2003年12月31日
ぼんやり‥‥。.
2003年12月30日
気になっていた某社のものを推敲していました。ひとつお気に入りができました。
明日より1月4日まで界外旅行のため日記はお休みします。
2003年12月29日
仕事部屋の大掃除をすまし、手紙を6通。帰宅してムジナとコーラ鍋にかしわと豆腐に水餃子とチョコとバナナとミカンを入れ食べました。みょ〜うな味でした。
2003年12月28日
昨夜の忘年会で、まごうことなき二日酔いをしております。
2003年12月27日
両国の江戸博物館で平賀源内展を観ました。源内さんもさることながら宋紫石の鯉図や、高松藩五代藩主松平頼恭が画工に描かせた博物図譜が見事でした。そのあと中野武蔵野ホールで東映「明治侠客伝
三代目襲名」’65を見ました。監督加藤泰。鶴田浩二・藤純子・嵐寛十郎・大木実・安部徹‥‥。若き日の藤純子さん、きれいだったなあ。小屋を出て詩誌「方方」の忘年会へ。
中野武蔵野ホール(JR中野駅下車徒歩4分)の1月はいよいよ東映映画黄金期の推進力となった「新諸国物語」です。しかも笛吹童子シリーズの音楽はかの天才画家といわれた青木繁のご子息福田蘭童さん(この方も尺八の天才といわれております)。乞ご期待!
2003年12月26日
おじいさんへたばってごろりんこ。夕方、我が家へ泊まりに来る子ダヌキを迎えに電車に乗って。
ひかりのくにの岩井紀子さんより、赤ちゃん絵本『ことばどんどん』@ABCが届きました。写真にことばをつけたものです。たとえば「こいぬ」には「いるのに いぬと いいはる こいぬ」と。このことばあそびがワタクシの仕事でした。
メディアパルより『いつでも本はそばにいる』(朝の読書推進協議会・編)が届きました。執筆者は長新太、伊勢英子、梨木香歩、椎名誠、原田宗典、富安陽子さんなどなど。わたくしもこっそりと‥‥。
「ことばどんどん」 ひかりのくに 04年1月発売 @500円+税
2003年12月25日
二日酔いのご老体に鞭をくれ吉祥寺へ行ってきました。歌える絵本作家による諸国空想料理KuuKuuさんとの、さよならコンサートです。飛び入りのケロ・ポンさん。原マスミ、飯野和好、荒井良二、沢田としき、スズキ・コージ、竹内通雅のみなさん。通雅(ツーガ)さんのだんだんおっそろしくなってくる超音楽に大笑いしました。お客さんの中ではわたくしが最高齢者(男性では)ではなかったでしょうか。東京乾電池の綾田俊樹さんや、石津ちひろさん、小野明さんのお顔もありました。こころのこもった「さよなら」でした。店主の南椌椌(ミナミ・クウクウ)さんは幸せなひとだなあと思いながら聴いていました。
KuuKuuはわたくしにとって、トムズ・ボックス、あとさき塾とともに、新しい絵本の風の吹いてくるところでした。ここで木葉井悦子さんや片山健さんにもお会いしました。いつかひとびとはここを呼ぶことでしょう。池袋モンパルナスのように‥‥。
2003年12月24日
塾のあと、絵本『ふくはうち おにもうち』の打ち上げ会の新宿へ。集いし者はいうまでもなくイラストレーターの山本孝さん。そして岩崎書店の津久井恵編集長と担当の島岡理恵子さんです。おいしい料理と酒に話もはずみました。「つぎは、おひなさまにしようか、鯉のぼりにしようか」「それとも地獄のふたが‥‥」。さてさて、いかがなりますやら、お楽しみにお待ちください。それにしても山本さんって清々しいひとです。─明日は二日酔いでしょう。
その岩崎書店から『日本一みじかい詩の本』(伊藤英治・編)が出ました。一行詩のアンソロジーです。まど・みちお、谷川俊太郎、工藤直子、石津ちひろ、川崎洋、立原道造、萩原朔太郎、北原白秋などのみなさん。そこに中川ひろたか、長野ヒデ子、新沢としひこ、内田麟太郎などのあやしき面々も、おりました。杉浦範茂さんの意匠がすてきです。詩を歌を奏でています。これだけでも楽しめます。編集担当は池田春子さんでした。
1300円+税
2003年12月23日
今日は今日とて、とてちゃった。
故郷大牟田の図書館から「おれたちともだち」シリーズの感想文(子どもたちです)と折り紙をいただきました。紹介できないクマもミミズクもうまいもんです。「ほー」となりました。グループおり姫の作品です。
おおかみさーん あそぼー
2003年12月22日
昨日の日記にあれこれとお問い合わせがありました。な〜んでもありません。毎日同じでは芸がないので、ちょこっと。
訂正ひとつ。絵本『ふくはうち おにもうち』の発売は1月下旬ではなく中旬になりました。15日ころには書店に並ぶでしょう。今回は初刷り部数がやや控えめですので、ご予約をおすすめします。で、今日はなにをしたのかって。‥‥どうしても重い打線‥‥?
