インドボダイジュ

ต้นโพ (トン・ポー)

クワ科フィクス属 和名:印度菩提樹

英名: Bo tree, Buddha Tree, Peepal Treeなど多数

日本で単に「菩提樹」と呼ぶ樹とは種類が違います。

インド、ブッダガヤーのこの樹の下で、のちにお釈迦様となるゴータマ・シッダルータ王子が
悟りを得たとされるそうで、タイの寺院ではよく見かけます。

大きな樹で、全体像を撮ると遠景になります。
下の写真は、パノムルンというクメール遺跡で撮ったもの。

このとき落ちていた葉は・・

2007年2月に撮った写真ですが、こうして落葉していき、雨季の初めにはすっかり若葉と入れ替わります。

10−20cmのハート型の葉
先がすーっと尖っているのは、滴下尖端といって、葉についた雨を早く落とすためだそうです。


こちらは、北部ウタラディットで2008年3月に撮影

タイでは、この樹には精霊が宿るとされ、
上の写真のように、樹の幹にカラフルな布を巻き、
小さな祠がおかれて、お線香やロウソクや花が供えられていることが多いです。

インド菩提樹は、大きなものは25mまでになる大木ですが、
ハート型の葉がひらひらと風に揺れると、やさしい雰囲気です。

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