2002年12月31日

 月刊『子どもの本棚』の○○○を書いていました。
  29日に静岡放送で朗読していただいたせいでしょうか、AMAZONの「内田麟太郎」で絵本『十二支のおはなし』は、昨日、今日と、トップです。紀伊国屋書店新宿南口店でも、ついに売り切れました。ありがとうございます。でも、年明けには入荷するかもしれません。あくまでも「かも」で申し訳ありませんが‥‥。

 ポプラ社の村地春子さんよりお葉書。ナンセンス絵本『だんどこだんどこ』は「なかなかに面白くできあがりつつあるのではないかと‥‥」と書かれてありました。

2002年12月30日

 季刊『この本読んで!』の連載第一回「みょうちきりんメ」を書いておりました。

2002年12月29日

 ふと前園敦子さん(春日市・児童書専門店エルマー)へ電話をかけたら、「『十二支のおはなし』は品切れで入荷せんとよー」と懐かしい九州弁が。そのあとしみじみと「よかったね」と。わたくしの無名時代を知っておられるだけに、こちらも胸がじんじろげー。

 子ダヌキから「天体望遠鏡で、土星を見たよ!」とはずんだ声の電話が。彼七歳。わたくしは御歳61歳、まだ土星などという高級なものは見ておりません。

  「いろいろあってね」 絵/本信公久  くもん出版 1200円+税

2002年12月28日

 本駒込(文京区)のZA.Galleryにて早川純子さんの作品(木口版画)を受け取り、紀伊国屋書店南口店に。『十二支のおはなし』は1冊のみ。他社の十二支ものは平積み。「いいんだもーん、売り切れなんだから」と、嬉しいような、少し悔しいような‥‥。勝負は来年の暮だーっ!  
 滝沢新宿東口店にてビリケン出版の津田隆彦さんに絵本『しんじなくてもいいけれど』の色校を見せていただく。うーん、こってり。早川純子さんの入れ込みぶりに、またまた感激。そしてその色感に。

 情報・AMAZONに『十二支のおはなし』入荷しました。

2002年12月27日

 昨日につづき賀状書き。「三井グラフ」130号が届きました。「特集・絵本の楽しみ」です。銀行や図書館などに出るのは年が明けてからでしょう。西村繁男・長野ヒデ子・いとうひろし・石津ちひろ・三輪哲・小松崎辰子のみなさん、そして私が「この絵本が好き!」と、それぞれ5冊をすいせんしています。

2002年12月26日

 絵本『がたごとがたごと』と『あしたもともだち』の増刷本が届きました。ア・リ・ガ・ト・ウ・ゴ・ザ・イ・マ・ス。

2003年度3月・6月・8月の講演受付は終了しています。

2002年12月25日

 年賀状の印刷に手こずってました。紙が厚すぎたようです。午後からは、もっぱら復習に精を出し塾へ。「二週間の休みですから」といつもの二倍、宿題を出されました。これって、休みでしょうか?
 AMAZONの「内田麟太郎・今日の売り上げ」トップに『やまのむにゃむにゃ』が。こういうのを三日天下といいます。ね、小山さん。 注・小山さん=佼成出版社・担当編集者。

 と書いて流したら、鬼の小山さんより直ちにメールが。「一日天下じゃわい!」。わたくしよりリアリストです。でも、なぜか好評でもあります。なぜか‥‥。
 追記 27日現在、三日天下となりました。リアリズムの敗退。

2002年12月24日

 終日、年賀状の印刷をしておりました。ヒツジさんの絵がなかなか納得できなくて、何度も何度も描き直し。さてさて、印刷しながらボーゼン!。「これだけの方に住所と宛名を書いて‥‥。印刷してはいけないんでしょうね。わかってはいるんですが、でも、いつか、根を上げそうです。虚礼廃止! そう叫びたいけど、いただく賀状はうれしく。

