プルメリア

ลั่นทม

キョウチクトウ科プルメリア属  和名:インドソケイ  英名: Plumeria, Frangipani, Temple tree

タイ語ではラントムと言いますが
ระทมラトムという語(「悲しくつらい」の意)に似ているというので忌み、庭に植えない」
と書いてあるものが多いのです。

でも、冨田竹二郎のタイ日辞典によると
『北や東北部では จำปา (チャムパー)というので家庭でも植えている』
そうですし、南部でも中部でも、皆さん、意外に身近に植えています。

上品な甘い香りのするこの白い花が好きな私はほっとするのでした。


(2002年4月コラートにて撮影)

きれいに開いたまま花はくるくると散ります。

若い女性の髪飾りにぴったり!
そういえば、ハワイのレイに使われますね。香料にもなっているそうです。


樹全体は、こんもりとした感じで白い花がちらほら。


(2003年3月末、アユタヤで撮影)

低木ですが、私の背よりはずっと高いです。
特に、下の写真のように古木になるとかなり高い!

↑(上下とも、2008年3月末、ロッブリーで撮影)↓


トランでは、駅からまっすぐ伸びたメインロードの分離帯にずらーっと植わっていますよ。


プルメリアは種類が多く、ピンクや赤、オレンジの花のもあります。

花びらの形が少し違い、花も小さめです。


トランの住宅街で


プレーのお寺で


下のオレンジの大きな樹は見事でした!

パヤオで


美しい花をつけるプルメリアも、その白い樹液には毒があるそうでよ・・くわばらくわばら。

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