ニンゲンってさぼりますからねぇ。このサボリー・マンが、なぜか、また、いとおしいんだ。克己の人なんかより、ずっと。
2003年1月27日
朝はちらちらと雪でしたが、いまは雨のようです。月刊『こどもの本』掲載の「私の新刊」を書いていました。4月にひかりのくにから発売される絵本『かあちゃんかいじゅう』のPRです。絵は長谷川義史さん。ははでもなく、ママでもなく、かあさんでもなく、かあちゃん。そのかあちゃんパワーを、長谷川さんの全開の筆が‥‥。とうちゃんは、ここでもこけております。
よくぞここまで描いたものだ! ナンセンス絵本『しんじなくてもいいけれど』(絵・早川純子/ビリケン出版)は2月上旬発売です。
2003年1月26日
長野ヒデ子さんと大野城市へ行ってました。まどかぴあ図書館が募集したショート・ショートの審査です。帰宅すると『MOE』のコピーが届いていました。「2002私のお気に入りの絵本」で赤木かんこさんがわたくしのものを2冊も選んでくださってました。『ワニぼうのこいのぼり』と『だっこだっこ』です。「おれたちともだちシリーズ」がオー・キライな赤木さんの、そのオー・キライぶりを敬愛するわたくしとしては、はぃーや、はぃーやでありました。
と、これは私事でありますが、なんと同誌で伊藤秀男・長新太・酒井駒子のお三人が、西村繁男さんの『ぴちくるぴちくる』を挙げておられました。売れるばかりが能ではありません。ちゃーんと目のある方は見ておられました。『ぴちくるぴちくる』は童心社です。
2003年1月23日
雪です。立川で童心社の下園さんにお会いしました。内容は2008年まで公開しないことになりました。理由は‥‥。聞けばみなさんが笑いだすからです。笑われたくない!
雪なので早々に仕事部屋から引き上げました。これからのんびりテレビを見ます。ただいま15:08分です。明日より三日間、行方不明になります。
2003年1月22日
昨日は降矢さんからの表紙原画も届き、次作『あいつもともだち』や広野多珂子さんのことも決まり、楽しく嬉しいはずなのに、なぜかウツ状態でした。‥‥ムナシイ。そんな感じです。疲れていたのかもしれません。
そんなわたくしに、ゆきさんから元気の出るお便りを掲示板にいただきました。『やまのむにゃむにゃ』が毎日新聞で「ナンセンス絵本の傑作」と紹介されていたそうです。今夜はぐっすり眠り、また元のどんばらタヌキに戻りましょう。ゆきさん、ありがとうございました。
特報・「ありがとうともだち」の全原画が来週、スロヴァキアの降矢ななさんから届きます。このHP日記だけのナイショです。
2003年1月21日
スロヴァキヤの降矢ななさんから『ありがとうともだち』の表紙原画が届きました。本文の絵も追っかけ届くことでしょう。もうすぐ春。お楽しみにお待ちください。さて、鬼も笑いすぎ腸捻転。来春の「おれたちともだちシリーズ」は『あいつもともだち』です。やが〜て春。首長くお待ちください。
教育画劇の坂本真樹さんから電話。絵本『おにのかたぐるま』を広野多珂子さんが描いてくださることがきまりました。来春刊行予定です。広野+内田=不思議。‥‥を期待しています。
ひかりのくにの岩井紀子さんから、絵本『かあちゃんかいじゅう』のラフ・コピーが届きました。絵は長谷川義史さんです。「おかしさ全開!」。そう思いました。扉の絵を見ただけで「この絵本は成功だ」とも。いいえ、「ことばが少なすぎないか」と、その、ちゃんぽん、たこ焼き、おかん、全開の絵の前に、たじろぎつつ何度も読み返しました。いまのところ「このままのほうが、いいかな」と思っています。
某社より電話。「またお仕事をお願いしたいので、内田センセイのお写真、このまま預からせてください」。人質になりました。
2003年1月20日
紀伊国屋書店新宿南口店で、長新太さんの絵本『ねむる』(文溪堂・いいですよ〜)を買って、市谷の私学会館へ。福岡県八女郡矢部村主催の世界子ども愛樹祭コンクール応募作品の審査です。審査委員は長野ヒデ子さん、漫画家の矢口高雄さん。そしてわたくしなどです。モンゴルやスリランカの子どもたちの絵をたくさん見せていただきました。
2003年1月19日
終日、手紙を書いていました。絵本『ワニぼうのこいのぼり』につづく「ワニぼうシリーズ」第2作『ワニぼうのかいすいよく』(夏発売)を描いて下さっている高畠純さんや、「おれたちともだち絵本」のファンとおっしゃってくださった女優のSさんなどへ。それから某BOUさんへ。
2003年1月18日
骨を抜かれたナマコ、もしくはのんきな父さんをしております。
2003年1月17日
