<県内学校紹介フェア>

ロイエット県内の公立私立学校のうち希望校が自校紹介宣伝のためのブースを開設する、 県内学校紹介フェアとも呼ぶべきイベントが、昨日今日とロイエット中心の公園で開かれている。

乾季に入ってからずっと、なにかしらのイベントがどこかであるという、この活気。
しかし、学校が関わるイベントの場合、日本人の私から見ると最も被害者となるのは、まともな授業が受けられなくなる生徒ではないかと思うが、タイではこういうイベントこそ、社会的に重要かつ楽しい、なくてはならないものなのだろう。

 上右の写真に見える大スピーカー。これを据え付けたブースが多く、しかも他ブースへの配慮や音量調整など皆無なので、展示を歩いてみて廻っていると、難聴になりそうな気もしてくる。 初日の夕方は、その日の片づけをしながら、早くもブースの中で先生たちがカラオケをやっていたりする。

各学校が借りたブースの、精一杯の飾り付けと展示(これにタイの人々はすべてを賭けてるとさえ思える力の入れよう)は、日本ではなかなか見られないユニークなものが多く楽しい。また、どのブースでも何かしらの製品、生産物、創作品などを売り出していて、バザーのようでもある。

うちの学校の先生たちと

  どういうわけか、果物や野菜で入り口を飾っているものが多かった。

タイの獅子脅し?

 バナナの葉などやいろいろな花を利用した飾り物は得意中の得意だが、今回はこんなにすてきな孔雀を発見

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一番立派だったのは、幼稚園部が王様から表彰されると(うちうちに)決まったMi先生の学校

 

夕方から舞台で生徒達のカラオケコンテスト(!)があった。
東北地方だから、ルークトゥン(演歌に似たジャンルだがもっとポップス的)が主で、歌手の後ろに派手な衣装の踊り子達がつく。歌手といっても、小学生、中学生だ。
各郡で勝ち抜いてきたグループなので、なかなかである。

子供といえども本格的。

朝から、化粧と衣装付けで大変なのだが、
この格好で出番まで何時間待つかわからない
のがタイである。

暑い中、学校のブースで待つリトル・ダンサーズ。

夜は、有料の食事席などもしつらえられて・・・ さっきのダンサー達の出番はついさっき、
暗くなってからであった。

 


1/24/'06

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