<この建物は?>

まるで西洋の庭園のようです・・


でも門の上部には「ワット・ラーチャボピット・・」とありました。

そう、ここは寺院、でも、門から中を眺めるとこんなふうで、かなり西洋的なのです。

白い洋風の建築物と緑の庭が美しく、寺参りに来たというより、館拝見に来たかのようです
が、向こうに見える鮮やかな色彩の屋根は、紛れもなく寺院です。


タイの寺院らしい建築物の方に向かうと

ユーモラスな境の扉がありました。

扉の向こうには、とても豪奢な建物群が・・

この寺院の檀家さんたちはかなりの資産家揃いだな・・


あとで調べたら、この寺院は、1869年ラーマ5世によって建立されたもの、
完成まで20年かかったそうです。
明治維新が1868年でよく比較されますが、ラーマ5世は西洋文化を積極に取り入れた王様、
この寺院もフランスのベルサイユ宮殿の影響を受けたものだと言われているそうです。

そういえば、前回のナコンパトムの離宮も西洋庭園でしたね!

外壁は中国製タイル、窓には象嵌細工が施された本堂の中には
シャンデリアが吊り下げられているそうです。
残念ながら閉まっていて見られず。

見たところどこもぴかぴかに新しかったから、常に手入れを怠らず
きれいにしているのでしょう。


建物はどこも、隅々まで立派でした。

 

扉部分→

象嵌細工が

 

見事です!

場所はバンコク。王宮から東の方へ、運河を渡った先の区画にあります。

すみません、地図に弱く、上手に説明できません。

11/7/'05

メニューに戻る     次へ