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2003/11月
 
【清 記 一 覧
(兼題:化粧)
 



















































 
 1 旧き友つらみ話や秋夜長  
 2 さわさわと猫の踏み行く落葉径 
 3 大根の突き出る首の寒さかな
 4 田楽の湯気白くゆれ山紅葉
 
 5 描くごと籾の捲かれし冬田かな
 6 天高しつわぶき乱れる旧い庭     
 7 走り去る汽車を見送る柿一つ 
 8 山茶花の花絨毯と鰯雲   

 9 化粧せる子等嬉々として武者行列
10 芋煮喰ふ集ひ勤労感謝の日
11 閑日を何かせかして散り落葉
12 初化粧女の一歩七五三 

13 一陣の風天空に紅葉舞う   
14 夜気入れて仕種潜めてしまい風呂
15 枯れ紫陽花紅葉散り敷く山ノ辺路   
16 ビールより枡酒をいう冬支度 

17 秋菊の黄に染まりおり地蔵道 
18 立冬や朝餉の椀を日が覗く
19 木枯らしや濡れ落葉をも剥がしけり
20 十月や芋太れるか茎太し 
 
21 流鏑馬やサーファーの海駆け抜けし
22 入念に化粧忘れぬ車椅子      
23 日の短か炊き上がりたるむかご飯
24 から松の燃ゆる黄金に秋は逝き

25 秋霖やつわぶきの黄の冴えわたり
26 顔見世のまねきに華やぐ京の町
27 多羅葉樹(たらようじゅ)いにしえ偲ぶ京の寺
   (もち科の常緑樹で葉が大きく厚く古代は紙の
   役目をした)
28 南極の白夜の夢か皆既の輪 

29 渋柿をむいた母の手今はなく 
30 友よりの新酒は梅の化粧箱
31 夕日照る白壁を背に柿映える
32 柿をむく女将の粧い芳しき

33 打たんとし蝿見逃すや冬近し
34 からすさえ喰べ残してか柿一つ
35 朝霧の流れて燃える山浮かぶ
36 厚化粧小じわ隠せぬ秋の天

37 七五三玉砂利を踏み薄化粧 
38 りす飛んで三つ四つと椿落つ  
39 夕暮れて蜜吸ふ蜂や冬近し
40 古峠の石畳うき秋斜め   
 
行雲
鵜雪
如水
居倉

梧葉
汗水
伸平
南圃

鵜雪
如水
行雲
居倉

鵜雪
伸平
汗水
伸平

南圃
居倉
梧葉
居倉

鵜雪
汗水
南圃
行雲

梧葉
如水
汗水


南圃

伸平
如水
梧葉
汗水

居倉
伸平
梧葉
行雲

南圃
鵜雪
如水
行雲
 
 
【選 句 内 訳】























































 
行雲 選
 2 さわさわと猫の踏み行く落葉径 
 3 大根の突き出る首の寒さかな
 7 走り去る汽車を見送る柿一つ 
18 立冬や朝餉の椀を日が覗く
19 木枯らしや濡れ落葉をも剥がしけり

汗水 選
12 初化粧女の一歩七五三 
19 木枯らしや濡れ落葉をも剥がしけり
25 秋霖やつわぶきの黄の冴えわたり
28 南極の白夜の夢か皆既の輪 
29 渋柿をむいた母の手今はなく 

如水 選
 2 さわさわと猫の踏み行く落葉径 
 7 走り去る汽車を見送る柿一つ 
11 閑日を何かせかして散り落葉
18 立冬や朝餉の椀を日が覗く
31 夕日照る白壁を背に柿映える

伸平 選
11 閑日を何かせかして散り落葉
13 一陣の風天空に紅葉舞う   
19 木枯らしや濡れ落葉をも剥がしけり
24 から松の燃ゆる黄金に秋は逝き
31 夕日照る白壁を背に柿映える

梧葉 選
 2 さわさわと猫の踏み行く落葉径 
 3 大根の突き出る首の寒さかな
17 秋菊の黄に染まりおり地蔵道 
18 立冬や朝餉の椀を日が覗く
38 りす飛んで三つ四つと椿落つ  

鵜雪 選
 3 大根の突き出る首の寒さかな
22 入念に化粧忘れぬ車椅子      
29 渋柿をむいた母の手今はなく 
32 柿をむく女将の粧い芳しき
33 打たんとし蝿見逃すや冬近し

南圃 選
 3 大根の突き出る首の寒さかな
 4 田楽の湯気白くゆれ山紅葉
 9 化粧せる子等嬉々として武者行列
25 秋霖やつわぶきの黄の冴えわたり
29 渋柿をむいた母の手今はなく 

居倉 選
11 閑日を何かせかして散り落葉
14 夜気入れて仕種潜めてしまい風呂
21 流鏑馬やサーファーの海駆け抜けし
22 入念に化粧忘れぬ車椅子      
35 朝霧の流れて燃える山浮かぶ
 

鵜雪
如水
伸平
居倉
梧葉


居倉
梧葉
梧葉
南圃
伸平


鵜雪
伸平
行雲
居倉
梧葉


行雲
鵜雪
梧葉
行雲
梧葉


鵜雪
如水
南圃
居倉
鵜雪


如水
汗水
伸平
汗水
居倉


如水
居倉
鵜雪
梧葉
伸平


行雲
伸平
鵜雪
汗水
梧葉
 
 
【高 得 点 句】
 









 
・高得点句=選句有権者数×0.4以上
・選句有権者数=投句者が選句してもらえる人の数
 


 
4点  3 大根の突き出る首の寒さかな
3点  2 さわさわと猫の踏み行く落葉径
3点 11 閑日を何かせかして散り落葉
3点 18 立冬や朝餉の椀を日が覗く
3点 19 木枯らしや濡れ落葉をも剥がしけり
3点 29 渋柿をむいた母の手今はなく 
 
如水
鵜雪
行雲
居倉
梧葉
伸平
 
 
【高 得 点 者】
 

 
・高得点者=得点が選句有権者数以上
・選句有権者数=投句者が選句してもらえる人の数
 
8点  梧葉
7点  鵜雪
 
 
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