ホームへ 結果発表 会員名簿   画像掲示板 連句の趣旨 連句投句 連句目次 連句掲示板 リンク集
 
第一〜三回
 
第三回 第二回 第一回
   
   第三回【餅つきの巻】('03/1/14〜2/3)
 
    初折表六句
      1発句   餅つきや見知らぬ人が集いあう
      2脇句       新住民も絆深めむ

      3第三   挨拶や心なごます寒の朝
      4四句       庭の花にもおはようさんと

      5五句   田園を聴かせ搾乳月残り
      6折端       あぜ焼く煙陽は柔らかく

    初折裏十二句 
      7折立   おみくじを引いて寄り添う二人連れ   
      8二句       この一年の幸を願ひて

      9三句   冬の朝足早にいく交差点
      10四句       昨夜の勉強反芻しつつ

      11五句   桜咲く知らせのサイト開けしまま
      12六句       新しき風新しき波

      13七句   貴破る一つの時代去りて行く
      14八句       横綱外国の人ばかりなり(とこく)

      15九句   黒船が開けたる文明開化かな
      16十句       改革急げ元寇迫る

      17十一句  平成の松下村塾人出でづ
      18折端       鳴くまで待つが勝ち残りたり

    名残表十二句
      19折立   ほととぎす夜の帳を開けぬれば
      20二句       極堂発ちてはや百余年

      21三句   一すじが二すじ三すじ大河哉
      22四句       元を辿れば雫一滴

      23五句   吾が命六十五年経ちにけり
      24六句       久米の仙人雲から落ちる

      25七句   年輪の良く詰まりたる材ありて
      26八句       欅の卓を囲みて苦吟

      27九句   良き友と良き酒があり佳句生まる
      28十句       酒友無ければ美女と絶景

      29十一句  浦島が亀を急きたて竜宮城
      30折端       ねじりはちまきあおすじたてる

    名残裏六句  
      31折立   珍しや鰯を焼く香漂いて    
      32二句       節分来るも豆のみ食ぶる

      33三句   蕗味噌や苦味嬉しく昼の酒
      34四句       首を取られた鬼ではないか

      35五句   改悛を待ちて咲きけり桃の花
      36挙句       良き縁を待ち雛しまう夜

鵜雪
大谷

居倉
鵜雪

大谷
居倉


鵜雪
大谷

居倉
鵜雪

大谷
居倉

鵜雪
大谷

居倉
鵜雪

大谷
居倉


鵜雪
大谷

居倉
鵜雪

大谷
居倉

鵜雪
大谷

居倉
鵜雪

大谷
居倉


鵜雪
大谷

居倉
鵜雪

大谷
居倉
 
第三回 第二回 第一回
 
ホームへ 結果発表 会員名簿   画像掲示板 連句の趣旨 連句投句 連句目次 連句掲示板 リンク集
 
 
   第二回【初日の出の巻】('02/12/22〜'03/1/12)
 