 ひさしぶりに河童が来て一句残していきました。

    ふる雪や熊さんねごとはーるよこい

 はーるよこい。

2002年12月23日

 情報 絵本『十二支のおはなし』はYAHOO・bK1・es-BOOKsに入荷しています。AMAZONと楽天は在庫ナシのままです。

 住所録の最後の追い込みをしておりました。ほら、賀状があるでしょ。

 ビデオが壊れて見れなかった、飯塚市蓮台寺小学校図書委員のみなさんのビデオレターを本日やっと楽しみました。「ともだちや」のペプサートもよかったけど、委員の皆さんのわたくしへの挨拶が、ネ。うん、笑えました。その元気ぶりに、アハハハハ。決まってました、「エイッ!」。みなさん、ありがとう。

2002年12月22日

 午前中は手紙を書いてました。昼寝のあと、すっきりした頭?で童話『はじめまして』を推敲、PHPの大久保徳久子さんへ送りました。そのあと塾の復習をすまし、一家?七人で年末恒例の焼肉屋(福生・山水)へ。次女夫婦が贔屓のおいしい店です。

2002年12月21日

 雪。二日酔い。
 なんともすさまじい表紙でありますが‥‥。平成の怪談が12話。わたくしは「黒い文字のうわさ」を書いています。

 「のろわれた携帯メール」平成うわさの怪談シリーズ3 岩崎書店/1000円+税

2002年12月20日

 渋谷区神宮前にあるギャラリー・ペーターズで荒井良二×竹内通雅のASOBON(あそぼん)展を見てきました。ムフフフフと笑えました。25日までです/木曜日定休。
 その足でクレヨンハウスへ寄り、『野の草花』という絵本を買いお代を払ったら、つぎのお客さまが『十二支のおはなし』を手にしておられました。レジの方が「この方が作者です」と私を。お求めのものにサインをさせていただきました。とても喜んでおられましたけど、こちらも‥‥。

 紀伊国屋書店新宿南口店に寄り某喫茶店へ。講談社の塩見亮さんに会い、伊勢英子さんの『白鳥』のラフを見せていただきました。映画のシーンを見るようでした。
 絵本『スモウマン』(ぶん/中川ひろたか え/長谷川義史)をいただきました。あほらしやの一語。これ褒めことばです。

 中野サンプラザで20代からの詩友・八代信(筆名)の退職祝賀パーテェー。非核・平和・反権力を生きてきた彼の退職にふさわしく200名を越す参加者。美人のエカテリーナさんがロシヤ民謡を歌ってくださいました。うっとり。‥‥ビールと酒。明日は‥‥。

2002年12月19日

 午前中は塾の復習と予習で終わりました。午後から絵本『だっこだっこ』と、童話『はじめまして』を推敲。『だっこだっこ』は「これで、いいな」と童心社の下園様へ送りました。
 子ダヌキといつものように不二家へ。ペルセウス座流星群を見た夜から、宇宙や星に関心が深くなったようで、誕生祝のプレゼントは望遠鏡などとのたまわっています。 

 テロに反対する国家も、テロ国家ですよねぇ。ことにアメリカなんか。世界一の兵器輸出国(平気輸出国!)でしょ。疑わしい正義だなぁ。

2002年12月18日

 幻の日本酒白根一實(しらねかずみ)や、獺祭(だっさい)、越乃かぎろひを頂きました。下戸なのにうれしくてほーと眺めています。なんだか日本の文化が「あんた、おったね」とはるばる訪ねて来てくださったようで‥‥。下戸なのに、にわか○○になり「ビールなんか」とつぶやいています。

 本日も絵本の発送と手紙を。発送は一段落しました。夕方、塾へ。

2002年12月17日

 夕方まで絵本の発送作業をしていました。そこへ西湖純子さんと木村研さんが。西湖さんは元さかえ幼稚園の先生です。木村さんはいうまでもなく遊びの本をいっぱい書かれています。園で餅つきがありましたと、つきたての餅をいただきました。木村さんも西湖さんも鳥取出身の同じ高校。それでああしてこうして、さかえ幼稚園に‥‥とのことです。

 某テレビ局の人形劇のこと、編集者の小柏香さんも喜ばれて、「本当になんてことでしょう‥‥!」と感嘆符がついておりました(メールです)。よかったなぁ、キツネと、オオカミ。

