蝋燭のしずく
เทียนหยด
クマツヅラ科 Duranta plumieri (= D. repens)
和名:ハリマツリ 英名: Golden dew drop (金色の露のしずく)
タイ語ではティアン・ヨットと言い、「蝋燭のしずく」の意です。
花と実が同時に見られるのですが、タイ語名も英名も、この実の様子から名付けられたものですね。
タイの蝋燭は、この実と同じオレンジに近い山吹色です。お坊さんの袈裟の色です。
ですから、「蝋燭のしずく」という命名は、ぴったりですね。
遠くからだと、オレンジ色の実が目を惹きます。
もう少し近寄ると、うす紫の花が見え、別の2種類の植え込みが重なっているのかと思いました。
でも、よく見ると、同じ樹なのでした。
花は撮影に失敗してぼけていますが、次回、もっと上手に撮れたら差し替えます。
淡い紫で縁取られたもっと濃い紫の花をつける園芸種を、日本では「タカラヅカ」と呼ぶそうですよ。