広告する日記
2010年6月11日
午前中は頭がぼんやり。(ま、こういうこともあるだろうさ)と雑事をこなし昼寝。目が覚めたら、やや復調していました。(いまだ!)とばかりに大急ぎで紅茶に蜂蜜を入れ脳にいつもの暗示を。「ブドウ糖が入ったぞ!ブドウ糖が入ったぞ!」 。アホな脳でございます。にこにこへらへらしているそのすきに「おれたちともだち」シリーズ第11巻テキストの改稿作業を一気にこなしました。可愛いなぁ、ボクの脳。
こんなメールをいただきました。絵本『だんどんだんどん』は大人にも子どもたちにも大受けです。もう5回読み聞かせをさせていただきました。一昨日は飛騨古川に行った折に、とびいりで特養ホームでボランティアをさせていただき、『だんどんだんどん』にご登場いただきました。高齢の方たち、ダンドンダンドンと楽しそうに声をだしてくださいましたよ。終わってからも、けらけら笑いながらダンドンダンドンとくりかえしてくださるおばあちゃまの姿もありました。ありがとうございます(*^_^*)
2010年6月10日
編集者の小柏香さんが仕事部屋まで来てくださいました。「おれたちともだち」シリーズ第11巻テキストを前にあれこれと。(なるほどなぁ)と頷くことばかりでした。小柏さんからはかねてより所望していた絵をいただきました。もちろん小柏の描かれた絵です。来週に額を買いに行きましょう。
落合恵子さんの絵本ガイドブックです。キーワードは「心に効く 絵本たち。」。わたしの絵本も2冊紹介されています。『かあさんから 生まれたんだよ』(味戸ケイコ・絵/PHP研究所)、『みさき』(沢田としき・絵/佼成出版社)。そして、わたしが好きな『ぽんぽん山のつき』『どうぞのいす』『わたしのワンピース』も。
朝日新聞出版 1500円+税
2010年6月9日
今日も少年詩を推敲し、新作を三篇書いて帰ってきました。そのひとつです。
花
いちめんにツキミソウがさいている
まんげつがのぼってきた
キツネはくびをかしげる
(つきみがすきなはななのか)
(はなみがすきなつきなのか)
キツネはこほんとせきをする
空に
ハナミズキがさく
2010年6月8日
くもん出版の堤嘉代さんからうれしそうなお手紙と一緒に絵本『おでんさむらい─ひやしおでんの巻』が届きました。むろん絵は西村繁男さんです。春風駘蕩とした画面は、さらにご存知茶店のおみっちゃん、そして初巻登場のかさおばけくんも再登場してのお賑やかな最終巻となっております。いなせな町火消し姿の河童、おばけさんたちもぎょうさんに。夏向きの絵本でございますなぁ。
1100円+税
少年詩を推敲しながら、新しく詩を3篇。その1篇を紹介させてください。
さくら
さくらが さく
らららと さく
あっちでも ららら
こっちでも ららら
ぼくも うたってあるく
けんくんと いっしょに
ららら
ららら
ららら
ぼくと けんくんは
ぼくらになる
2010年6月7日
初夏の奥多摩湖です。ウグイスも鳴いて、トンビも飛んで‥‥。釣り‥‥どうしたんだっけ?