2003年12月21日
‥‥●‥‥●
2003年12月20日
あれこれと礼状を書いたり、さして秘密でなもいひみつの作業をしたり‥‥。
そんなところへ、ひょいと、嬉しいものが届きました。絵本『ふくはうち おにもうち』の見本刷りです。絵の山本孝さん、今回も笑いながらの全力疾走です。
岩崎書店 1200円+税 04年1月中旬発売
2003年12月19日
午前は立川で編集者の苅田澄子さんと、中川ひろたかさんが作曲してくださる詞の打ち合わせをしました。同じ喫茶店で童心社の池田編集長と福田岩緒さんも打ち合わせをされていました。むさい男同士です。わたくしのほうは‥‥ネ。
午後は、またひみつの作業を。
のんのさんが掲示板へ、わたくしの少年少女詩集のご感想を書いてくださいました。無断にていいとこ取りで。
リクエストしてから一ヵ月半、やっと手元に。
「うみがわらっている」です。注・銀の鈴社
おどろきました。
まだ絵本しか読んでいない麟太郎ファンの方、ぜひお読みください。
あなたにぴったりの「詩」きっとみつかるかも・・・。(中略)
掲示板に書いたストレス解消法とも重なって、思わずのけぞってしまったほどです。
おそるべし内田麟太郎さま。
あなたさまが作家で本当によかった。教祖さまだったらわたしは道を間違ったかも・・・。(以下、危険なので省略)
2003年12月18日
ひみつの作業のあと子ダヌキとおもちゃ屋へ行きました。約束していたクリスマスのプレゼントです。買ったのはなんとK1でした。あのボブ・サップさんなんかの。時代の子ですなあ。よしよしです。久しぶりに新装なった不二家へおててつないで。
今日の「笑っていいとも」に出られた竹巧彩の毛利健一さんはよかったなあ。なんとも自然体で。篭の「真贋」の目利きにはわたくしも自分の感性が試されているようで緊張しましたが、当たっておりました。やれやれ。
昨日の日記の「ハゴメナン‥‥」以下はサービスであります。書くことがなにもなかったので「つまんねえなぁ」と。けっして頭が変ホ長調になったわけではありません。ご心配をおかけしてすみませんでした。陳謝。
2003年12月17日
「接近遭遇 ホルモン焼」を小野明さんに送って、復習のあと塾へ行きました。
ハゴメナンがムリガグラにまさかこめらまさするとは思ってもいませんでした。タキチトケもかなり興奮して「今夜は9時間しか眠れそうもない」とつぶやいています。わたくしもこめらかさされたムリガグラがびゅ〜んと首をのばされながらもケケケケケと笑ったのには魂消(たまげ)て、まだ膝が笑っています。寒いですねえ。
2003年12月16日
本日も秘密作業のあと、昨日書いた「接近遭遇 ホルモン焼き」の推敲をしました。
仏教書を6冊買い求めました。といっても仏教徒になりたいわけでも、解りたいわけでもありません。あることをただぼんやりと感じたいだけです。だいたいわたくしは「真理」は解らなくていい派で、また読んだ本も記憶しなくていい派です。読んでいくことでゆっくり自分の感性が変わってくれれば‥‥。学者や評論を書きたい人はそうもいかないでしょうけど。
情報
18日フジTV「笑っていいとも」に竹職人毛利健一さんが出られます。先月30日、わたくしを臼杵市佐志生に呼んでくださった方です。
くわしくはこちらからどうぞ。竹巧彩へようこそ
NHK教育テレビ「てれび絵本」の『かあちゃんかいじゅう』再放送は19日(金)午前7.25〜7.30です。
2003年12月15日
午前中→ヒ・ミ・ツ
午後は「接近遭遇 ホルモン焼」を書いていました。某社の絵本ガイドブックのものでです。おもに石井聖岳さん、早川純子さん、山本孝さんのことを。新星と接近遭遇なんですが、それではあまりにも面白くないタイトルなので‥‥。
2003年12月14日
ひ・み・つ
フセイン、米軍に拘束される。
2003年12月13日
ひ・み・つ
子ダヌキの大好きなナナちょんばい(七人)で忘年会をしました。福生市の山水。焼肉の店です。
『ねがいぼし かなえぼし』の絵詞を読んでくださった山本孝さんからメールを頂きました。無断で!その一部を公開します。
読んでびっくり!今回の作品は現代のシーンが、登場するのですね!
