CPLDで遊ぼう!(27)
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オーディオクラフト工房(39)
更新日:2007年2月25日

デジタル選局AMチューナーを改良する
前回デジタル周波数表示付きAMホームラジオを改良しましたが、同様のことがこのデジタル選局AMチューナーにも起こっておりました。受信と局発の電圧のトラッキングが合っていないため、全受信範囲において最高の感度になっておりませんでした。地元の放送局しか入らなかったのですが、改良の結果全ての範囲で感度がアップしました。これでノイズに埋もれた局を聴くことが出来るようになりました。
デジタル選局AMチューナーの受信トラッキングずれ
正直ずれていました。今回は現状のトラッキングずれを調査するまでもなく、チューニング回路を修正しました。
(現状の受信回路)
(現状の局発回路)
回路上トラッキングが合わないのは当然でした。まずは同じ同調回路となるように修正しました。局発回路と受信回路に別々の電圧が供給出来るようにして受信トラッキングを検証しました。
(受信周波数と局発周波数の関係)
ほぼ同じ変化をすること確認出来ました。双方の電位差は約2.6V程度です。
2種類の電圧駆動が出来れば別々に同調を取れば良いと思いますが、今回の回路設計上では不可能ですので、どうにかして現行の電圧駆動のみでやりたいと考えました。
(改良後の受信・局発回路)
約2.6Vの電圧差を赤色LEDとシリコンダイオードで実現することにしました。全ての周波数でほぼ同じ電位差ですので、上記の回路のようにしてみました。トラッキングの検証の結果ほぼ同じ状態を再現出来たと思います。
(改良後の受信周波数と局発周波数の関係)
自分でも良く出来たと思っております。皆さんも自分のシステムに合わせて考えてみて下さい。
デジタル選局AMチューナーを改良する部分
(受信回路を変更しました)
(電圧駆動回路の改良)
この改良で受信周波数も正しく同調出来るようになり感度が飛躍的にアップしました。
デジタル選局AMチューナーの受信状態
ある冬の夜に受信出来た周波数一覧です。日本海側に住んでいますので海外の放送も聞こえますがこれだけの局数となれば圧巻ですね。
(改良後受信出来た周波数)
デジタル選局AMチューナーの改良した姿
外観は変わりませんが・・・・
(地元局を受信中です)
受信ユニットとデジタル選局ユニットの間にひとつ別の製作をはさんでお互いの影響が少なくなるようにしています。
デジタル選局AMチューナーを改良するの大活躍の様子
(こんな状態になってます)
以前にも増してにぎやかになってきています。ほぼ満席状態ですね。次から次へと製作ネタが沸いてきています。毎日が楽しくてしかたがありません。
一連のチューナーの改良で自分なりにかなり成長できたと思っています。これからも少しづつですが電子工作を極めて行きたいです。
これからもますます楽しくなる「CPLDで遊ぼう!」をよろしくお願いいたします。
これからも「NEC78K0/K0Sマイコン開発室」はどんどん楽しくなります。
これからも「オーディオクラフト工房」もどんどん進化して行きます。

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