ร้อยเอ็ด

遠くから見える金色の背の高い仏立像。台座の上にお立ちになった仏像の身長は59m20cm

タイ東北地方(イサーン)の真ん中に位置するローイエットには200年の歴史があるそうです。アユタヤ朝後期にラオスの王様がチャンパーサックからこの地方に移り築いたのが最初で、トンブリ王朝時代にとても大きな都市として栄えていたそうです。11の城門とそれに繋がる11の衛星都市を配下に置いていましたが、さらに歴史の変遷を経て時の流れとともに大きく変わった今、当時の痕跡はほとんど姿を消してしまったようです。

ローイエットはタイ語で「101」という意味です。11という数を多いととらえて101で表してしまったのが、ローイエットの起源だそうです。日本でも九十九(つくも)という字のつく地名がありますが、どちらも「たくさん」を意味するという点で同じ発想でしょうか。

Maliの学校はローイエットの中心部から西南西に17kmのシー・ソムデットという郡にあり、車で行けば30分足らず、ソンテウに乗るとあちこちお客を乗せたり降ろしたりして1時間弱かかります。田園風景の中を風を切って走るソンテウに乗っているといい気持ち、12バーツです。

ローイエットの県庁所在地の町の中心には大きな人造池のブンパランチャイがあります、中央の小島には仏様が祀られてお参りが絶えません。全体が憩いの場となる公園であるこの池を中心にぐるりと町が広がります。銀行と立ち並ぶ商店街、学校や郵便局など、市場、たった一つのデパート、スーパー、屋台街・・・バイクや車が走り、ソンテウ(改造ミニトラックの乗合バス)やサムロー(三輪タクシー、窓無し)もたくさん行き交っています。

ローイエットへの行き方は?
バンコク東北ターミナル(モーチット)からバスで7時間。途中、コーラートで休憩あり。
列車だと、バンコクのホアランポーン駅からコンケーンまで。その後バスでマハサラカム経由、ロイエット。車なら1時間半ですが、バスだと2時間ほどかかります。
飛行機もあります、PB Airで1時間、早朝のフライトで360度田園風景の空港に降り立つのは爽やかそのもの。PB Airのホームページ

ではブンパランチャイのある日の風景をお楽しみください!