子宝草
ベンケイソウ科カランコエ属 Kalanchoe daigremontianum (Bryophyllum daigremontianum)
和名:子宝弁慶、シコロベンケイ 英名: devil's backbone(悪魔の背骨!)
よく見かけるのですが、名前はずっと「マザーリーフ」だと思っていました。
今回調べてみたら、実は違い、俗に子宝草と呼ばれているコダカラベンケイと判明。
もっと成長してくれないと花は咲かないようなので、花の写真はまだありません。
葉の周りにぐるっと子をつけます。こんなふうに・・
触るとポロポロっと簡単に落ちる子である芽は、その辺に散らばって、勝手に育っていきます。
土の質や水やりはあまり気にしなくても、本当に勝手に育つたくましい子らです。
貝で作った可愛い入れ物をたくさんいただいたので、そこにその辺の土を入れて
子らをパラパラっと植え、明かりの差し込む室内に置いておいたら・・
数日後
3日後
さらに3日後
親と似ても似つかないでしょう?
でも、以前に同様にして植えたものを北側のベランダに出していたのは
ちゃんと、親に似た子に育っています。
あれ?なにか間違ったのかしら・・と、実験を開始しました。
2008年3月2日
ケーキの空き容器に同じように植えて
ひとつは南側のベランダ、もうひとつは天窓から間接的な明かりの差し込む室内に置きます。
室内はこんなふうに、以前から生長している順に並べてあります
↓
3日後の3月5日
室内のはフラッシュがたかれて明るく写っていますね↗
白い根が飛び出していても、自然に降ろして根付きます。えらい!
植えてから5日後の3月7日、並べて撮ると、大きさの違いが目立ちます。
植えてから1週間目の3月9日、明らかに室内のものが上向きに成長しています。
植えてから12日目の3月14日、背高のっぽの室内系と、落ち着いて肉厚のベランダ族。
この子らがもっともっと生長して大きくなったとき
どちらも、親に似たりっぱな子宝草になるのでしょうか。