しかも空の上のお話との二重構造だなんて!震えました・・!嬉しさとプレッシャー(?)で・・。
何回も読むうちに、じわーん、じゅわわーーんと、頭の中にイメージが広がっています・・。
2003年12月12日
忘年会で約束した絵本を発送したり、昼寝したり、年賀状の原稿をこしらえたり‥‥。 新年からいきなりダブルブッキングが二つあるのに気づく。「ウギャー」と動顚。同窓会はなんとかお詫びしてクリア。二つ目は歓迎会をお許しいただき福岡から名古屋へ直行することに。来年こそのんびりしたかったのに‥‥。
絵本『かあちゃんかいじゅう』が3刷に。ありがとうございました。
2003年12月11日
♪二日酔いだよ 人生は〜っと くらぁ♪
2003年12月10日
予習復習をして塾へ。終わるやいなや電車に飛び乗り浅草橋へ。詩誌『騒』の忘年会です。アホが肴のうまい酒とウーロン茶でした。二次会は和民。グレープジュースがおいしかったなあ。それでも明日は見事な二日酔いでしょう。
帰宅12時30分。岩崎書店の島岡理恵子さんからうれしいメールが届いていました。どうやら「七夕」絵本の絵詞(えことば)は合格したようです。ほっ。そのほんの一部を紹介します。
本日「ねがいぼし かなえぼし」をいただきました。
今回のシリーズの中ではじめて現代の子どもたちが出てきたと思ったら、実は劇中劇のような二重構造の展開だったのですね。従来の七夕のおはなしに終わらず、現代の子どもたちも登場することで、今の子どもたちにもとても共感がもてると思います。
さてさてこれを山本さんがどんなふうに料理するか・・・・ 注・山本孝さん
雑誌「灯台」1月号に漆原智良さんが『はくちょう』を。毎日小学生新聞に小暮正夫さんが『うみのむにゃむにゃ』を紹介してくださいました。
『はくちょう』といえば掲示板にも2年1組のガミラ・ガミゴン さんからご感想が。
今日、遅ればせながらクラスの子どもたちに『はくちょう』を読みきかせしました。
いつもは、がちゃがちゃとうるさい子どもたちが、シーンと聞き入っていましたよ。
いけがおもわずさけんでしまう場面で、子どもたちの表情がマジになり、次のページでエッ?という顔になり、次のいけがとびたつシーンでは、「いけがはくちょうになったんだ」とのつぶやきとともに「えー!?」という驚きというか喜びというか、なんとも言えないため息が・・・・・・
いつもの子どもたちからは予想もできないリアクションに、こっちが驚いてしまいました。
2003年12月9日
礼状を書いたり、礼状を書いたり‥‥。浮世の義理を欠きたいなあ。
長野ヒデ子さんから月刊絵本『もちづきくん』(作・中川ひろたか/チャイルド本社)を頂きました。筆がなんとものびのびしています。もちづきくんとネコのついた餅ものび〜んとのびのびしていました。
本日のひとこと
イラク国民はバカである。米軍支援を人道復興支援といいつづければかならず騙せる。馬鹿だからな,あいつらは。ないしょだぞ、これは。
日本国首相 小泉純一郎
2003年12月8日
ちゅかれたびーというわけで(つまり欝予防です)ムジナと吉祥寺へ。トムズボックスで長新太展を見て、五目焼きそばを食べました。そのあと立川で靴屋さんなどうろうろ。ここで終われば見上げたもんだよ(屋根屋のふんどし)麟ちゃんでありましたが、ムジナを先に帰し、仕事部屋で『ねがいぼし かなえぼし』の推敲を。‥‥遊ぶのが下手でんなぁ。
ちなみに看板屋の師匠に教わったものに「屋根屋のふんどし」のほかに「グリコの看板」というのもありました。お手上げ─ということでした。
2003年12月7日
二日酔いのトド ごろーん
2003年12月6日
法事でした。お坊さんのお経を聞きながら「空=0・ゼロ」のことを考えていました。空即是色。色即是空。ほんとうだなぁ、と。0はマイナスでもプラスでもありません。あくまでも0です。でもこの世は「未練の世界」ですからお坊さんもお経もいるのでしょう。この世の「未練界」を生きているものとしては、空を思念しながらも「まあ、いいか」とお坊さんとお墓を眺めていました。これもまた人間そのものですから。ここに「そのものへの慈悲」が生まれるのかもしれません。人の上に立つ超越絶対の神ではなくともにある仏の。えーと、わたくしは仏教徒ではありません。念のため。
遅れて駒込の電通会館へ。詩人秋山清を偲ぶコスモス忌です。今年の講演は美学校の今泉省彦さんでした(わたしは遅刻で聴けませんでした)。駅前の魚民で古書店主月の輪さんもまじえて楽しき二次会。詩人はアホばかりで‥‥。あははははは。その席で耳にした詩友Hさんの句です。