2002年12月16日

 働いてばかりいる─と、体を心配したムジナに、強制的に秩父へ連れ出されました。やまとーあーとみゅーうじあむ(日本で二番目に名前の長い美術館だそうです)で棟方志功の板画、鈴木信太郎の油絵、中川一政の書を見てきました。そのあとバスに乗り骨董屋さん(秩父美術館)に。古伊万里のお皿と蕎麦猪口をひとつずつ買いました。どこかおっとりとした小品です。

 某テレビ局より電話がありました。「ともだちや」ともうひとつ(わすれました)を人形劇にして放映したいからと。降矢ななさんの許可もお願いしました。

2002年12月15日

 へたばって‥‥遅い朝ごはんをいただき、仕事部屋へ。手紙を書いたり、絵本の発送準備をしたり‥‥。ぼんやりしたり‥‥。

2002年12月14日

 東京ステーションギャラリーで有元利夫展を観ました。これまでもうひとつ解らなかった利夫の仕事が、ふっと見えてきたように感じています。新橋で有元利彦展。父が利夫、母が容子と、ともに優れた画家である親を持つ息子(高校生)のツラサを思いながら訪ねましたが、杞憂のようでした。わたくしも父が詩人でしたから、二代目のツラサはワカルノデアリマス。
 駒込の電通共済生協会館で第十四回コスモス忌。『鴎外の坂』の著者・森まゆみさんの講演「金子文子への旅」を聴きました。昨夜のお猪口一杯の嘉泉(地酒)にぼんやりしながら‥‥。

2002年12月13日

  絵本を発送したり、手紙を書いたり。夕方、仕事部屋へ童心社の千々松勲さんと長野ヒデ子さんが見えられ、三人でぶらぶらと夜の玉川上水へ。そして多摩川の橋を渡り、お食事処・魚観荘で楽しき晩餐。お世話になった千々松さんへの、長野さんとわたくしからのささやかなお礼です。

 朝日新聞夕刊、荒井良二さんの絵本箱」で『やまのむにゃむにゃ』(佼成出版社)が紹介されました。「日本を代表する、この絵本を描いた画家の絵はお見事! 特に、赤の扱いが素晴らしい」とありました。「日本を代表する」─いいですねぇ。我が意を得たりと膝を叩きました(古いなぁ)。この畏友伊藤秀男さんとは、我が郷土・大牟田の絵本『わらうだいじゃやま』(石風社)もあります。在庫僅かです。

 『十二支のおはなし』(岩崎書店)はYAHOO!BOOKsでも品切れになりました。本年の最後の入手チャンスは、クリスマス絵本と入れ替わる25日午後の大型書店‥‥かもしれません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

内田麟太郎ブック・フェアー

沖縄県嘉手納市 宮脇書店嘉手納店 1月中旬〜2月下旬

縄県宜野湾市  田園書房宜野湾店 1月中旬〜2月下旬

沖縄県具志川市 沖縄ブックボックス美里店  1月中旬〜2月下旬

熊本県熊本市   紀伊国屋書店熊本店  1月中旬〜2月下旬

 童心社/九州・沖縄担当の上野誠さんのご提案による企画です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2002年12月12日

  午前中、立川にて、すずき出版の濱野恵理子さんに会いました。月刊絵本『ねぇねぇ』のラフです。描いてくださったのは大阪の長谷川義史さん。いま、庶民の暮らしを描かせたら、この人の右に出る者は‥‥。午後は、仕事部屋へ、金の星社の阿部文(ふみし)さんが来てくださいました。新作『もにょもにょ』のことをもにょもにょと。そのあと、子ダヌキと図鑑『宇宙』を買って不二家へ。
 AMAZONでも、ついに『十二支のおはなし』が品切れになりました。紀伊国屋書店新宿南口店でもそのようです。いやはや。

