BIKE GALLERY



Kawasaki[カワサキ]
GPZ400R ('89最終型)
所有期間 2004.2〜2005.11




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<主要諸元>
全長・全幅・全高2095・675・1180(mm)
乾燥重量181kg
シート高770mm
エンジン水冷4サイクル並列4気筒DOHC16バルブ
最高出力59ps/12,000rpm
最大トルク3.6kg-m/10,500rpm
ブレーキ(F・R)デュアルディスク・シングルディスク
タイヤ(F・R)100/90-16・130/90-16(チューブレスタイヤ)
燃料タンク18L
<主要装備>
燃料計
水温計
センタースタンド
ハザードランプ
フロントサス減衰調節×
リアサス減衰調節×
トリップメーター
タコメーター
クラッチ位置調節×
ブレーキ位置調節×
時計×

<体感データ>
長所速い、安定、格好いい
短所重い、熱い、維持費高い
最高速180`は簡単に出そうです
加速4,000rpm以下はダメだが、5,000rpm以上は速い
燃費(市街地)17〜21`/g
燃費(ツーリング)20〜22`/g
足つきかなりよい
風圧防風性能は高く、風は肩口に少し当たる程度
シート堅さ普通
サス堅さ少々堅め
乗車姿勢ノーマルはやや前傾で長時間は辛い

<感想>
GPX250Rの次の車体であれば、やはりGPXのいいところをキープしつつ、GPXに足りないと思っていたものを持っているバイクが欲しかった。さらに以前は片道約8`の通学がメインだったが、今度から片道約30`の田舎道を走るため、疲れないバイクであることも考慮に入れなければならない。それは何かというと、高速走行時の安定性(すなわち車重がある程度あること)と、意識して回さなくても速く走れることだった。この条件を満たすには、やはり必然的に大排気量となる。そんな時、以前から興味を持っていたGPZ400Rが手に入り、乗ることになった。

まず第一印象は、やはり本物のNINJA(ちまたでは小忍者と呼ばれてるらしいが)だけあってグラマラスで格好いいということ。GPXも横姿はなかなかだったが、前から見た姿はいまいち好きになれなかった。でもGPZはどこから見ても格好いい。とても15年前のバイクとは思えない。

走りの印象では、いきなり欠点からだが低速トルクが無いに等しいこと。GPXもどちらかというと無いらしいが、このGPZの低速の無さはそれを遙かに越えている。マフラーを社外品に換えるとさらに低速が無くなるというのだからどうしたものか。個人的には4発の400ccならアイドリング状態からクラッチ繋ぐだけでも動き出すと思っていたのだが、このGPZは4,000回転以上をキープしながらクラッチ繋がないと冗談抜きにエンストする。かといえ、5,000rpm以上に入ってしまうとじゃじゃ馬のように加速するし…。むしろこれがカワサキらしいと言えばそれまでではあるが。

ただ、一度走り出してしまえば、爽快そのもの。車重と大型のカウルのおかげで120`走行でも安定しており、恐怖心を憶えることはない。基本的にエンジンが高回転型らしく、4,000rpm以下をキープして走るのは難しい。6速は80`を越えてからじゃないと使い物にならない。70`以下での巡航はどうしても断続クラッチになり、ストレスを感じる。つまり町乗りには向いていないバイクだと言えるだろう。ノーマルマフラーは低回転域では静かだが、7,000rpmを越えるとグォーというエキゾーストサウンドを奏で、回したときのパワーを実感させてくれる。

(2004/12/29更新)

上に低速トルクが皆無と書いたが、修正します。当時エンジン内部のガソリンを噴射するジェットニードルが摩耗していて、通常よりも多くの燃料を噴射していたため、低回転域のレスポンス悪化、燃費の悪化などの症状が出ていた。ジェットを交換した結果これらの症状は改善し、3,000rpm、6速50`でも巡航はできた。ただやはり3,000〜4,000rpmはパワーがないので、加速時には回転数をあげる必要がある。

(2005/12/17更新)

下に書いたことが原因で、泣く泣く手放してしまった。古い車体とはいえ、エンジンはまだ絶好調だったので、ややもったいない別れ方であった。だが、車検の費用と消耗品の寿命を考えると、遅かれ早かれ潮時だったと思う。1年と8ヶ月で30,000km近く走ったが、ほとんどがつくば通学でのシティユースであった。ロングツーリングで峠を走ったのは1度しかなかったので、コイツの良さをまだまだ味わい尽くしていなかった。これはとても残念に思う。

400Rは販売当時、このクラスのベストセラーとなるだけあり、とても完成度の高い傑作バイクだと思う。特に高回転域の加速は秀逸だった。しかし一方で低回転域は弱く、重たい車重と相まって、発進加速にやや神経を使った。自分は今までGPX、GPZと馬力規制前のハイパワーバイクに乗ってきたが、それは「パワーのないバイクは遅い」という先入観からであった。しかし、スペック上のハイパワーはその分低回転を犠牲にしていることも実感した。やはり万能なバイクを求めるのならば、大型に乗り換えるしかないのだろう。


<整備記録>
16,000km某オークションがらみの個人売買で入手。
16,500km前輪タイヤをBT45に交換。
16,700km右フロントフォークのチューブに錆が出ていたのでオーバーホール。
16,900kmプラグかぶりが発生。とりあえず新品プラグに交換したが再発し、ガス抜きで対処。
17,000km社外品のアップハンドルに交換。その際、クラッチワイヤー、ブレーキホース、チョークワイヤーも長めのものに交換。さらにグリップヒーターを取り付ける。
17,200kmカウルミラーがハンドル交換で見えづらくなったので、ハンドルミラーに交換。
17,800kmプラグかぶりが再発。キャブオーバーホール。ガソリンフィルター取り付け。オイル交換。ついでにハンドルが高すぎたのでバリオスのものに交換。
18,500km後輪タイヤをBT45に交換。
19,000kmエンジンからノイズが出ていたため、バルブクリアランスを調整。
20,000kmプラグかぶり再発。ゴミ抜きで対処。オイル交換。さらにジェットニードルが摩耗していたので交換。以後驚くほど調子がよくなる。
20,500kmバッテリーが上がったので自力で交換(おそらくこの時からレギュレーターがいかれていた。気づいていれば…)。
25,000kmオイル、フィルター交換。
27,000kmプラグをイリジウムプラグに交換。
28,000km再びバッテリーが上がる。レギュレーターの故障に気づき、バッテリー、レギュレーター共に交換。
28,500km初の立ちゴケにより左ウインカー及びクラッチレバー損傷。部品を購入し自力で交換。
30,000kmオイル交換
31,200km12ヶ月点検。前輪タイヤBT45交換。前ブレーキ液交換。
36,000kmオイル、フィルター交換。
39,000km後輪タイヤをBT39に交換。
44,350km走行中にシフトペダルをぶつけて折ってしまう。
44,400kmオイル、シフトペダル交換。
44,500kmキーボックスの接触不良で、電源が入らなくなった。自力でキーボックスを交換したが直らず、修理代と残りの車検期間、バイクそのものの寿命を考慮して、やむを得ず手放してしまった。





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