お昼近く仕事部屋を出て、神楽坂の出版会館へ。児童書四者懇談会です。画家、作家、出版社で著作権と出版権をめぐって懇談しました。童美連からは黒井健さん、いわむらかずおさん、浜田桂子さん。日本児童文芸家協会からはこやま峰子さんが、日本児童文学者協会からは藤田のぼるさんがお見えでした。二次会へは編集者ともども流れ、三次会はビールとラーメン。帰りは童心社編集部長の池田さんとご一緒でした。
黒井健さんは静かで誠実な方でした。いわむらかずおさんは‥‥だじゃれがつぎつぎと。浜田さんは二十代からの知人友人でありますが、あいかわらずお美しかったですよ。懇談会の内容は忘れました。明日は、いうまでもなく二日酔いです。
2003年1月16日
絵本「うみのむにゃむにゃ」を推敲していました。
今日も子ダヌキと恒例の不二家へ。それから、わたくしと子ダヌキに、ムジナとカワウソとイタチも加わり、冬の河原(多摩川)で土星と月を観察しました。土星の輪を見たのははじめてです。といっても小学2年生の持っている天体望遠鏡ですから、ほんとうに小さくしか見えませんでしたが‥‥。それでも感動の輪デアリマシタ! 月のクレータはくっきりと。寒さはひしひしと。
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内田麟太郎ブック・フェアー
1月中旬〜2月下旬
沖縄県嘉手納市 宮脇書店嘉手納店
縄県宜野湾市 田園書房宜野湾店
沖縄県具志川市 沖縄ブックボックス美里店
熊本県熊本市 紀伊国屋書店熊本店
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2003年1月15日
午前中、ナンセンス絵本の文章「うみのむにゃむにゃ」を書き、Kさんへ送りました。どうなることやら、むにゃむにゃむにゃ。
そのあとひたすら復習し塾へ。復習の文字が復讐に見えてくることも、あるようなないような。本日、羽村は寒風が吹きまくっております。
仕事部屋の版画を長新太さんの絵(バナナ)に替えました。なんだか部屋が明るくなったようです。ささめやさんの版画はそのまま、あります。
2003年1月14日
吉祥寺のトムズボックスで西村繁男さんの「ウォーキング侍でござる展」を。銀座3丁目の銀座東和ギャラリーで「細谷正之銅版画自選展」を見てきました。細谷さんは、ささめやゆき、とも申され絵本も出されている、ややこしい方です。架空社刊の版画集もよく売れている、オープニングパーティーには岩崎書店、佼成出版社、教育画劇、小学館などの編集者や、石津ちひろさんなのどお顔もありました。西村さんといい、細谷さんといい、「自分に楽しいことをなされているなあ」と感心しさせられました。これって、少年ではないでしょうか。
キュウリ絶え芋また芋や屁の河童 呆哉
2003年1月13日
福岡県八女郡矢部村の「世界愛樹祭コンクール」応募作品を読んでいました。山仕事や、大工で働くお父さんを尊敬する子どもたちの作文を読んでいると、胸がじーんとなってきて‥‥。これは「ヤクザ」を生きぬいた深作欣二さんを悼むこころと、わたくしのなかではひとつです。
東八郎さんに会いたいなあ。
2003年1月12日
昨夕、仕事部屋から帰ると、一宮南小学校の筒井加代子先生から大きな封筒が届いていました。教室を襲撃させていただいた一年生のみなさんからの感想と、講演会の写真などです。感想文からは、はははははと子どもたちの笑い声が聞こえてきました。「また行きたいなあ」、そんな気分になっています。こんどは仕事でなく、ただただ遊ぶだけに。赤いセーターのわたくしの絵も上手く描かれていました。いまの子ですねえ。
本日、やっとこさ、まどかぴあの応募作品を読み終わりました。
2003年1月11日
もう、どうでもいいんだも〜んと昼寝を二度して、大野城市まどかぴあショートコンクールの応募作品を読んでいました。そのあと塾の復習。昼寝がよかったのでしょうか、よく?解りました。いまは、のんびりと宮良康正さんと大工哲弘さんのCD「つぃんだら沖縄(うちなー)」を聴いています。
帰ったら鏡開きのお汁粉です。そういえば昨日、ご近所のスーパーで二段重ねの鏡餅が30円で売っていました。お正月前はたしか200うんじゅう円のものでした。
ブッシュ大統領は「フセインと金正日は悪のナントカ」といってますが、わたくしなら「ブッシュとシャロンとフセインと金正日は悪人だ」といいいます。このひとたちは、わがためなら人殺しが平気でしょ。
2003年1月10日
脳味噌がへたやばっちゃって、なのもにもねのハ‥‥。最上一平さんちに尾邪魔し、パリコロハマラヤぽ◆。鉄斎画週開き感動八十四歳。長寿黒酢、あやかり誤飲。噎せてげほげほ。ふと思いし「今日は10月だっけ」。