2002年12月11日

 マッサージと鍼ともみもみ。そのあとあわただしく「雑務」を処理して塾へ。それから電車に乗ってごにょごにょ。

2002年12月10日

 昨日9日、雪の東京をやや遅れがちなJRで大阪へ(静岡あたりからはもう雪はありませんでした)。夜、大阪府子ども文庫連絡会の新井せい子さんや幹事(?)さんたちと、美々卯のうどんすき(これがうまいのです)でわいわいがやがやと。下戸のわたくしには楽しき晩餐でした。夜は早寝。
 10日。大阪市中央図書館で講演させていただきました。なぜか、ひかりのくにの岩井弘子さんや画家の長谷川義史さんもお見えでした(ひらたくいうと‥‥もぐりです)。本は開演まえに完売。講演は、内容は水割り、反応は爆笑、だったようです。それにしても、これからは女が世界を動かしていくぞと、如実に感じました。男も絵本を読みましょう。

2002年12月8日

 某社より速達。平成17年度からの小学2年生・国語教科書(下)に掲載される『あしたもともだち』のゲラが届く。「お、おれは、オオカミなんだ」を「おれは、オオカミなんだ」と直させてほしいとありました。読みの授業で「吃音の子がからかわれる」そうです。表現者内田としては残念ですが、現実につらい子がいるのなら‥‥。一考すべきことかもしれません。教科書は他の本と違って、子どもたちが自由に選択できませんから。
 『だっこ だっこ』と『はじめまして』の推敲作業。自作なのに『はじめまして』では思わず目頭が‥‥。アハハハハ。
 明日は、大阪へ。夜は交流会という歓迎会。講演は翌10日の午前10時からです。

2002年12月7日

 雨です。氷雨でしょうか。悲しい恋が路地裏を‥‥。すべって転ばなきゃいいんですけど。どて。
 プレスリーのCD・監獄ロックを待っていますが、まだ来ません。明日かな。
 本を発送したり、手紙を書いたり、お茶を飲んだり‥‥。昼寝をしたり。明後日の大阪講演(格闘技!)を控え、体力を温存しています。‥‥オセロの中島知美はいいなあ。

2002年12月6日

 文京区駒込のZa Galleryで早川純子さんの版画展を見てきました。諧謔世界です。一月発売のナンセンス絵本『しんじなくてもいいけれど』(ビリケン出版)の絵を描いていただきました。こちらは諧謔というよりも、ユーモアでしょうか。いま、画廊で引っ張りだこと聞いております。


絵本『十二支のおはなし』が、12月29日、静岡のSBSラジオで放送されます。

「らじおん・さんでぃ」『楽しい読書〜ねえ、この本読んで』

(日曜AM11:30から11:40のコーナー)

2002年12月5日


 本にサインを頼まれます。嬉しいことです。でも、それが仕事場にまで依頼が来ると、正直いってつらいときがあります。机に向かいたいのにそれが出来ません。これはモノカキにはかなりつらいことなのです。いいえ、それでも、やはりありがたいことですから、サインをさせていただきます。困るのは「ひとこと書いて」と頼まれるときです。まさか「前を向いて歩こう」とか「いつも心に夢を」などハズカシクて書けません。ペンが止まります。
 こんなときです。政治家だったらなぁとつくづく思うのは。それだったらすぐに「誠実」「奉仕」「愛」などとすらすら書けます。書けるはずです、あの方たちは。
 仕方がないから、わたくしは「ぽ」と書きます。手抜きと思われるでしょうねぇ。でも、これ、つぶやいてみるととてもいいんですよ。ほら。 

          ぽ

 その「ひとことに」に本日は悩みながら‥‥。これから子ダヌキと散歩しながら不二家へ。

2002年12月4日

 このところ鼾がすごいとムジナにいわれました(わたくしはふだん鼾をかきません)。そういえば昨日の夕方は脳が行方不明になって、たぽ〜ん、たぽ〜ん。反省しました。そしてつぎの二つを、あらためて決めました。

  1・講演は月2回を厳守。
  2・ストレスで病気にならない


 てなわけで、マッサージと鍼に行きました。よかったなぁ。もみもみ、ちくちくを、一時間半。いまは、てろ〜んと体も頭もほぐれて、いい気持ちです。

                         