2010年6月4日
今日は書くほどのことはありませんねぇ。怠けていたわけではありませんが。
エッセイ「ありきたりでゴメンナサイ。」のゲラが届きました。わたしの死生観というほどのものではありませんが、『寺門興隆』7月号に掲載されます。エッセイ「幼児虐待と私の絵本」の掲載誌は学術雑誌『子どもの虐待とネグレクト』」11月号(3号)です。
絵本『だれかがぼくを─ころさないで』(絵・黒井健/PHP)の2校が届きました。ムジナが「色がきれいねぇ」といっております。
追記 自分に絵本は恥ずかしくてよく見れません。でも、布団の中で絵本『だれかがぼくを─ころさないで』をじっくりと読みました。わたしは涙こそ流していませんでしたが泣いていました。(ここにいるのは、わたしだ)。黒井健さんに感謝しなければなりません。黒井さんがいかに物語のこころをわがものにして描いてくださっていたかが、しみじみと解りました。そしてそれをいかに伝えるために工夫してくださったか。わたしたちはこの1冊に、いま、とても大切なことを伝えたくてこしらえているのだなと思いました。それが書きたくて。
今江祥智・文/宇野亜喜良・絵。なんとも贅沢なコンビの上方落語絵本です。「『さくらんぼ』。それ、なんやね?」といわれる方には、あの「あたまやま」でございます、といえば頷いていただけるでしょうか。もちろん、おしゃべりも語りも上方のおことばです。気がつけば‥‥ほんのりといい心地に酔わされております。そして「贅沢は正しい!」とひとりごちております。愛蔵したくなる絵本とはこのようなものでございましょう。この悦び! apadでもキンドルでも、無理でございましょうね。編集は佐川祥子さん。
フェリシモ 1286円+税
2010年6月3日
仕事部屋へのっそりとクマが3頭やって来ました。「オー、オー」。びっくりするわたしに、クマは丁寧に名刺を。だっことおんぶの専門店・北極しろくま堂http://www.babywearing.jp/の、お三人でした。代表の園田さん、広報の京井さん、静岡大学の平野さんです。わたしの絵本『まねっこでいいから』(絵・味戸ケイコ/瑞雲舎)を読んでくださりインタビューに来てくださったのです。<だっこ>について聞かれました。うーん、だっこねぇ。多津子さんの話をしました。同社のメールマガジンで配信されるそうです。
毎日新聞6日・朝刊に沢田としきさんの追悼記事が掲載されます。木村葉子記者が書かれました。
「隷書体だなぁ」 秩父市内
2010年6月2日
昨日に続き少年詩をいじってました。推敲で<死体>だった詩が生き返り、ついついのめりこんでいました。ことばをふくらませた作品が半分、削ったのが半分だったでしょうか。「たまたま」という非戦詩も一篇生まれました。
夕方、立川で童心社の下園昌彦さんと「おばけでんしゃ・すごろく」のことで、ごにょごにょ。
鳩山さんも、わたしも、政治家には不向きだなぁ。
2010年6月1日
散髪屋さんに寄り仕事部屋へ。散髪屋さん「紙の本が売れてないんだそうですねぇ」、「ええ」と、わたし。
少年詩2篇を推敲していたら(いま、どれだけ溜まっているんだろう?)と気になりました。改めて気に入らないものを捨てながら整理したら32篇ありました。(「うみがわらっている」「ぼくたちはなく」みたいな作品が三つほどほしいなぁ)。お昼休みは? ごろごろしながら三越左千夫少年詩賞受賞作「漢字のかんじ」(杉本深由起・銀の鈴社)を読んでいました。
日本児童文学者協会と童心社による第3回絵本テキストの締め切りは6月末日です。第1回、第2回のグランプリ受賞作は、童心社より刊行されます。応募要項→http://blogs.yahoo.co.jp/maho_oosaki/35139525.html
