鳳凰木
หางนกยูงฝรั่ง
マメ科(ジャケツイバラ科)・ホウオウボク属 Delonix regia Raf.
英名:Flame Tree, Flamboyant
英語で「炎の木」と言われる通り、燃える炎のような花の色、
火炎樹はこれだったのか!と思うのですが、別に「カエンジュ」は存在するそうです。
和名「鳳凰木」
タイ語名「ハーン・ノックユーン・ファラン」は、「西欧の孔雀の尾」という意味です。
鳳凰にしても孔雀にしても、主張する派手な色と、間近で見る花びらの美しさ、それに羽のような葉により
そう名付けられたのかなと思います。
花は、タイで最も暑い暑季(3〜5月)に咲くのですが、ただただ暑さを強調する樹に思えてなりません。
上の写真の樹から散ってきた花を見てみましょう。
燃えるようです!上の花は濃い赤に見えますが、全体を仰ぎ見ると朱色に見えます。
下の写真は別の樹を撮ったものです。
(4月下旬にノンブアラムプー県山の中の学校にて)
そして、5月初旬、満開の鳳凰樹の見事なこと!
この樹ほど、季節によって姿の変わる樹もないのではないかと思います。
雨季はこんなに美しい緑の樹なのです。
(7月にノンブアラムプー県にて)↑
長さ40cmほどの、まだ若い黄緑色の鞘マメが下がっているでしょう。
それが、乾季には・・・
(2月にトランにて)
鞘の色はこげ茶色、すっかりカラカラに乾いています。
そして3月初め、若葉も出てきて、花も咲き始めました。
(3月にトランにて)