CsqlLight V5
システムテーブルて、なに?
現在のバージョン(5.0.0.5)においてシステムテーブルは「CsqlLight V5」実行時のフォルダー(デフォルトでは「C:\Program Files\MPJ\MPJ CsqlLight V5」)にある「Fields.db」が実体です。
Fields.dbて、なに?
「Fields.db」はパラドックス形式のデータベーステーブルです。(知っている人 は少なくなってきている、寂しい限りです。)
使うとどうなるの?
ところでコレは何するためにあるかというと、データベースの問い合わせ結果をより見やすくするためのモノです。
具体的に説明すると、通常 select 文をデータベースに対して実行すると下のようになると思います。

postalcodenumber address name birthdate telephonenumber
534-0024 大阪府大阪市都島区東野田町 大阪太郎 19700101 06-6300-5214
534-0012 大阪府大阪市都島区御幸町 大阪次郎 19750801 06-6306-2547
567-0036 大阪府茨木市上穂積 茨木花子 19780620 0726-41-5249

私はわかりにくいと思うのですが、開発している人はどう思ってるのでしょうか ?
そこでシステムテーブルに項目名を登録すると,下記のような表示が可能になり ます。

郵便番号 住所 氏名 生年月日 電話番号
534-0024 大阪府大阪市都島区東野田町 大阪太郎 19700101 06-6300-5214
534-0012 大阪府大阪市都島区御幸町 大阪次郎 19750801 06-6306-2547
567-0036 大阪府茨木市上穂積 茨木花子 19780620 0726-41-5249

どうでしょう、見やすくなったと思います。
こうする利点は、新しく入ってきた人の作業効率が当初からかなり上がるのです 。
システムテーブルを使うには
では「システムテーブル」メンテナンス方法を説明します。
  1. まずコントロールパネルを開きます。
    「スタート」−>「設定」−>「コントロール パネル」
  2. コントロールパネルの「DBE Administrator」を起動して下さい。

  3. 画面の左に表示されているのが「データベース」であることを確認してください 。

  4. 「Ctrl」+「N」を押してください。
  5. 「データベースエリアスの新規作成」画面が表示されるはずです。
  6. そのまま「OK」ボタンを押します。

  7. 次に新しく「STANDARD1」が出来ると思いますがこの名前を「CsqlLightV5」と変更してください。

  8. 次に右のページを見てください。
  9. 「定義」のページの項目に「PATH」を「CsqlLight V5」実行時のフォルダーにして下さい。(デフォルトでは「C:\Program Files\MPJ\MPJ CsqlLight V5」)
  10. ここまで設定できれば「Ctrl」+「A」を押して更新します。
  11. 「DBE Administrator」を終了して下さい。
ここまで設定すれば「システムテーブル」を編集することが出来ます。

次に「システムテーブル」編集方法を説明します。
  1. 「CsqlLightV5」を起動します。
  2. 次のようにSQL文を入力し「F6」を押してください。
    SELECT * from Fields.db
  3. パスワードダイアログが表示されます。
  4. 「ユーザID」、「パスワード」は未指定で結構です。データソース名に「CsqlLightV5」を指定して下さい。
  5. グリッドに「FIELD」、「NAME」が表示されたはずです。
  6. そこでグリッドの部分を編集します。
  7. 「FIELD」に「FIELD」、「NAME」に「フィールド」次のレコードに移動して
  8. 「FIELD」に「NAME」、「NAME」に「名前」次のレコードに移動して下さい。
  9. そしてもう一度先程のSQL文を実行「F5」、
  10. 下記のように表示されるはずです。

    FIELD NAME
    FIELD フィールド
    NAME 名前

    そこでグリッドの上でマウスを右クリック
    「ポップアップメニュー」−>「日本語フィールド」!!!!

    フィールド 名前
    FIELD フィールド
    NAME 名前

これで大変見やすくなったはずです。