2010年5月31日
クリニックで「もう、だいじょうぶのようだね」と咳止めの薬だけをもらい仕事部屋へ。エッセイ『幼児虐待と私の絵本』を仕上げて某専門誌の編集部へ送り、バナナ2本とヨーグルトを頂き昼寝。少年詩2篇をいじり国立のコートギャラリー国立へ。団地でご一緒だった渡辺雪子さんの個展です。絵を見るのは十数年ぶりでしたが画風ががらりと変わっていて楽しめました。がらり、がっくり、というのも時々ありますけどね。
絵本『まねっこでいいから』のことが→http://tsukimori.sakura.ne.jp/2010/05/post-423.html
山崎克己さんの新刊絵本です。絵を見ているだけでわくわくどきどきしてきます。このどきどきは、雨に、かみなりに、カタツムリに、猫に、ドキドキする、少年ドキドキです。絵を描くのが好きで好きでたまらない山崎さんの、絵描きドキドキです。ドキドキは、雨も、かみなりも、なんのその。じゅばっば、じゅばば、と進んでいきます。で、どんな話しなのって? ぼくんちはカタツムリなんですよ。ほら、ドキドキでしょう。
偕成社 1000円+税
2010年5月30日
昨日は二日酔いでごろごろ。夜、ハルキ文庫で『新美南吉詩集』を読んでいたら「ごろぜみ」という作品がありました。(ごろぜみって、どのセミのことなんだろう?)。電子辞書で調べても、ネットで検索してもわかりません。それで、今日、新美南吉記念館にアクセスしてメールで問い合わせたら、すぐに教えていただきました。次の通りだそうです。「校定新美南吉全集」の語注によると、「ごろぜみ」は半田の方言でクマゼミのことだそうです。「ごっとん」はセミの幼虫のことです。ちなみに、わが故郷福岡県筑後地方ではクマゼミは「わしわし」と呼んでいました。今は、どうかわかりませんが。
情報・毎日新聞と琉球新報は28〜30日、沖縄県民を対象に合同世論調査を実施した。辺野古移設に「反対」との回答が84%に達し、「賛成」はわずか6%だった。
2010年5月28日
『不思議の森のヤーヤーC』の手入れをして、神楽坂の出版会館へ。四者懇でした。議題は「有料での二次的使用料・アンケート調査ご協力のお願い」。アンケートは出版社へ依頼されます。二次会はモロッコ料理の店へ。メンバーは岩村和朗、浜田桂子、矢玉四郎、童心社のIさん、日本著作権輸出センターのYさん、ひさかたチャイルドのBさんにわたし。鶏肉の煮物、豆スープ、モロッコワインなど初めて口にする味でした。デザートのお菓子、かなり甘かったなァ。
その帰りのJR青梅線。あんぐりと口を開け眠っている泥酔のオジサン(50代後半)。「中神〜、中神〜」の放送にがばりと目を覚まし、あわてて電車の外へ。「あっ、携帯を落とした」と老夫婦。見れば電車の床に黒い携帯が。さっと拾い電車を飛び出すリンタロウさん(パチ、パチ、パチ)。さっと泥酔オジサンに渡して振り返れば電車のドアが‥‥。その隙間、残すはわずかに30センチ。そこへ、さっとわが靴(黒革靴)を差し込んだ40代の男性。見事なプレーでありました。わたしは車中の人に。

仕事部屋の廊下から。奥多摩の山々。
2010年5月27日
このところ就寝時に咳止め薬を飲んでいるので、午前中はぼんやり。食事前の公園散歩もなんとなくふわ〜んとしててしまりません。夏風邪です。で、昼寝して午後から『不思議の森のヤーヤーC』の手入れをしておりました。「うん、これはいい」という言葉が浮かんできて、ちょっとよろこんでいます。
