1.図1のように、記録テープの下端におもりをとりつけ、記録タイマーに通して、上端を糸で
 つるした。記録タイマーのスイッチを入れたあと、糸をマッチの火で焼き切った。
 図2のように記録テープを6打点ごとに切り、それぞれの区間をA〜Eとし、長さをはかったら
 図3のようになった。1秒間に60点打つ記録タイマーを使用したとし、次の問いに答えなさい。

 

(1)糸をはさみで切るのではなく、マッチの火で焼き切ったのはなぜか。
(2)区間Dでのおもりの平均の速さは何cm/秒か。
(3)落下を始めて0.6秒間でおもりの落下距離は何cmになると考えられるか。ただし、おもりの
  はじめの位置は十分高く、記録テープは十分長いものとする。
(4)この運動について正しく述べているものをア〜ウから1つ選んで記号で答えなさい。
 ア.おもりの落下距離は時間に比例して一定の割合で大きくなっていく
 イ.おもりの速さは時間に比例して一定の割合で大きくなっていく
 ウ.おもりの速さは時間に関係なく一定である

 

 

2.ラジコンカーを操作して平らな摩擦のある面の上
 を直線運動させた。右図はそのときのラジコンカー
 の瞬間の速さと時間の関係をグラフにしたものであ
 る。次の問いに答えなさい。

(1)ラジコンカーを動かし始めてから8秒後の速さは
 何cm/秒か。グラフから読んで整数で答えなさい。
 また、その後6秒間はどんな運動であったと考えら
 れるか。

(2)ラジコンカーを動かし始めてから14秒後にラジコンカーの動力を切ったが、すぐには止まらず
  10秒間進んで停止した。ラジコンカーがすぐに止まれないのはなぜか。
(3)次のア〜ウは、このラジコンカーの運動を述べたものである。間違っているものを1つ選んで
  記号で答えなさい。
 ア.動き始めて14秒間はラジコンカーを動かす力は面からの摩擦力より大きかった。
 イ.動き始めて8秒後から6秒間でラジコンカーが進んだ距離は60cmである。
 ウ.動き始めて8秒後から6秒間は、ラジコンカーにはたらくすべての力はつり合っていた。