ホウガンノキ(ホウガンボク)
สาละลังกา サーラ・ランカー
サガリバナ科ホウガンノキ属 Couroupita guianensis Aubl.
英名:Cannon-ball Tree
この特色のある樹と花は、お寺の境内でよく見かけます。
お寺にあるし、タイ語名「サーラ・ランカー」からも連想されることからか、
「沙羅双樹」はこの木だと誤解されることも多いそうです。
誤解か、タイでは本当にそうなのか、私にはわかりませんが、
タイ仏教の聖木だという説もあるようです。
上と下の写真は、ロイエットのワット・ヌア(北寺)で撮ったものです。(2005年11月)
30mになる背の高い樹。
お寺の境内でこんなふうに日が差した姿を見ると
いかにも聖木ですね。
花は肉厚で直径10cm以上、目立ちます。
幹から突き出るように咲く花・・特徴的でしょう。
(北部パヤオ県で2008年3月に撮影)
和名の「ホウガンノキ(ホウガンボク)」、英名のCannon-ball Treeは、果実に由来しています。
大きな砲丸のような実が、こんなふうにぶら下がって生るのです。