    初折表六句
      1発句   初日の出富士紅に染まりゆき
      2脇句       湖面に映ゆる天女の姿

      3第三   天平の甍が伝う夢ロマン
      4四句       太子和を説き泰平望む

      5五句   憲法を変えずに行くやイージス艦
      6折端       昔を想ひ民を憂ふや

    初折裏十二句
      7折立   新予算かまどの煙細くなり
      8二句       亜細亜を見よや世界を見よや

      9三句   お正月お重に詰まる世界かな
      10四句       飽食日本むさぼり尽くす

      11五句   達磨忌や賢者に丸き身体なし
      12六句       沢庵食みてソクラテスかな

      13七句   年の瀬や早朝の静寂貴重なり
      14八句       底冷えの中座禅組みけり

      15九句   寺の庭焼かれる菊のかほりして
      16十句       来る年如何に咲き誇るやら

      17十一句  初日の出我向日葵ぞ日に吼える
      18折端       天張り裂ける響きなりけり

    名残表十二句 
      19折立   雲間よりもれくる光福寿草    
      20二句       春を迎へて喜びにけり

      21三句   子供らは何を祈るか初詣
      22四句       地球は青く人和やかに

      23五句   満天の星煌きて明日の夢
      24六句       追い続けなむ我老いたれど

      25七句   不老不死月にて会わんかぐや姫
      26八句       人の願いや尽きることなき

      27九句   七草や手帳に粥と書初めし
      28十句       梅はまだかと鶯きたる

      29十一句  寒波去り三寒四温待ち焦がれ
      30折端       いきとしいける春を待たなむ

    名残裏六句
      31折立   日脚伸ぶ期待膨らむ五円かな
      32二句       夕空蒼く旅の相談

      33三句   冬の陽に枯れ木を集め焚き火かな
      34四句       火遊びをして怒られぬ歳

      35五句   焼芋の笛の音遠き夜更けにも
      36挙句       名句求めて苦吟する我

大谷
鵜雪

居倉
大谷

居倉
大谷


居倉
大谷

居倉
大谷

居倉
大谷

鵜雪
大谷

居倉
大谷

居倉
大谷


居倉
大谷

鵜雪
居倉

大谷
鵜雪

居倉
大谷

鵜雪
居倉

大谷
鵜雪


居倉
大谷

鵜雪
居倉

大谷
鵜雪
 
第三回 第二回 第一回
 
ホームへ 結果発表 会員名簿   画像掲示板 連句の趣旨 連句投句 連句目次 連句掲示板 リンク集
 
 
   第一回【大根の巻】('02/12/8〜21)
 
   初折表六句       
     1発句   大根や笑みこぼしつつ野良仕事
     2脇句       腰をのばして紅き夕雲

     3第三   夕焼けや雪かぶりたる富士の山
     4四句       五十三次長旅癒える

     5五句   セラピーが商いになる憂き世かな
     6折端       賞与は出るも僅かなりけり

   初折裏十二句
     7折立   三桁に上がりてうれし旧職場
     8二句       五円配当いついつ迄も

     9三句   木枯らしや社会鍋にて暖送る
     10四句       親のなき児にサンタとなりて

     11五句   喜んで離そうとせぬ親子鵯
     12六句       柿も尽き果てパン屑貰ふ

     13七句   大雪や涸れし井戸にも恵みあれ
     14八句       汲めども尽きぬ雪の呼び水

     15九句   紅葉ちり雪をまとうや老楓
     16十句       昔の女(ひと)の今いずくにか

     17十一句  別れても今なほ想ふ君が影
     18折端       儚き夢よ淡雪のごとく

   名残表十二句
     19折立   雪だるま朝日を浴びてはや融けむ
     20二句       ニの字ニの字も墨滴となり

     21三句   歳末の大売出しの文字の濃き
     22四句       赤字黒字と悲喜こもごもに

     23五句   だるまの眼入るか否か年の暮れ
     24六句       木枯らし荒び財布も閉じぬ

     25七句   ネズミ講財布がゆるむ慾の皮
     26八句       ジャンボ籤買ひなほ夢うつゝ

     27九句   千一夜我王となりハーレムへ
     28十句       人畜無害歳甲斐もなく

     29十一句  句が浮かび思わず起きる冬の朝
     30折端        氷の上に遊ぶ童ら

    名残裏六句
     31折立   紅いほほ今ははやりのガングロに
     32二句       かかあ天下の雛鳥なりや

     33三句   日本初女性首相の兆しあり
     34四句       愛子女王も正夢のうち

     35五句   上州に名物二つ目出度やな
     36挙句       未来は広し無尽蔵なり

居倉
居倉

居倉
大谷

居倉
大谷


鵜雪
大谷

居倉
大谷

汗水
大谷

鵜雪
大谷

居倉
鵜雪

大谷
鵜雪


大谷
居倉

大谷
鵜雪

居倉
大谷

居倉
大谷

居倉
鵜雪

鵜雪
大谷


居倉
鵜雪

大谷
鵜雪

居倉
大谷
 
第三回 第二回 第一回
 
ホームへ 結果発表 会員名簿   画像掲示板 連句の趣旨 連句投句 連句目次 連句掲示板 リンク集
 
    
ご感想・ご意見をこちらまでお寄せください