■釣り
 このテキストを書いているのは2月の中旬。もう少ししたら、わかさぎ釣りに行く予定なので、いまからワクワクしています。私が釣りを始めたのは中学の頃。フナ釣りでした。それからいろいろな釣りに挑戦しましたが、鮎とわかさぎはまだなんです。ほんとに楽しみです。

 ところで、キャッチ&リリースってご存知ですか?とくに湖に生息するブラックバスという魚について言われることで、釣ったら逃がしてあげる、という意味です。個人でキスや黒鯛等を釣られている方や、仕事で漁をなさる方も同じようにされる方が増えているようです。限りある自然を大切に、というところでしょう。

 基本的には大賛成なんですが、ブラックバスについては・・・なんとなく納得できません。なぜかなぁ。大きくなってからまた釣り上げる為だけにブラックバスを逃がすからかな?キスや鯛は大きくなって、いずれ食べられるでしょう。小さなうちに食べてしまっては、生息数がどんどん減少してしまうかもしれないから、いったん逃がすのです。でも、ブラックバスはいつになっても食べないのです。これをよんでスペインの闘牛を想像されたかたもいるかな?あの牛も、その後食用になるんですよ。

 釣りは趣味としてはスポーツと言えるかもしれません。でも根本は人間が生きる為・食う為の手段です。それを忘れちゃいけないと思うんです。 「罪深い存在である人間」の自分を自覚しつつ、謙虚に魚とむきあう・・・
 ん〜・・・みなさんにうまく伝えられてるかな?不安に思いつつ、今回はこの辺で。
 最後に、私が心がけていることは、「釣ったら食う。食ったら感謝。」