アソーク

อโศก

バンレイシ科 Polyalthia longifolia (Wall.) Benth. et Hook. F.

英名: Indian Mast Tree, Green Champa  和名:ナガバナキダチオウソウカ

この樹は、最初にバンコクの街路樹として植わっているのを見たときに
なんておかしな形の「のっぽさん」なのだろうと思ったのでした。

最初にこちらの方を「アソーク」と聞いてそのまま覚えていたので、
他にも「アソーク」という樹があるとは思いも寄りませんでした。

★タイ語では、「アソーク」と呼ぶ樹が2種類あり、こちらはインド・スリランカ原産で
友人は、「インド・アソーク」と言います。
もう1種は「タイ・アソーク」で、マメ科の「無憂樹」のこと です。


おかしな姿ののっぽさん


(2005年、北部ランパンにて)

ロイエットの公園の池のほとりにもたくさん植わっていました。


(2005年、ロイエットにて撮影)

遺跡に植えられてきちっと刈り込まれると、少しイメージが変わります。


(2003年、ロッブリーにて撮影)


(2003年、アユタヤにて撮影)


トランの街でも見かけます。


(2008年2月、トランにて撮影)

上の写真は、とんがり帽子ののっぷさんと丸い樹が交互に植わっていますが、
実はこれらは両方とも同種の樹なのだそうです。

とんがり帽子の樹のように伸びて枝を垂らした方を特に、
ラテン語で「垂れる、揺れる」の意のペンドゥラと呼ぶそうです。

どちらも枝の張り方が違うだけで、葉は同じなのです。

風の強い日、揺れて・・

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