少年や国敗れても恥毛あり
2003年12月5日
ただただ礼状を書いて午前中は終りました。そのあとは昨日に第一稿を終えたばかりの『ねがいぼし かなえぼし』の推敲をしていました。かなり変えたところもあり、推敲というよりも改稿だったでしょうか。な〜んか、よくなった気がしています。頭の中では「ああでもない、こうでもない」と半年ほど転がしていたものです。
もうすぐですよ〜、山本さ〜ん。
自戒その2 まじめな人間は癌になりやすい いいかげんは健康の友 ウン
2003年12月4日
午前中は、ひかりのくにの言葉直し二つと礼状などいろいろ。
午後からは山本孝さんとの絵本第4作『ねがいぼし かなえぼし』(仮題)をああでもないこうでもないとやっておりました。七夕の絵本です。版元は岩崎書店。でもねえ、七夕の絵本って滑稽なものにしにくいんです。いや、滑稽にしてはいけないんだろうなあと、マジメに悩むのであります。滑稽をマジメに悩む。ショペンハウエルさ〜ん。
NHK教育テレビ「てれび絵本」での『かあちゃんかいじゅう』再放送(3回目)が決まりました。12月19日(金)午前7.25〜7.30です。
2003年12月3日
朝、予約していたマッサージ屋さんへ。もみもみもみ。気持ちよくて眠ってしまいました。
それでも頭の中はすかすかの海綿状。無理はありません。大分から京都へと四日間のあちこちです。そのすかすか頭を乗せて塾へ。
ベネッセから『こどもちゃれんじ』12月号が。沢田としきさんの優しく深い絵の「さみしがりやのサンタさん」がありました。文は‥‥わ・た・し・で・す。えーと、それから、岩崎書店より来年に上製本になりまして‥‥。
月刊『MOE』1月号。特集/絵本ベスト30の4位に「ありがとうともだち」が。15位に「はくちょう」が登場していました。そのほかにもなんだかんだで8冊も。ウレシハズカシ‥‥煙草屋の娘(古いなあ)。
2003年12月2日
午前中は京都駅でひかりのくにの岩井紀子さんと絵本の打ち合わせ。
午後。城陽市立寺田西小学校で子どもたちに講演?三年生から六年生までです。うーん、いつものことながら子どもたちに話すのはムツカシイですね。仕方がないからみんなが笑ってくれる詩をつぎつぎと。なんとかかんとか終えられたのは先生たちのおかげです。校長先生をはじめいい先生方ばかりでした(今回はおべんちゃらではありません)。そのあと30分ほどお母さんたちと懇談会を。こちらはゆったりと質問に答えさせていただきました。
自戒。もう小学校での講演は引き受けんぞ! ‥‥子どもたちは好きなんだけど。
新幹線であわただしく帰宅。PHPの大久保徳久子さんから絵本『おかあさんになるってどんなこと』のラフが届いていました。中村悦子さんの絵にその仕上がりを想像しながら幸せな気分に。佼成出版社の鬼の小山菜穂子さんからもうれしいメールが。「村上康成さんのラフを拝見しました。キャラクターがかわいいですよ」。うにょうにょうにょ。
2003年12月1日
JRで臼杵から京都へ。龍谷大学のある町に泊まりました。
2003年11月30日
午前中は臼杵の磨崖仏を吉田秀子さんたちと巡りました。人のこころに信仰の生まれてくる哀しみを感じながら。帰って佐志生にあるギャラリー彩佐saisaの前でぼんやりカラスウリに見とれていましたら(少年回帰、幸せでした)、会場の下見に来られたbatさんにbatutari!。いや、はや、もう‥‥。で、講演ですが、良く笑っていただけたようです。吉田秀子さんの作品も売れてたそうです(毛利健一さんには聞き忘れました)。中上智子さんのやや上がり気味の司会もヘニモヘで楽しく、わたくしへの花束贈呈をbatさんに託された、その心配りにはふか〜い尊敬の念をば抱きました。
夜は、羽田から飛んできた絣軍団(藍木野婦団連)の面々も大挙参加し、川口屋で彩佐の忘年会兼打ち上げがありました。ビンゴにカラオケ大会。大いに盛り上がり楽しい夜でございましたなあ。ふぐもおいしかったし、なにやらの肝もまた格別で。
あたしゃ男を売り物にする男を「こいつはバカじゃなかろか」と思う者でありますが、毛利健一さんは真に男でござりました。
2003年11月29日
竹の職人・有彩さん、こと毛利健一さんと、藍木野(あきの)のブランドで知られる久留米絣作家の吉田秀子さんと、羽田から大分(臼杵市・佐志生)へ。夜は臼杵市にある蔵で吉田さんのお姉さん夫婦もご一緒されておいしい料理を。フランス料理だったの‥‥かな?