2002年12年3日

 本日も、講演とその疲れに溜めていた手紙を書いていました。そんな仕事場へ、季刊『この本読んで!』の編集者狩野啓子さんと小林絵里子さんが訪ねてきてくださいました。観葉植物だけだった部屋にぱっと大輪の花が二輪。連載「麟太郎のひとりごと」の打ち合わせです。「ひとりごと」の下にエンピツで小さく「たわごと」と書いてありました。なるほど、なるほど。企画の本心はこれだったのでしょう。むふふふふ。連載「麟太郎のたわごと」にご期待ください。

2002年12月2日

 終日、溜めてしまった手紙の返事や、お礼状を書いていました。そこへPHPの大久保徳久子さんから、絵本『おかあさんになるって どんなこと』の進行状況と、童話『はじめまして』の出発進行の合図が。うれしくてほころんでいます。なにが? さあ。
 esBOOKsの週間ランキングでまたもや絵本『十二支のおはなし』が第三位に。楽天でも品切れのようで、もしかしたら‥‥。夕方、お隣の号棟の最上一平さんちにお邪魔。

2002年12月1日

 吉祥寺のトムズボックスで「甘酸っぱい香り 長新太展」を観てきました。長さんの絵がとてもお元気で、楽しい一日になりました。ほわ〜ん、ほわ〜ん。

 その会場でビリケン出版の社長さんにお会いしました。来月出る絵本『しんじなくてもいいけれど』を、「また、いいものを書いていただいて」と喜んでいただき、ただただ恐縮、またもや背丈が縮んだようです。つらい。

2002年11月30日

 藤沢市明治民センターで講演させていただきました。終わったあと、みなさんが口々に「ありがとうございました」といってくださるので、なぜか弟の顔が浮かんできました。なぜだったのでしょう。絵本は千葉の館山から、グリムさんが遠路はるばる運んできてくださいました。よく売れていたようです。でも、でもなんです。一宮でもよく売れていて‥‥、わたくしは怖くなりました。「この勢いで本が売れていったら‥‥」。講演会の後のサイン会は‥‥重労働ダー!と気づいたからであります。重労働! まだ死にたくありません、神さま。

2002年11月29日

 すずき出版の編集者藤本泉さんが仕事場へ来られました。月刊絵本『まねっこ』(2003年3月号)の色初校です。アイボリーの紙の地を生かした、はた・よしこさんの絵がおしゃれでした。まねっこゴリラの話です。

2002年11月28日

 山田校長先生の一宮南小学校は海抜400メートルにありました。眼下に広がる桃や葡萄の畑。そしてその向こうには晩秋の甲斐の山々が。春には一面、桃の花だそうです。ちなみに一ノ宮町は日本一の桃の里として知られています(ご存知でしたか?)。一年生が歌で歓迎してくれました。筒井先生のタクトで一生懸命歌ってくれる子どもたち。マ・イ・リ・マ・シ・タ。この気持ちわかってくださるでしょ。「また、来週も来てね」といわれました。うれしいけど、おじさんはシニマス。

 いちのみや桃の里ふれあい文化館で講演させていただきました。内容ですか? さあ、おぼえていません。覚えているのは紫のお召しが似合う粋なお姐さん、仕切り屋雨宮さんのことだけです。かつて甲州一の賭場を預かっておられたという、その腕の冴えは実にお見事。講演会もサイン会もタタタタタ、タッ。楽しき夕餐はペプサート「ともだちや」の絵を描いてくださった丸山先生もご一緒に。

 水上小学校の校長先生・中村いそ子さんからfaxが。『悠』という雑誌に掲載されていた斎藤次郎さんの「ともだちや」です。劇団うりんこの芝居からひろがっていく「素顔の向こうの子どもたち」(連載)でした。中村さんへは、前・中友小学校の岩間先生から届いたとのことです。同じものを一宮南小学校でもいただきました。

2002年11月27日

 いやーあ、驚きました。esbooksの「日本の絵本売り上げランキング」で「昨日」を調べたら‥‥。なんと!絵本『十二支のおはなし』がトップでした。どこかの新聞に書評でも出たのでしょうか。うれしい珍事でした。

