映画研究会は現在スタジオ「つばさ基地」と提携し、業務を移行しました。
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原田眞人と映画を研究する会 とは 

映画監督である原田眞人独自の濃厚な映画研究会。
演技・演出の研究や脚本構成の分析、当時の時代背景の検証から
出演者・監督の解説まで幅広く「映画」を研究する会です。

 


第1回では原田の原点とも言える代表的な1960年代ニューシネマ、
「俺たちに明日はない」「卒業」「真夜中のカウボーイ」「イージー・ライダー」を、
第2回はその次の段階として「カッコーの巣の上で」「レッズ」「わが命つきるとも」を
ミニシアターで上映しながら原田が細やかな検証・分析・解説しました。

第3回目は、アルフレッド・ヒッチコック。
ヒッチコックの創作の原点である心の闇を基に映画を観る眼を鍛え、研究対象としました。

第4回の研究テーマは、「エリア・カザンと赤狩り」でした。
「映画作りの心構えは『逆境は力なり』に尽きると思う。
映画監督として最大最悪の逆境で戦ったエリア・カザンと
赤狩りをテーマとしたい。」

第5回は初の邦画特集。
「日本映画シリーズの第一回目はやはり黒澤明であり、『七人の侍』である。
改めて『七人の侍』の素晴らしさを確認することから入り、世界が瞠目した日本映画をメインとしたい」

第6回は「小津安二郎の世界から『砂の女』まで」


2012年よりスタジオ「つばさ基地」と提携し、業務を移行しました。


第1期の研究内容(テーマ) : アルフレッドヒッチコック
1. アメリカ時代の幕明け
「レベッカ」(’40)からイングリッド・バーグマンとの出会いと「汚名」(’46)まで。
2. 「パラダイン夫人の恋」(’47)からバーグマンとの訣別、
「私は告白する」(’53)までの迷走。
3. 本格的カラー化とジョン・マイケル・ヘイズ脚本の時代。
(「ダイヤルMを廻せ!」(’54)から「知りすぎていた男」(’56)まで)
4. 最後のピークとヒッチコックのダークサイド その1 
「間違えられた男」(’56)から「めまい」(’57)へ。
5. 最後のピークとヒッチコックのダークサイド その2 
「北北西に進路を取れ」(’58)から「サイコ」(’60)へ
6. 最後のピークとヒッチコックのダークサイド その3 
「鳥」(’62)、そして「マーニー」からの転落へ。

 

 

 

▼主な原田作品

1979 さらば映画の友よ インディアンサマー
1984 ウインディー
1985 盗写/250分の1
1986 PARIS-DAKAR 15000 栄光への挑戦
1986 おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!?
1987 さらば愛しき人よ
1988 ガンヘッド
1990-1991 タフ PART T〜X
1993 ペインテッド・デザート
1995 KAMIKAZE TAXI
1995 トラブルシューター TROUBLE WITH NANGO
1996 栄光と狂気 Rowing Through
1997 バウンスkoGALS    
1999 金融腐食列島〜呪縛
2001 狗神      
2002 突入せよ!あさま山荘事件
2005 自由恋愛
2007 伝染歌
2008 魍魎の匣
2008 クライマーズ・ハイ
2012 わが母の記

 

▼ 主な受賞歴


1997年 「バウンスkoGALS」 第22回報知映画賞最優秀監督賞

2000年 「金融腐蝕列島・呪縛」 第73回キネマ旬報ベストテン日本映画監督賞・第23回日本アカデミー賞優秀監督賞  等多数受賞

2001年 「狗神」 第51回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品   等多数受賞

2003年 「突入せよ!『あさま山荘』事件」 第26回日本アカデミー賞優秀監督賞  等多数受賞

2009年 「クライマーズ・ハイ」 第32回日本アカデミー賞 10部門  第21回日刊スポーツ映画大賞
                   第51回ブルーリボン賞  第33回報知映画賞   等多数受賞

2011年「わが母の記」モントリオール世界映画祭 審査員特別グランプリ受賞

 

原田眞人オフィシャルサイト

 

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