われ、ぼんやりと知る。明日は鏡開きと。どりさんに感謝。(掲示板をご参照ください)
2003年1月9日
午後、立川にてすずき出版の濱野恵理子さんに会い、月刊絵本『ねぇねぇ』の原画を見せていただきました。長谷川義史さんです。ふたりとも「うふふふふ」と笑っていました。ドタバタではありません。ほのぼのとした笑いです。どこにでもあるつつましい暮らしのなかの平凡浄土。家族の暖かい目に見守られて育っていく男の子。内田酒店のカレンダーは、いうまでもなくひとにやさしいヌードカレンダーでした。どてネコも出演しております。お手入れが楽な観葉植物も。つまり、梅や、牡丹や、松や、菊さんたちにはご遠慮なさる、おうちの物語です。
これ、甘栗をぽりぽりしながら書いています。スンマセン。長谷川さん。
2003年1月8日
多摩川にはカイツブリと鵜がおりました。鵜は餌を求めて、はるばる上野公園の不忍池からやってくるという噂があります。電車ですと‥‥、約90分。鵜も生きるのになかなか大変でございます。
午前中は、まどかぴあ図書館のコンクール応募作読み。午後からは塾へ。恐竜の前の下駄のように緊張する!一年がまた始まります。シ、シ、死にたい‥‥。
岩崎書店の島岡理恵子さんからメール。「この原稿を読んだら、きっと山本さんも感動するでしょう」と。『たぬきのおつきみ』は合格でした。『十二支のおはなし』に続く第二作。秋をお待ちください。ご損はかけない山本孝商店です。
2003年1月7日
ちあきなおみを聴いてました。数日前はマイルス・デイビス。どうやらわたくしには音楽のセンスがないようです。でも、ちあきなおみの芸にはたっぷり酔いました。お正月のテレビではコロッケの北島三郎の芸にも唸りましたが(抱腹絶倒しつつ)。わたくしはいつもこのひとの芸に唸ります。そしてこれらの芸人に比べたら‥‥といつも思います。何と比べたら? うふふふふふ。
そのあと、絵本『たぬきのおつきみ』を推敲し、岩崎書店の島岡理恵子さんへ。気に入ってもらえるかなァ。あとは詩誌を読みつつ礼状を。
2002年1月6日
郵便局、市役所、税務署と、午前中はなぜか官庁関係でした。
午後からムジナと高幡不動で甘酒(200円)を飲み、立川で「たそがれ清兵衛」を観ました。宮沢りえちゃんはきれいで、真田広之はかっこよくて、名優もいて‥‥。でも、な〜んかもの足りない映画でした。映画そのものがたそがれてるんです。そのせいでしょう。宮沢りえちゃんと真田広之さんが出ているのにもかかわらず、若い観客はひとりもいません。いるのはたそがれているひとばかり(わたくしもムジナもそうですが)。これって、やっぱり見抜かれていたんじゃないでしょうか。若い人に。おじさんたちのなぐさめごっこの映画だって。寅さんのほうが、まだいいかげんのエネルギーがありましたよね。リリーさん。
2002年1月5日
2日に書いた詩を推敲していましたら、先の「真実一路 柿の種」という結び(?)が「ポン」に変わりました。いいかげんな結びになり、大いに喜んでいます。ポン。
手紙を書いた後に、山本孝さんとの第二作『タヌキのおつきみ』を書きました。自分ではいいと思っていますが‥‥。じゃご〜ん。
今度、穂高順也さんと絵本を作ることになりました
いいですねえ。こちらも嬉しくなってきます。石井さんは草土文化からも石津ちひろさんんと、ことば遊びの絵本が出るそうです。忙しくなってきた山本孝、竹内通雅、長谷川義史のみなさん。絵本界もなかなかに。本日は実力派!でした。
2003年1月3日
羽村は朝から雪です。明日、年賀に来る娘夫婦に先行して子ダヌキが一人で泊まりに来ました。それで食事にと立川の中華街に行きましたら、子ダヌキはさっさとそれらの店の前を通過。「?」となりその足に付いていくと、あの和幸(とんかつ屋)の前で「ここ」。はは〜ん。お子様ランチがありました。
梅一輪へそなきへそを干す河童
狸が季節外れの句を投げ込んでいきました。
2003年1月2日
正月早々から馬鹿だなあ、とつぶやきながら、同人誌の詩を書いていました。毎年、正月明けが締め切りなのです。詩の終わりは、へのへのと転がりながらこうなりました。
真実一路
柿の種
たぶん、このふたつは同じ重さなんでしょ。わたくしの中で。
2003年1月1日
朝の秋草丘陵を2時間半ほど歩きました。海抜200メートルの羽村神社から眺める町は静かでした。すぐ目の下に冬の多摩川が。
町といえば「大牟田からの独り言」のG3さんのホームページを覗いたら、紅白歌合戦で中島みゆきが歌詞を間違えたとありました。そうだったんだ─ご存知でした?
今年の目標は、「烏賊より イカガワシク」です。