村上康成さんの新刊『石のきもち』です。長新太さんや長谷川集平もそうですが、文がいいなぁとつぶやかされます。絵描きさんなのに。困っちゃいます。どんな絵本なのかはいいません。ワタシノキモチは子どもを亡くしたお母さんオオカミが、ずっとぼく(石)をだいている場面で、うっと掴まってしまいました。切なく、あたたかく‥‥。オオカミなのに。ぼく(石)はそんな存在のようです。そして見開き一杯に描かれた石を噛む恐竜の場面(表紙ではありません)でも、その構図にうーんと唸らされます。文字の位置にもご注目を。絵本ですから。

ひさかたチャイルド 1300円+税
2010年5月26日
雨。金の星社の阿部文さんが仕事部屋へ来てくださいました。『不思議の森のヤーヤーC』新作の詰めです。手入れは明日の仕事になるでしょう。
文研出版の坂田俊明さんより童話『ねこの手かします 手じなしのまき』の挿絵ラフが届きました。絵は川端理絵さんです。なかなか届かないので「川端さん、固くなってるなぁ」と心配していましたが‥‥。どうしてどうして見事な化けっぷりです。アングルが一段とさえ、絵にも遊びがまし、第一巻よりぐっと楽しくなっていました。8月刊行予定です。
今朝の毎日新聞に絵本『「とうさん」』が紹介されました。また、メルマガ【児童文学評論】
No.147号でも、ひこ・田中さんが絵本『まねっこでいいから』と詩集『ぼくたちはなく』を取り上げて下さっています。
『まねっこでいいから』(味戸ケイコ:絵 瑞雲舎) 子どもの頃、虐待を受けた女の子が母親になり、自分の娘を抱きしめられません。 そんな時、娘が言ってくれます。「まねっこでいいから」と。 おずおずと娘を抱きしめる母親。しだいしだいに強く抱きしめられる母親。 幸せまでの風景が味戸の絵と内田の言葉で描かれていきます。 内田自身は自身にとって重要なテーマである「愛情」を、しっかりと子どもの側に寄り添って、直球で描きはじめています。目が離せません。(ひこ)
続きを読みたい方はこちらから申し込んでください→
mailmag@mag2.com
長谷川義史+あおきひろえ[夫婦展、再び]のご案内です。
東京・青山 Pinpoint
Gallery 5月31日─6月12日 日曜休み
2010年5月25日
体のメンテナンスをして仕事部屋へ。天気がいいので金魚たちが食欲旺盛です。私がドアを開ける音だけで口をぱくぱくさせながら浮いてきます。「金魚ちゃ〜ん、ご飯ですよ〜」。←ワタシデス。
医学雑誌のエッセイ「虐待と私の絵本」の推敲を、へたばり時間まで。

スズキコージの母の惑星展 吉祥寺・トムズボックス 6月1日─30日
2010年5月24日
フレーベル館の『THE保育3』インタビュー原稿を校正したあと、医学雑誌に依頼されたエッセイ「虐待と私の絵本」15枚の初稿をなんとか完了。
文溪堂の大場裕理さんからお葉書。「西村繁男さんとの絵本『だが しかし』は11月刊行です」。西村さんに感謝。聖パウロ女子修道会の安田智恵子さんからお電話。「梅田俊作様が秋にはラフを描いてくださるそうです」。梅田さんのテキストへのうれしいご感想も聞かせていただきました。
傑作絵本です。まことに新鮮です。ぴちぴちしています。絵は絵本は始めての、もろ かおりさん。その絵を画廊で見られた後路好章さんが「この子を主人公に絵本を描いて下さい」「私はストーリーが苦手です」。膨大な量の絵コンテが届いて‥‥。後路好章さんの構成と指揮に脱帽しましょう。絵もさることながら、文を詩人の武鹿悦子さんに依頼されたのが大成功だったと思います。雨の擬音語だけで。ぴっつんつん。すんすんすん。ぴっつんつん。すんすんすん。デザインもまたいいんです。坂川事務所。おしゃれ大好き!
