<1本の木が公園に>

遺跡の町ピマーイ(タイ東北部)にある隠れた名所

サイ・ンガーム公園(の中心)は、大きな森のように見えるが、実際は
1本の木(樹齢350年とある)で出来た公園。
(ただし、「3本に見えるが、もともと3本なのか1本が3つに分かれたのか・・」と
『東南アジア樹木紀行』にはある。)

2002年11月に初めて訪れたときは雨季の最終期で、まだ湿っていた。

長い年月の間に無数の気根が下に伸びてこんなふう。

大本の幹には木の精を祀る色とりどりの布が巻かれている。

上の写真の左手のお堂は、2年後に訪れた際に内部を撮影した


2004年12月に再訪したときの写真

木の名前は?

タイ語では、「サイ・ヨーイ」

日本では観葉植物で知られている「ホソバアコウ」
別名の方が有名ですが何だかわかりますか、
よく幹を3本よじって束ねて鉢植えしてあるあのベンジャミンゴムノキなのです!

上を向いて撮った写真で、ベンジャミンの黄緑色の細かい葉が確認できます

長径50−60m、短径40mほどの森状に生えている木の枝は
200本以上あると思われる支柱で支えられている。

外に出ると明るい世界

(上の写真の白い鳥は、タイらしく^^; 作り物です)

ところで、バンヤン樹のベンガル菩提樹の方で、やはり大きな公園をなしている代表的なものは
インドのコルカタ植物園とスリランカのロイヤルガーデンにあるそうだ。

2008年2月22日

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