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2005/8月
 
【清 記 一 覧
(兼題:雲)
 
























































 
 1 短冊の舟渡りゆく天の川
 2 夾竹桃花咲きこぼれ敗けた日々  
 3 さわさわと夏草揺らし雲の行く       
 4 通り巾いっぱいに打つ水涼し  

 5 蜜かけて匙で喰ひたし雲の峰
 6 聞きたいな陛下の胸中白か青
 7 暑い闇のうぜんかずらの色妖し
 8 雲流る皆老い行きて敗戦忌

 9 雲の嶺崩れ大地のほてり消ゆ   
10 点滴の水泡(みなわ)見つめて夏の夜半
11 一昨日(おととい)も昨日(きのう)も今日も蝉時雨
12 デパートに涼を求める昼下がり

13 絹の道たどりて飾る祇園鉾
14 打ち水や柄長ひしゃくのきめの良さ
15 テロップに事件の続く夏となる
16 球児らの砂を袋に夏終る 

17 重病の妹に届け蝉しぐれ  
18 新涼ややれやれやれと壽(いのちなが)
19 ともしてはこの世の夢の走馬燈
20 立ち雲を泳がせて富士の隠れん坊

21 芋の葉を食して思ふあの日かな      
22 来し方を雲に回らせ喜寿の夏
23 虫の音に酒酌み交す旅の宿
24 ねぶた去りどこかむなしき北の夜  

25 目に見えぬ風が鳴かせるちちろ哉  
26 ぐらと来て腰浮かせけり夏の夕
27 浴衣着て今日は何処の花火かな
28 稲妻にはたと途絶えし子らの声

29 鳴き尽きて蝉の骸や天仰ぐ
30 しるし旗変らぬわらぬままのかき氷
31 直ぐ果てる青年の如夏の薔薇
32 孫去りて虫取り網も軒に立つ       

33 朝顔や匠の郷には格子窓     
34 年降りて来た道わする終戦日
35 車椅子入道雲に話し掛け  
36 つかの間に大文字燃えてみ霊去り 

37 蝉しぐれ孫が帰りて耳に入る   
38 寒川で神の声聞く大暑かな
39 雲変げ行く末追えば秋の空
40 日照り道通るは車ばかりなり  

41 蝉の声哀調帯びて処暑の夕暮れ
42 肌掛けをそっと引き寄せ今朝の秋     
43 巻雲の三筋の糸に秋を知る    
44 地蔵盆児らの奏でる鉦太鼓

45 渓流に銀鱗跳ねて山滴る  
 
花風
行雲
南圃
伸平

如水
汗水
梧葉
鵜雪

居倉
行雲
南圃
梧葉

花風
伸平
鵜雪
如水

汗水
居倉
花風
伸平

南圃
梧葉
如水
行雲

居倉
鵜雪
汗水
梧葉

如水
伸平
鵜雪
南圃

居倉
花風
汗水
行雲

居倉
鵜雪
花風
伸平

汗水
南圃
行雲
如水

梧葉
 
 
【選 句 内 訳】
 






























































 
如水 選  
10 点滴の水泡(みなわ)見つめて夏の夜半
28 稲妻にはたと途絶えし子らの声
32 孫去りて虫取り網も軒に立つ       
39 雲変げ行く末追えば秋の空
42 肌掛けをそっと引き寄せ今朝の秋     
行雲
梧葉
南圃
花風
南圃

汗水 選

 
 3 さわさわと夏草揺らし雲の行く       
10 点滴の水泡(みなわ)見つめて夏の夜半
16 球児らの砂を袋に夏終る 
23 虫の音に酒酌み交す旅の宿
37 蝉しぐれ孫が帰りて耳に入る   
南圃
行雲
如水
如水
居倉

伸平 選

 
 7 暑い闇のうぜんかずらの色妖し
10 点滴の水泡(みなわ)見つめて夏の夜半
19 ともしてはこの世の夢の走馬燈
35 車椅子入道雲に話し掛け  
36 つかの間に大文字燃えてみ霊去り 
梧葉
行雲
花風
汗水
行雲

居倉 選

 
 2 夾竹桃花咲きこぼれ敗けた日々  
 8 雲流る皆老い行きて敗戦忌
10 点滴の水泡(みなわ)見つめて夏の夜半
17 重病の妹に届け蝉しぐれ  
45 渓流に銀鱗跳ねて山滴る  
行雲
鵜雪
行雲
汗水
梧葉

鵜雪 選

 
 5 蜜かけて匙で喰ひたし雲の峰
16 球児らの砂を袋に夏終る 
30 しるし旗変らぬわらぬままのかき氷
32 孫去りて虫取り網も軒に立つ       
42 肌掛けをそっと引き寄せ今朝の秋     
如水
如水
伸平
南圃
南圃

南圃 選

 
 4 通り巾いっぱいに打つ水涼し  
16 球児らの砂を袋に夏終る 
22 来し方を雲に回らせ喜寿の夏
28 稲妻にはたと途絶えし子らの声
29 鳴き尽きて蝉の骸や天仰ぐ
伸平
如水
梧葉
梧葉
如水

行雲 選

 
 1 短冊の舟渡りゆく天の川
 8 雲流る皆老い行きて敗戦忌
22 来し方を雲に回らせ喜寿の夏
29 鳴き尽きて蝉の骸や天仰ぐ
30 しるし旗変らぬわらぬままのかき氷
花風
鵜雪
梧葉
如水
伸平

花風 選

 
10 点滴の水泡(みなわ)見つめて夏の夜半
29 鳴き尽きて蝉の骸や天仰ぐ
32 孫去りて虫取り網も軒に立つ       
35 車椅子入道雲に話し掛け  
44 地蔵盆児らの奏でる鉦太鼓
行雲
如水
南圃
汗水
如水

梧葉 選

 
13 絹の道たどりて飾る祇園鉾
14 打ち水や柄長ひしゃくのきめの良さ
24 ねぶた去りどこかむなしき北の夜  
32 孫去りて虫取り網も軒に立つ       
33 朝顔や匠の郷には格子窓     
花風
伸平
行雲
南圃
居倉
   
 
【高 得 点 句】
 





 
・高得点句=選句有権者数×0.4以上
・選句有権者数=投句者が選句してもらえる人の数
 


 
5点 10 点滴の水泡(みなわ)見つめて夏の夜半
4点 32 孫去りて虫取り網も軒に立つ       
行雲
南圃
   
 
【高 得 点 者】
 

 
・高得点者=得点が選句有権者数以上
・選句有権者数=投句者が選句してもらえる人の数
    
9点  如水
8点  行雲
    
 
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