2003年11月28日
ひたすらひたすら塾の復習を。でも明日から4日間の講演旅行。きれいさっぱり忘れるでしょうね。それがオジサンの脳味噌というものです。ありのまま、ありのまま。ありのままを受け入れませう。
PHPの大久保徳久子さんから電話がありました。絵本『おかあさんになるってどんなこと』のことです。中村悦子さんのラフに思わず涙がにじまれたそうです。子どもたちよりもお母さんたちに読んでほしい絵本ということで思いが一致しました。ほかにも『パパはパパママ』『かあさんのこころ』と長野ヒデ子さんと浜田桂子さんもビックリの母もの三部作が出ます。ケケケケケ。
石井聖岳さんが絵本『ヤドカシ不動産』を出されました。文は穂高順也さん。やわらかい色とおとぼけの“かる味”がお話にぴったりです。仕掛けはくりかえしですが、それをひょいと外される穂高さんの妙技にうっとりします。巧いなあ。マイリマシタ。これは売れるでしょう。あったかくてかわいいんです。
高齢者向け、めざせご長寿「健康かるた」グランまま社グランまま社ホームページの絵も描かれています。
講談社 定価1400円+税
2003年11月27日
ひたすらをやっておりましたら、文溪堂の大場裕理さんからオモシロイ電話がありました。来年秋ころに「うそつきのつき」が作曲され世に出るそうです。曲は長新太さんの「ブタやまさんたらブタやまさん」を作曲された伊藤義明さん。版元はカワイ出版です。へんな歌になればいいなあと楽しみにしています。大ヒットは‥‥まさかあ。ちなみに文溪堂の年賀状の絵柄は「ワニぼう」になるとのことでした。ほしいでしょ。でも、こればっかりは。
子ダヌキと戯れてきました。
画家で友だちの重豊次郎さんがホームページを開設されました。作品が見られます。こちらからどうぞ。:http://www.bbweb-arena.com/users/znm49238/
2003年11月26日
午後2時までひたすらひたすら礼状を書いていました。それからひたすらひたすら塾の復習を。テストが控えているのでございます。週末から週明けのの4日間は大分と京都。その分を明日もあさってもひたすらひたすら‥‥。
ひかりのくにの岩井紀子さんから届いた絵本『ことば どんどん あかちゃんえほん』の版下の美しさにビックリしました。正確にはデザインにというべきでしょうか。わがままをいってデザイナーの森本良成さんに参加していただきました。森本さん、ありがとう。
上野千鶴子さんの本を読んでいたら放哉の句が出ていました。
影もめだか
唸りました。これはすごい句です。で、ミーハーのわたくしは放哉さんと中村草田男さんの本を注文しました。草田男さんは父が尊敬していた俳人です。‥‥影響されやすいわたくしでございます。
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講演会●臼杵市
11月30日 PM1:30
主催/竹巧彩 ギャラリー彩佐
tel 0972-68-3117
大人1000円 中・高500円
久留米絣作家 吉田秀子さんとジョイント
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2003年11月25日
雨の江戸川を渡り千葉県へ。市川市立真間小学校で子どもたちに「講演」してきました。といってもわたくしの最も苦手とする一年生から六年生までが一緒の、それであります。「ああ地獄! おお地獄!」と苦行者の心境で前へ出て行きましたが‥‥。子どもたちは用意していった十篇ほどの詩によく笑ってくれました。助かったなぁ(地獄に仏って‥‥あるんですネ)。質問時間も元気な手がいっぱい挙がって楽しい一時間でした。いただいた感想文にも「詩が面白かった。笑いました」とありました。
午後からは保護者のお母さんたちとも「へんは素敵」のテーマ?でアットホームな感じで過ごさせていただきました。会場にはくの一(忍者)もおられたようでございます。お世話をしてくださった皆さん、ありがとうございます。
季刊『この本読んで!』冬号が届いていました。最終回「麟のひとりごと」はわたくしの高校時代の恋物語です。
2003年11月24日
むむlっ。風邪かぁ。用心、用心。明日は千葉県市川市某小学校に行かなければなりません。てなわけで、仕事部屋を早々に引き上げのんびりテレビを見ています。
2003年11月23日
のんびり起きて、のんびり塾の復習をして、のんびり娘たちと食事に行きました。子ダヌキも一緒です。
娘「おとう(さん)は仕事のしすぎだよ」
父「そう思う。来年から仕事を減らそうと思っている。講演は絶対に月に一回にする」
みなさ〜ん、よろしくお願いします。
山本孝さんからメールが届きました。「またまた『十二支のおはなし』が増刷するそうです。ハッピーです」。第4刷。この秋冬で3刷。ありがとうございました。山本さんは新婚ほやほや。たしかに「またまたハッピー」でございます。
2003年11月22日
朝、予約していたマッサージ屋さんで一時間ほどもみもみを。
午後は立川市女性総合センター・アイムで講演させていただきました。主催は立川市立図書館と立川地域文庫連絡会です。立見こそありませんでしたが大勢の方が来てくださいました。「まだ、まだ、故郷以外なら騙せるぞ」とみょ〜な自信を持たせていただきました。アンケートには「ただ、ただ、面白かった!!」と感嘆符がふたつもあるものや、「第2回もやってほしい」というオッソロシイもの、そしてなぜか「深かった」というものまでありました。そうかなぁ‥‥深かったかなぁ?
