<その28> トッケー VS カブトムシ

ゆうべのこと。

窓からカブトムシが入ってきた。この種の虫でうちに一番頻繁に入ってくるのはカナブン。以前、クワガタが入ってきたこともあったが、カブトムシ(メス)は初めて。

こちらも気付いたが、天井の梁のあたりに潜んでいたトッケーも勿論気付いた。

でも、うちのトッケーはやや小ぶりだ。頭から尻尾の先まで30cmぐらいはあるものの、あの丸々と黒光りしたカブトムシをパクッとやれるほど口は大きくないぞ。

それでも果敢にトッケーは梁と壁を伝って少しずつ近づく。狙ってる。

窓枠でしばらく様子を見て、するするすると下りてきた。のろのろしているカブトムシに襲い掛かる。

パクッ。

ではなく、カチッ。

だから、口に入る大きさじゃないって言ったでしょ、的が外れちゃったわね。

しばらく考えて、トッケー、サッと階段の下へ。走りざまにカブトムシを蹴飛ばし(?)カブトムシはひっくり返って脚をばたばたさせてる。

大ご馳走にありつけなかったとっけーとひっくり返されて自分で元に戻れなくなったカブトムシ。勝敗はどうなの?

7/13/'04

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