 「あいつもともだち」と「白鳥」をそれぞれ部分改稿し、偕成社と講談社へ。そしてあわただしく塾へ。わたくしは恥じ多き塾生であります。おじさんはボロボロ。

 てなわけで、異才伊藤秀男と内田麟太郎の、ナンセンス絵本『やまのむにゃむにゃ』でござーい。

 絵/伊藤秀男 文/内田麟太郎 佼成出版社 定価1300円+税


2002年11月26日


24日 岐阜市にある児童書専門店おおきな木で講演させていただきました。前座はなんと店主の杉山三四郎さん。ロック調?で「うそつきのつき」と「がたごとがたごと」を歌ってくださいました。「名は三四郎、歌はトーシロウ」と謙遜されていましたが、なかなかどうして楽しめました。
講演は、例のごとくアハハハハです。
 夜は高畠純さん、Wさん、Oさん、ABさん、三四郎さん、わたくしで、三楽というお店へ。にごり酒を猪口一杯、ビールをコップ一杯、ぐーいっと豪快に呑み干しました。生湯葉や牛肉や鴨うどん‥‥。おいしかったなあ。Wさんは男が惚れる、男の中の男。高畠さんはまことに誠実な方でした。

25日 新幹線のぞみで、午後1時帰宅。昨夜の大酒できつい二日酔い。ただひたすらぼーけー。

26日 月刊絵本『まねっこ』の作者の言葉を書いたり、溜まっている手紙の返事を書いたり‥‥。
 今朝はいい夢で目覚めました。22歳の恋人がいるばかりか、長新太さんの絵本塾の塾生で、海の見える高台に家(和風)を買っていました。当然、目覚めたとき「愛に歳の差なんて」とつぶやきました。
 そのせいでしょうか。昨夜の雨に空気まで洗らわれ、紅葉の奥多摩の山々が八重にも十重にも見えました。呆然。ただただその美しさに見とれていました。これが見たくて6階の部屋を借りたのでしたが‥‥。

2002年11月22日

 東京・青山のクレヨンハウスに寄ったら、「『十二支のおはなし』は、たちまち売り切れ、追加注文中です」と声を掛けていただきました。そして「迫力のある絵ですね」とも。福岡の講演会場でも、たちまち売り切れでしたが。
 その足で本信公久さんの個展へ。『いろいろあってね』の原画が展示してありましたが、それよりも「かば」という絵にうっとり。ほしいのをぐっとがまんして出てきました。
 
 新宿・滝沢でビリケン出版の津田さんに会って、1月末発売のナンセンス絵本『しんじなくてもいいけれど』の原画を見せていただきました。版画家早川純子さんの絵は、乗りに乗られていて、画家の生理、絵を描く快感(快楽!)が、どやーっと迫ってきました。この入れ込みよう(楽しみよう・描きこみよう)は必ず子どもをタ・ノ・シ・イの虜にするでしょう。

2002年11月21日

 24日の岐阜講演を控え、体力回復のために、狸とのんべんだらりん‥‥。
 それにしても、今日、宅急便で届いた季刊『この本読んで!』の反応がもうメールと掲示板へ。その反応の早さに驚いています。
 明日は新宿へ。このつづきは明日です。

2002年11月20日


 りんたろうさんは、へたばっておられます。で、この日記はいささか手抜きではありますが、オユルシアレ〜

14日 JALで福岡へ。紀伊国屋博多店をのぞく。「いろいろあってね」「ぶきゃぶきゃぶー」が特等席に。

15日 福岡市総合図書館で講演。もう、むちゃくちゃに、みなさんが笑われて、こちらがあきれました。しばしば話を中断し、みなさんの笑いが収まるのを待ちました。なんでやろ?

16日 福岡西部子ども劇場の主宰で講演。こちらは必死に笑いを堪えておられる顔や、うにうにとわらっておられる顔や。終了後、次女の仲人をしてくださった川島義幸さんのお店(早良区西新5-3-13 832-5783)で安くておいしいピザをいただきました。

17日 母校中友小学校の文化祭へ。4年生に「りんたろうさんの麟の字は、麒麟麦酒の麟です」と紹介されました。さすが焼酎王国九州の子どもです。6年生は、わが街の歴史(炭鉱)を調べていました。実にしっかりした内容で、わが知らなさに‥‥。夜は北高11期同窓会。中友小学校の校長・春名常志さんもゲストで来て下さいました。