くもん出版 1200円+税
2010年5月22日
秩父市、三峰口。晴。山菜そば750円。わたしの乗らなかった蒸気機関車(窓に秩父の山が映っています)。自由席+500円 指定席+700円。
撮鉄の方々の後ろから、こそらーっと。
草の実さんの、絵本『「とうさん」』のご紹介です→ http://blogs.yahoo.co.jp/keikok_task/32235823.html
2010年5月21日
今日はこんなニュースが入りました。「講談社は20日、作家、京極夏彦さんの新作小説「死ねばいいのに」を、iPadや同社の携帯電話端末「iPhone(アイフォーン)」用などに有料配信すると発表した」。日本の出版史上に残る出来事でしょう。書店が生き残らなければ紙の本はなくなります。むろん印刷屋さんも紙屋さんも取次ぎも。藩がいがみあっている時代ではなくなってきたのだなと思います。
韓国で絵本『なりました』が翻訳されました。絵は山口マオさん。日本版は、すずき出版です。
2010年5月20日
幼児虐待と自作絵本のことで依頼されたエッセイを書いていたら、聖パウロ女子修道会の安田智恵子さんからお電話がありました。「絵本『みんなかわいい』の絵を、梅田俊作さんが引き受けてくださいました」。‥‥なぜか淡路島が浮かんできます。
短歌誌「星座」からも「詩『ちくごやながわ』をいただきます」とうれしいお電話が。ちくごやながわ。漢字で書くと筑後柳川になります。柳川市沖の端。祖父母の地です。
国際線の窓から
2010年5月19日
書けないよなァ。やっぱり書いちゃいけないよなァ。やめとこ。
2010年5月18日
『ともだちなんか いらないぞ』(「おれたちともだち」シリーズ第11作)の推敲を終えて、編集者の小柏香様へ。そこへ偕成社の千葉美香様より「『ともだちごっこ』の増刷が決まりました。‥‥部です」。みなさんに感謝します。
絵本『かあさんのこころ』(絵・味戸ケイコ/佼成出版社)が韓国でも出ることになりました。『おかあさんになるってどんなこと』(絵・中村悦子/PHP)も韓国で進行中です。
eBook(電子書籍)に関する本を3冊求めました。昨夜読んだのはこちらです。黒船来襲とか。作家(プロ、アマ問わず書き手)にはなかなか面白い時代が始まりそうだなと思いました。出版社にはかなりきつそうですが。いずれにしても知の専有の時代が終わり、新たな知の地平が広がるのだなと思われました。50年後、アフリカでも「♪インドの山奥で〜」も、芭蕉が読まれていることでしょう。
佐々木俊尚 ディスカヴァー携書
2010年5月17日
色校などを見ながら絵本テキスト4本の手直しをしていました。ちなみに『おひげ おひげ』『さっちゃんのてぶくろ』『だが しかし』『こわ〜い おつかい』『ともだちなんか いらないぞ』。あれ、あれ、5本でした。
幼い弟たちがよく父にせがんでました。「岩見重太郎の話しばして」。寝るときのおまじないです。すると父は「ヒヒはにたりにたりと笑いながら、美女の体に塩をぱらぱらぱら、ぱらぱらぱら‥‥」。どうしてヒヒは味付けの塩なんか持っていたのでしょうね。弟たちはその「ぱらぱらぱら」ですやすやと夢の世界へ。
竹内通雅さんの絵本『イチロくん』のお父さんも、おねむのおまじないにでたらめな話をしてくれます。もちろん「ジャン ジャン ジャン ジャン ジャーン!」と。いいえ、そればかりではありません。でたらめ物語ですから、登場するのもイチロくんやお父さんです。そしてライオンに「あやうし! イチロくん!」と思ったとたん、「すると、とつぜん イチロくんは そらにむかって とびたったのです」。と、まあ、こんないいかげんな調子でございます。読み終えてわたしはつぶやいておりました。「ツーガさんは、いいお父さんになるだろうなぁ」。
ポプラ社 1200円+税
2010年5月15日
おわたしの母校・県立大牟田北高校の前身は、県立大牟田高等女学校です。創立97周年。その関東地区の同窓会(藤蔭会)へ行ってきました。会場は永田町の都市センターホテル。参加者230余名。同期生は12名でした。女学校時代の校歌の結びはこうなっています。
赤き清き心 ささぐる すめろぎの御民ぞ 我等は
そして、いまの校歌は。
あヽ いつくしの我が学び舎
2010年5月14日
お昼から立川で、すずき出版の鈴木春香さんと月刊絵本『おひげおひげ』のラフを前にごにょごにょと文章調整。ナンセンス絵本の絵を描いてくださるのは西村敏雄さんです。山にもヒヨコにも髭が生えてくるんですねぇ。そういえば鈴木さんのお隣にはどなたかおられましたが‥‥。どなただったのかしら?
