<果物ではないけれど>
雨季のこの時期に売られているもので
果物ではないけれど果物のように口にするもの
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蓮の実
プチプチした部分に一つ一つ、実(正確には種子)が入っている。
取り出して、苦い胚を取り除き薄皮を剥いて、ちっちゃな若い柔らかい種を生で食べる。
ほとんど味がなくさっぱりしたものだけれど季節のもので、
学生もよく休み時間につまんだりしている。
これは、マンゲーオという、芋の一種だけれど、果物のように剥いて生で食べる。
地上部が蔓になり、葉の形も葛に近いことから
クズイモと日本では呼ぶそうだが、私は知らなかった。
真っ白な梨のような実(正確には根)は、シャリシャリとした歯ざわりのよい食感で、みずみずしく、ほの甘い。
しつこいおかずの後に食べると、口がさっぱりする。
結構、繊維質だから、便秘にもダイエットにもいいかもしれない。マメ科だそうだ。
4年前の学校の寮時代、食事によく出てきた。
そうそう、このマン・ゲーオで驚いたのは、ナイフを使わなくても剥けること。
バスや船(ラオスでメコン川を下った時)の道中で、まとめてぶら下げて乗ってきた地元の人たちが
尻尾のような部分を手でつかんで、あるいは歯でギィーッとやって剥き、そこを手がかりに剥きながら食べていた。
9/11/'06