18日 瀬高町の水上小学校へ。1/2年生、3/4年生、5/6年生と、三回連続の絵本の開き読みと、詩の朗読と質問。よく笑ってくれるかわいい子どもたちに疲れもなんのその。ところで当日に大牟田から学校までの送迎をしてくださったのは、高校同期生で前・水上小学校校長・井上展頼さんです。そして現校長は、前・中友小学校校長の中村イソ子さん。ひとのご縁で呼んでいただきました。

19日 JALで帰る。メールがどどどどどど。手紙がだだだだだだ。

20日 ひたすらひたすら、メールに返信し、電話をし、FAX‥‥。 そして、ぼんやり頭で塾へ。留守中にパソコン名人の長女が、掲示板にきた悪徳業者(ねずみ講)のものを削除してくれていました。感謝。

                         

2002年11月13日

 本日は‥‥、とりたてて書くほどのことはありませんでした。てなわけで、明日から福岡方面へ出かけます。

日記はしばらくお休みです。

追伸劇団うりんこより「ともだちや」の美しいパンフレットとが届きました。来年は99ヶ所で公演されるそうです。すごいな〜ぁ。

2002年11月12日

 昨夜、なんともくだらない電話が来て睡眠不足になりました。おかげで昼まで頭がづきづき。で、ありましたが夕方からたちまち快晴に。どうしてって? 
 絵本『十二支のおはなし』が届いたからです。もちろん!? 吉祥寺で画家の山本孝さんを主賓に、担当編集者の島岡理恵子さん、編集長の津久井恵さん(なぜか男なんですよ)の四人で、おいしい島料理をいただきました。山本さんは、うれしくてウレシクテややハイになっておられました。わかるなあ。15歳のころから「絵本を出したい」と願われていた夢が叶ったのですから。しかも初版が予想部数の4倍。いかに岩崎書店が、この絵本に力を入れてくださっているかが分ります。いいえ、それだけの絵で山本さんが応えられております。その迫力たるや! 来週発売です。

     絵/山本孝/岩崎書店/定価1200円(税別)

2002年11月11日

 二日酔いにはあらねども、頭ぼんやり、海馬ぱかぱか、脳幹やかん、らりるれろ。仕事はしたけど、ほにはにほに‥‥。こんなことときどきあります。明日はきっとすっきりと。

2002年11月10日

 昨日は子ダヌキの小学校の音楽発表会へ。まだ始まってもいないのに、例のごとく肩で息をしておりました。ユーモアもなかなかな子なんですがねぇ‥‥。
 午後はムジナの妹夫婦(これがカワウソなんですよ。どうしてでしょうか)が遊びに来られ、イノシシ夫婦も加わって、地酒澤乃井でイボダイをつついたり。
 で、本日は二日酔いでぼんやり。床屋へ行ったり、睡蓮を移しかえたり、竹中直人にケラケラ笑ったり‥‥。

2002年11月8日

 「くわずにょうぼう」を推敲して、小学館・月刊『おひさま』編集部の吉田圭一郎さんへ。絵は「竹内通雅さんだと、面白いですよね」と、吉田さん。なかなか面白いことをいわれます。
 東映のビデオ「おれたちともだち」シリーズ4本を、中友小学校と水上小学校へ。
 
 高校同級生のKさんより電話。「大牟田にはいつ帰ってくると?」。わたくしはいい出汁が出るそうです。つまり‥‥、「麟ちゃんの帰ってきたけん」と、堂々と家を出てくる口実に。女房殿はご亭主殿に、ご亭主は女房殿に。そのダシですよ。‥‥来週はKさんに会います。

   枯れ枝にゴジラの卵またあした      呆哉

2002年11月7日


 午前中は散歩をしたり、中友小学校(わたしの母校)四年生の中嶋優汰さんの質問にメールで答えたり、お茶を飲んだり‥‥。午後は「あいつもともだち」の改稿作業をして、夕方、偕成社の小柏さんへ投函し。そして小ダヌキのところへ。
 えー、それから「うみのむにゃむにゃ」のアイデアが浮かんだりしました。あはははは。