2010年5月13日
都内某所でお仕事。つかれた〜ぁぁぁぁぁぁ。
PHPより絵本『だれかがぼくを─ころさないで』(絵・黒井健)の再デザインが届きました。A案とB案が同封されていました。わたしはつぶ餡の方が好きです。
発見された!『だじゃれたっぷり宇宙大作戦』→http://blogs.yahoo.co.jp/takano0308/3544619.html
2010年5月12日
某短歌誌の詩と季刊『飛ぶ教室』のエッセイを推敲し、それぞれへ。
長新太論─堀内誠一さんのそれを超えるものは出ないだろうと思っていました。超えたのかどうか。それはともかく長新太論の新しい地平線が拓かれたのが確実に感じられます。「絵本は絵が2で、文は1です」という長さんの主張に「そうよ、そうよ」と拍手をするわたくしがいます(でも、印税は半々でね)。著者は「絵本は絵と文の総合芸術ではなく」「絵と文の不思議な出会いだ」といいます。長新太の絵本はなぜ画期的だったのか。そして長新太はなぜいまも理解されていないのか。著者は絵本をどこまでも絵とはなにかということにこだわり、徹底して美術の眼差し(哲学でもあります)で語ります。これからの長新太論を語るのに欠かせない本です。‥‥わたしは「うむ、おれはまだ新しくなれそうだ」と久々に創造的刺激を受けました。
村瀬学 晃洋書房 2000円+税別
2010年5月11日
雨。体のメンテナンスをしてもらいながら仕事部屋へ。毎日新聞童話の推敲して送りました。某短歌誌の詩も推敲し送ろうとしましたが‥‥。もう一篇書きたくなり書いたものの結びの二行ほど前で撤退(用心、用心)。帰り道でその二行が、ひょいと浮かんできました。ヨカッタ。

いつも気になるトイレのおっさん
2010年5月10日
『飛ぶ教室』エッセイの推敲、毎日新聞童話の推敲、某短歌誌の詩の推敲と、本日は推敲日和でした。
<いま>と<これから>はいつも見えないのではないでしょうか。その見えないものを手探りながら歩いていく藤田のぼるさんの<いま・これから>の児童文学論が、その見えないことの正直な溜息で信頼のできる児童文学論になっています。読むわたしたちは藤田さんと一緒にこの闇を手探りで歩く同行者になります。60年安保は東大・京大という国立大学の反乱によって記憶され、70年反乱は日大・明大の私学によって記憶されます。それは教養の時代の終わりでした(「前衛の時代」の終わりといってもいいでしょう)。トニー谷によって「ざーます夫人」の滑稽さは笑い飛ばされ、『蛍雪時代』の制服は全学共闘会議によってか〜るく応援団の舞台衣装に追放されてしまいます。そしていまや大学生はなに者でもない時代になりました。家庭にあった百科事典が静かに消えたように。上位なき時代。だが、評論家藤田のぼるは手探りで歩きながらも、暗闇で触ったそれをわが言葉で差し出します。<これから>の児童文学の可能性を宿している作品として。大島真寿美さんの『すりばちの底にあるというボタン』(講談社)がそうです。
『児童文学の行方』藤田のぼる てらいんく 1200円+税

2010年5月8日
季刊『飛ぶ教室』のエッセイを推敲というよりも書きなおし。
文溪堂の大場裕理さんから、西村繁男さんの『だが しかし』のラフコピーが届きました。超へんてこなナンセンス絵本です。そのおかしなこと。大場さんの手紙にはこうありました。「出来ました!いやあア西村ワールド、おそるべし!です。スルメのように、じわじわ〜っと、うまみが‥‥広がって‥‥。」。この続きはナイショにしましょう。昨夜読んでいた本に「絵本は絵と文の総合芸術ではなく、絵と文の不思議な出会いだ」とありました。頷いております。