笑ってくださったみなさん、ありがとうございました。地元羽村からも市立図書館の方が来て下さっていたようです。はずかしいけど嬉しいことでした。
まあみさん、おいしくいただいています。がっかりさせてスミマセン。それからついでに主催者のみなさん、ごきげんよう。
batさん。お約束の父(内田博)の詩です。
慰霊歌
亡児有子に捧ぐ
あの物語の山や川を
まだあんよもできなかったおまえは
どうして越えて行けたろう。
けれどおまえの魂には
みじんの穢れがない故に
みちびきくださる力があって
あの暗い山や川も
やはり越えて行けたろう。
そしておまえの可憐なたましいは
白い花など咲いている
小鳥の群れが飛んでいる
明るいところへ行きつけたろう。
そこにいらっしゃるほとけ様は
おまえの父や母のように
おまえを抱き上げて下さったろう
そうだ、おまえの父や母のように
やさしく頬ずりして下さったろう。
父は悲しく
そんな物語を信じたい。
詩集『悲しい矜持』昭和十七年刊
2003年11月21日
福岡・天神・イムズで堀越千秋展を観て機上の人に。二日酔いなのでただただ眠って。明日は午後2時から立川市女性総合センター・アイムで講演です。さて、さて、どうなりますやら。
2003年11月20日
朝、母校の中友小学校を訪ねました。よく言えば挨拶詩、ありのままにいえばおべんちゃら詩を、1.2年生、3.4年生、5.6年生と3回に分けて、読ませていただきました。子どもたちは“やさしく”よく笑い転げてくれました。「りんたろーさん、りんたろーさん」と仲間にも入れてもらい、給食も一緒に。哀しみを抱く子もひととき笑ってくれてでしょうか。そのひとときのぬくもりを思います‥‥。
雨の中をのんびりと散歩しながら市立図書館へ。こっそり『あしたもともだち』の原画展を観せていただきました。銀水小学校の子どもたちの感想文も。
夜の大牟田文化会館の講演はアラアラアラ。空席がいっぱい。立見、入場制限、前売り完売のリンちゃん神話はガラガラガラ。いいえ、故郷ではリンちゃんの正体がばればれだったというのが事実でしょう。でも、おかしかったですよ。講演が終わってもだれも講演には触れないんです。お気の毒にと感じられていたのかどうか‥‥。それがあまりにもおかしくて吹き出しそうなのを必死で堪えていました。
にしても、主催してくださった文化会館と図書館には申し訳なく思っています。たくさん宣伝してくださったのに。わたくしの非力です。ただ、講演だけは手を抜かず熱弁(質はシリマセン)させていただきました。これは来てくださったお客様への礼儀ですから。
終わって高校の仲間四人で食事を。わたくしだけ生ビールを飲みました。やけ酒ではありません。講演で脳が興奮しているので眠り薬です。
2003年11月19日
どうしたのでしょうかと書いたら、石井聖岳さんに失礼なのですが、絵本『つれたつれた』(解放出版社)が本日のイーエスブックのベスト50の5位になっていました。「おれたちともだち」シリーズの6冊は「そうだろうなあ」とわかりますが‥‥。これ、さりげない広告なんですけど。
日記は大牟田行きで三日ほど休みます。
2003年11月18日
ずっと礼状を書いていました。といっても頂いた詩集を読ませていただきながらなどもあり、なかなかすらすらとは‥‥。またまた不義理の山を築きそうです。むかしむかし美男俳優の長谷川一夫さんが「若さの秘密は不義理をすることです」とおっしゃっていたけどワカルナア。‥‥若くはないけど。だってねえ、ああた、もう。
Nさんおすすめの絵本『金曜日の砂糖ちゃん』(偕成社)を読みました。詩です。ここにあるのはまぎれもなく詩だと思いました。酒井駒子さんの大フアンワタクシは、ますますこの方の虜になりそうです。
お・ま・け。わたくしの曾おじいさんは妻子を捨てて、若い娘と柳川から大牟田へ駆け落ちし、すぐにコレラでころりと逝かれたそうです。ひと呼んで柳川団十郎。アハハハハ─若い女性に弱い血筋でございます。
明日は大牟田へ。
2003年11月17日
ひかりのくにの改稿作業をしていました。
それからぼんやり千住真里子さんのアヴェ マリア(バッハ=グノー編)を聴いていましたら、昨日読んだ父の詩「慰霊歌」にその旋律が重なるように流れてきました。根源的な人の悲しみには仏教もキリスト教もないのだなあと思いながら‥‥。遠藤周作さんのイエスにわたくしは親鸞を感じます。これは“正当なキリスト教”からは外れているのでしょう。でも、それだけにわたくしは遠藤周作というひとが信じられ、肉体化されているイエスを感じます。アメリカの大統領は愛の新約聖書ではなく、戦いの旧約聖書からの引用が好きだと最近読みました。戦わない思想をぼんやり考えています。
本日はチトまじめでした。すってんころりん。
2003年11月16日
やはりいささかぐったりで‥‥午後遅く仕事部屋へ行きました。大牟田文化会館での講演資料作りです。共催の図書館館長さんから父・内田博(詩人)のことも話してほしいとリクエストがあったのです。みなさんにもわかりやすい短い詩をと思い、父の全詩集から「慰霊歌」を写し朗読の練習をしましたら涙声になって読めず、それでも読んでいったら、ハズカシナガラ号泣してしまいました。亡き父を思い出したからではありません。娘を早世させてしまったった親の悲しみの深さと、その哀切さに打たれたからです。添えられたことばは「亡有子に捧げる」とあります。このような父の子であったことを少し誇りに思いました。
