<新空港>
10月15日 降り立ったのはスワンナプーム、新バンコク国際空港
バンコク都心から約30キロの沼沢地が空港になったと聞いた。上空からちらと眺めたところ、雨季らしい水溜りが緑の中にたくさん見られる。飛行機はスムーズに降り立ち、新し物好きの私はわくわくと足を踏み出す。
年間4500万人の乗客が利用できる東南アジアを代表する空港という触れ込みだが、
開港を急いで「ソフトオープン」の新空港、準備不足の声がそこいらじゅうから聞こえ、
トラブル情報もたくさん出ている。さて・・・
機内手荷物をかついで延々と歩く歩道で移動。
写真下は、途中に連なる搭乗待合室のひとつ。
鉄の椅子は夜間は冷房が聞いて冷えて冷たいというが、
今は日光がさんさんとあたって暑そうだ。
トイレが少なくて大変、という声もあったので、早速見つけて入ってみると
端のゲート近くだったせいか、とても空いていた。
(ちなみに、10月20日のニュースによれば、不足しているトイレの件で、
4ヶ月以内に200個増設する計画なのだそうだ。)
さらに進む・・
とにかく広い!というか、細長い!
延々と続く通路を、いくつもの動く歩道で移動するが、この辺りは暗い。
ようやく、デューティ・フリーショップのある辺りに出て
ここを曲がればパスポートコントロールだ。
モダンなパスポートコントロールは、係官ブースの数が多いので、待たずに入国手続きが出来た。
こんなところで、手持ち無沙汰の係官と和やかな会話を交わしたのは初めてだった。
出たところがバゲージ・クレーム。
待つぞ!と
悪評高かったので覚悟をしていたが、私の荷物はとても早く出てきてくれて有難かった!
荷物が多かったので、ガラス張りのエレベータで1階に下りて
(悪評の)回転ドアをくぐったところからタクシーに乗り、市内に向かった。
日曜なので渋滞がなく、ホアラムポーン駅近くまで30分とかからなかったのはラッキー。
身軽な時にもっと探検してみたい。
1階に24時間のカフェテリアがあり、そこは一般的な値段で食べられると聞いたが、見ずじまいであった。
スワンナプーム(空港)は、王様が名付けられた地名で「黄金の地」という意味だそうだ。
ところで、ロイエット県には、スワンナプーム郡という、同名の郡がある。
メニューに戻る 次へ