詩の先輩から川喜田半泥子の絵葉書を頂きました。書です。「波和遊」と書いてあります。How are you?と読むんだそうです。「喊阿厳」Come again.と対だとか。
西日本新聞「本と人」に紹介されました→www.nishinippon.co.jp/nnp/book/auther/20100502/20100502_0001.shtml
2010年5月7日
午前中は礼状を書き、午後から季刊『飛ぶ教室』のエッセイを書いていました。「だって、そういわれても小川未明がすきなんだも〜ん的」エッセイです。
文溪堂の大場裕理さんからお電話が。「西村繁男さんの『だが しかし』のラフが届きました。とってもいいですよ〜」。そのお声からどんなに面白いか、わたしにもずわぉ〜んと伝わってきました。めちゃくちゃのナンセンス絵本です。
2010年5月6日
ムジナと特急あずさで茅野へ。そこからタクシーで15分。長野県諏訪郡原村。小さな絵本美術館・八ヶ岳館で絵本原画展を楽しんできました。西村繁男・いまきみち・にしむらあつこ/三人展です。西村さんの『むしむしでんしゃ』、いまきみちさんの「ヒコリはたけにいく」、あつこさんの「はるかぜのホネホネさん」など。あつこさんの「ほねほねさん」にはご両親の絵にない?おしゃれな風が吹いていました。いいですねぇ。
上諏訪に下り風がぶんぶん吹く諏訪湖を眺めながら峠の釜飯を頂きました(食べてるわたしたちにも風はぶんぶんと)。サンリツ服部美術館で「諏訪地方の仏教美術展」。北澤美術館でガレのガラス作品に「ふほ〜ん」。でも二階の日本画は‥‥マコトニ・マコトニ・ツマラナイモノデシタ。

小さな絵本美術館
2010年5月4日
イーストプレスの筒井大介さんの案内で沢田としきさんとあらためてお別れをしてきました。山福朱実さんと暮らしておられたお家です。庭に銀杏や柿の木がありました。おいしいアジフライも出た席には、偶然にも東映から出してもらったDVD「ともだちや」のパッケージデザインをしてくださった方も来ておられました。そして「いいなあ、いいなあ」と思わせてくださったミュージシャンの方も。実に話の面白い方でした。大事件?なのに淡々と。そこがおかしいのです。‥‥沢田さんの白いオオカミの絵に見とれながら、そして山福さんの悲しみを思いながら。
写真は絵本『みさき』に登場した縫いぐるみのモデルです。沢田さんは絵を描く前にこれを作られ、いろいろ動かしながら(角度を変えられながら描かれたそうです。感謝。

沢田としきさんの「みさき」の絵の感想→http://blogs.yahoo.co.jp/ohanashi_hoshinoko/25083188.html
内田麟太郎サンの絵本「みさき」の文章の感想→http://diary.toricoito.com/?eid=1272648
2010年5月2日

多摩川の土手(羽村)を歩く森のタヌキとムジナ 2010/5/1
2010年5月1日
昨夕、お泊りに来た森のタヌキとムジナの三人で多摩川土手を一駅分歩き、昭島のモリ・タウンで森のタヌキがテニス部に入部したというので、スポーツ用品の店へ。
ときどきムジナに「創業30年だなぁ」とつぶやきます。30年前に出していただいた初めての児童書です。版元は太平出版社。ナンセンス童話を本にしてくださったのは編集者の長津忠さんです。挿絵は漫画家の秋竜山さん。780円。今日、それをAMAZONで6900円で注文しました(古書)。手元に2冊あるだけでしたから。それに本のなくなる時代も来るとか。(収集しとこ!)。そう思ったわけであります。
