<寺めぐり 3>

南イサーンはカンボジアと国境を接していて、クメール遺跡がたくさんある。

タイ側に入り口があり遺跡自体はカンボジア領というクメール遺跡「カオ・ブラヴィハーン」のあるのが、
ウボン・ラチャタニー県の隣り、シー・サケット県である。
シー・サケット県内でも最南端のその遺跡へは、便利なウボンから入る旅行者が数多いので、
シー・サケットの町の方は人があまり訪れないか、来ても通り過ぎるだけということになる。

前置きが長くなったが、そのシー・サケットの町から数分走ったところに
「寺院にレジャーランド的要素と博物館的要素を加味した」興味深いお寺があると聞き、
現地で日本語を教えていらっしゃるご夫妻(元ロイエット人)に連れて行っていただいた。

シー・サケットのそのお寺はロイエットのあのお寺を超えるか?

プラ・タート・ルアン・ロン

期待感を抱かせる外観・・

駐車場には(ロイエットと違って)観光バスも来ていて、タイ人観光客の一行が降りてくる。

入ってみると・・

巨大な牛が・・

御所車のような立派な建物を引っ張っている。
(中は集会所)

青空の下、立派な方形の建物(6階建て)が美しく映えている

建物に入る前に目を引くものは、そのぐるりにある様々な造形物

 

建物は、1階が本堂で、大きな銅鑼がある。
2階では、鐘を鳴らしながら祈ったり、仏像を拝んだり・・

外を見ると

おっきな鶏!

4階では、シー・サケット県内の代表的な4民族の風俗を
簡単に人形展示で表している。

5階、6階からの眺めは素晴らしい

9月の田んぼの色の美しいこと!

シー・サケットのこのお寺は、こじんまりとまとまった楽しいお寺であった。

ロイエットのあのお寺とどっちか?

ふむ、ロイエットはガウディだから・・・(謎)

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