いまはジュリエット・グレコを聴いています。
朝のぐったり時間に日本テレビの「波乱万丈」で千住真理子さんを観て、千住さんのCD(ヴァイオリン)を注文しました。わたくしはかなりミーハーです。
2003年11月15日
なんとも立派な能舞台で講演させていただきました。豊田市立中央図書館の主催です。話はいつもとおなじものでした。本人は「こんどこそちがう話をしたいなあ」と思っているのですが‥‥。お客さんがわたくしに聞かれたいことがわかるだけに、ついつい‥‥。二月にまた名古屋で講演が入っています。こんどばかり「変えるぞ!」と思っています。お客さんは不満いっぱいで帰られるでしょうね。うーん。
講演はよく笑っていただけました。好評だった、ようです。帰るわたくしを豊田市駅で“待ち伏せ”していてくださった美人連のみなさん、ゴメンナサイ。あれから館内でまだいろいろとありまして。でも、おこころには感謝しています。ありがとうございました。帰りは女人禁制。二日酔いらしいオトウサンと。
図書館の岸上和美さん。お世話になりました。『ありがとうともだち』の原画展の展示が素敵なのでよろこんでいます。
そうそう「絵本『はくちょう』」といったとたん、ひときわ高く拍手してくださった方がおられました。うれしかったなあ。
2003年11月14日
神楽坂の出版会館で、インターネットで流されるハイパー絵本(仮名)のテスト版の[上映]と説明会がありました。童心社と講談社が配信元に対して、既刊絵本を使う場合の出版社の[権利]を主張されていました。当然のことだと思います。出版社はその絵本を作るために金も人も時間もつかっていますから。その[権利]が契約書に盛り込まれる方向へ進んでいくことを願います。そして近い将来、必ずハイパー絵本のための若き作家群が登場してくるでしょう。既刊絵本のハイパー化ではなく「これこそがハイパー絵本だ!」と。
それでも私たちは新しいメディアに対して積極的であるべきだと考えています。で、なければ若い才能は絵本出版社に─さよなら─していくはずです。いいえ、巨大メディアははるかに好条件でそれらの才能を取り込んでしまうにちがいありません。時代とハイパー絵本には後ろ向きでなく前向きに─そう思っています。
ひかりのくにの岩井紀子さんからメールが届いていました。
今日原稿とどきました。ありがとうございます!!
内田先生らしいというか…とてもリズムがいい文があがってきて、
『さすが〜!!』というかんじでした。
このあとに「でも」と続くのですけど、まあそれはなんとかなるでしょう。ね、岩井さん。
明日は豊田市です。
2003年11月13日
やっとこ、さっとこ、どっこいしょ。ひかりのくにのことば遊びが仕上がりました。どうなりますやら。投函したとたん、不安の時間が始まるのであります。いつも。
子ダヌキとおもちゃを買って、お好み焼き屋へ行きました。おもちゃ屋で「お金持ってる」と心配そうに聞かれました。ほろり。
本日のイーエスブックスで名作!『はくちょう』が48位に入っていました。第1位まであと一息‥‥でもないかあ。
2003年11月12日
本日も必死に塾の復習と予習をして行きましたら、なんじゃらほい。テストは来週になりました。ところが、ところがなんです。あーっ! その日に、うっかりしゃっくり福岡行きを入れていました。わたしはその翌日に福岡行きと思い込んでいたのですが。なんたるこっじゃ! 先生、すんません。
岩崎書店の島岡理恵子さんから絵本『ふくはうち おにもうち』のカラーコピーが届きました。山本孝さんの福の神様は腹踊りをなさっていました。そして冬の空を飛んでいく鶴。ああ日本。この時代に、この絵本。なにかであるようです。初荷で出荷されます。
平成うわさの怪談F『怪奇スープをめしあがれ』 岩崎書店 1000円+税 挿絵・山本孝
12人の作家による怪談。内田は「死にいたる虫」を書いています。
2003年11月11日
朝、散髪二千円。昨日は家を空けていたので今日は塾の復習と予習をしていました。
つまんねえ。
2003年11月10日
吉祥寺トムズボックスで和田誠展。
、都内某所で某重大会議がありました。メンバーは7名。重大決定の後に新宿某所にてマッコリの大酒宴を。わたくしは酔うと秘密を漏らすこと確実なりと禁酒命令が出され、ゆず茶などを飲んでおりました。その楽しき席でマンガ家・鴨川つばめさんの話が出ました。「そ、その方、わたくしの田舎の出身です!」と思わず大自慢。ちなみにわたくしと萩尾望都さんは同じ高校出身です。つぎの資料は大牟田市立図書館の「郷土ゆかりの漫画家」より拝借しております。
鴨川 つばめ(かもがわ つばめ) 漫画家 昭和32年(1957)、大牟田市出身。
船津中学校の先輩には、萩尾望都がいる。同級生と船津漫画家集団を作り同人誌を発行した。当時から、同級生と漫画界に革命を起こそうと考えていたという。