あしたの日記きょうの日記2002年11月6日

 午前中は復習したり手紙を書いたり。午後は2時30分まで『あいつもともだち』の改稿作業して、あわただしく塾へ。時が「あっ! あっ! あっ!」と過ぎていきます。これ老化現象なんでしょうねぇ。だからのんびり柿を食べます。   

 

    かあさんに

    かなしみが
   しみになって
   かおに のこっている

   くるしみが
   しみになって
   かおに のこっている

   だから あげたい
   たのしみ

 

   やさしさ

    やさしいひとには なれません
   いきてる いかを たべるから
   いきてる うしを たべるから

   やさしいことなら すこしできます
   どうぞ たんと めしあがれ
   おいしいいかと ステーキです

 

2002年11月5日

 午前中、立川で童心社の下園さんに会いました。大島妙子さんとの絵本『こわくない こわくない』の第2作になる?『だっこ だっこ』の打ち合わせです。だっこか‥‥。あっしは男なんでしょうか?
 午後「くわずにょうぼう」を推敲して、絵本「おれたちともだち」シリーズの第7作『おれたち ともだち』の改稿作業をしました。改稿を提案してくださった小柏さんのご助言はなかなか的を射ておられます。それでは、美代ちゃん、おやすみなさい。

  昨夜、「上島鬼貫」(坪内稔典・神戸新聞総合出版センター)を読んでいたら、つぎのような句がありました。

     筑後三毛領にて  遠干潟沖は白波鴨の声

 たぶんなんですが、この筑後三毛領というのは筑後三池領のことで、遠干潟は有明海だと思います。鬼貫は三池藩に半年ほど仕え、京、大坂で藩の経済に関わっていたとありますから。一度くらいは筑後三池藩(わたしの生地)に来たのでしょう。ちなみに坪内稔典さんにはつぎの句があります。

                たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ

 いいなあ。

2002年11月4日

 昨日はぼんやりしておりまして‥‥。イタチに「今日はなんの日なの?」と尋ねたら、「おとうたちの結婚記念日だよ」といわれました。わたくしもムジナもすっかりわすれておりました。なにしろ40年ですからねぇ。ちなみに、昨日は文化の日だったそうです。みなさん、知ってました?
 今日は「くわずにょうぼう」を書いていました。1400字という短さに苦しみつつ。

2002年11月3日

 快晴の昭和記念公園。コスモスと少年をぼんやりながめながら、の〜んびり。

2002年11月2日

 手紙をたくさん書いて、メールにもたくさん返事をして、こたつを組み立てて、雑用を片付け‥‥。仕事部屋から午後1時に帰り、日本テレビの好プレイ珍プレイの再放送に大いに笑い、二時間たっぷりと眠り‥‥。ひさしぶりにのんびり。いい気持ちです。

2002年11月1日

 伊勢英子さんからお葉書をいただきました。白鳥を追っていくつもの湖を訪ねてくださったようです。そして「舞台は絶対ここ!」という湧水地にも‥‥。運命のような出会いだったのでしょうか。わたくしもそこに青く透明な少年になり佇んでいるような気がします。

 詩友の詩集の解説、やっと脱稿しました。四十年以上の付き合い。うーん。
 
 午後5時に仕事部屋を出て代々木八幡へ。スケッチブックのみなさんが「内田麟太郎さんを囲んで食事をする会」という、私にもよく分らないものをしてくださいます。スケッチブックは音楽グループで、映像と音楽と語りで、「ともだちや」を上演してくださっています。ちょっとコミックバンドの感じでなかなか笑える「ともだちや」です。では、これから。

 追記 と書いて出かけて‥‥。笑いよりも切なさで胸一杯になって帰ってきました。「ともだとや」も「ともだちくるかな」もこんなに切ない物語だったのでしょうか。わたくしはうっぷして泣き出しそうな自分を、からくも支えて観ていました。そえぞれに学校の先生や不動産会社の社員などなどのお仕事をされながら、上演してくださっています。でも、音楽も、セリフも、場面構成(コンピューター処理の映像)も、とても業余のものとはいえないレベルのものでした。このことだけはと。