高校中退後、鹿児島県出身の漫画家バロン吉元氏のアシスタントを勤める。
18歳の時、「少年ジャンプ」で赤塚賞を受賞した作品、『脂肪遊戯』でデビュー。
その後、「少年チャンピオン」に移籍して、『ドラネコロック』、昭和52年、20歳でギャグ漫画『マカロニほうれん荘』の連載を始めた。新感覚のギャグ漫画で一躍人気漫画家となる。しかし、この連載は作者にとって凄まじい苦闘の日々の連続であったらしく、連載終了後しばらくして、その名が忽然と消えてしまった。
約10年間の長い長い休暇の後、『ミス愛子』『マカロニ2』を発表する。同時期に「少年キング」で東京ひよこのペンネームで『プロスパイ』を発表。後に、ペンネームを鴨川つばめに戻して、「少年マガジンSPECIAL」や「コミックトム」で短編を発表。「少年チャンピオン」で『チュンチュンアレイ』の連載も行った。
ギャグ漫画の伝説的存在である。(以下略)
15日の豊田市の講演は完売しました。ありがとうございました。
2003年11月9日
朝、衆議院議員の投票をしました。自衛隊員に死んでもらいたくない、そして人も
殺してほしくないという一点に絞って‥‥。
ひかりのくにの言葉遊びで悶、々、モン。遊びで悶々するというのはサラ金に追われるパチンコ狂いみたいなものでしょうか。なんとなくそんな気分もいたしております。
お昼寝の後、北海道の某さんおすすめの絵本『イザベルと天使』(文/ティエリー・マニエ絵/ゲオルグ・ハレンスレーベン訳/石津ちひろ/金の星)を読みました。そして「こんなものを書きたいなあ」とアコガレマシタ。雨です。
2003年11月8日
子ダヌキ一家とムジナとわたしで小学校へ。子ダヌキの絵と工作を見ました。そのあと子ダヌキと野球。わたしはなぜか二度もつっ転びました(まさかなぁ)。
ムジナと二人でお隣の青梅市へ。赤塚不二夫会館です。思っていたよりも見ごたえがありました。古い建物を上手に生かしてあり、いかにも「昭和慕情・昭和の街」をうたい文句にしている町でした。実を言いますと‥‥、こんなものがわが故郷にほしかったのです。もっと告白すればわが故郷大牟田に長新太絵本美術館あったらと夢想していました。三重県と東広島市に出来るんですねえ。長新太絵本美術館。う〜ん、くやしいなあ。
2003年11月7日
ひかりのくにの〜 しごとをば〜
月刊「MOE」より電話をいただきました。なんでも絵本年間ベストなんとかかんとかになんとかかんとかだそうです。12月になりましたら書店をのぞいてください。
やや疲れ気味みたい。明日は休むゾー!
長女が申し込んでくれていたらしく「内田麟太郎公式ホームページ」がYAHOO!に登録されました。これからは「絵本作家」や「童話作家」からでもHPへたどり着けるようです。 お試しください。おもいがけない楽しみもあるようですよ。
2003年11月6日
♪なんなのよ〜 ♪なんなのよ〜 もう秋も終わりだというのに絵本『うみのむにゃむにゃ』の増刷が決まりました。絵といい話といい、その底の抜けっぷりが大評判のようです。担当編集者の鬼の小山さんも、今日ばかりは観音さまのようなお声でした。
ひかりのくにの仕事で、ことばと戯れていました。そのあとは子ダヌキと。
戯れのはてはごろ寝の寒さかな 呆哉
2003年11月5日
仕事部屋へ出勤したら留守電がぴこぴこぴこ。ひかりのくにの岩井紀子さんから催促でした。まあ本日の予定はそうでしたからその仕事をしていたら、また岩井さんから駄目押しの電話が。「やってます、やってます」。仕事熱心な方です。事情でへたばっているムジナを気にしながらのそんな一日でした。
2003年11月4日
午後、立川で小柏香さんにお会いして、「おれたちともだち」シリーズ第七作『あいつもともだち』のラフを見せていただきました。降矢ななさんお元気です。またまたキツネのファッションが‥‥。冬服、春服と二度も楽しめます。こんどはどんなものかって、それはないしょですよ。春服のヒントは─ふ○○○○─です。
2003年11月3日
静かに雨が降っていました。
2003年11月2日
なんとなく仕事をしておりましたら‥‥。あの絵本『ぶきゃぶきゃぶー』の異才竹内通雅(ツーガ)さんからメールが届いていました。二人でこしらえる超へんな絵本のことです。編集者は『ぶきゃ』と『はくちょう』を担当してくださった塩見亮さんです。
先日、講談社の塩見くんから新作のテキストを受け取りました。その木のやる木になるには十二分でしたのでおどろ木ました。
そのー木なんの木きになる木ー
みたこともなーい木ですからー
ということで、ヤバイ山の森のなかのヤバイ木木たちを危機を感じながら、嬉々として描かせていただ木ー。そして「へんなきもき」になりまーす。
つまり変な木ばかりの絵本なのですヨ。
2003年11月1日
昭和記念公園で次女夫婦とムジナと子ダヌキの五人、日がな一日のんびりと遊んでおりました。子ダヌキはちびっこマラソンで上位完走。その両親は病気で来られませんでしたが、始終にこにこ園内を駆け回っておりました。その元気なこと。爺さんは‥‥アキレカエッテ‥‥昼寝をば。