1.右図のように、石灰水を入れた集気びんの中でいろいろな物質を燃やし、
 その後びんを振って石灰水の変化を確かめた。次の問いに答えなさい。

(1)燃焼後、石灰水が白くにごると考えられるものを下からすべて選び、記号
  で答えなさい。
    ア.スチールウール  イ.エタノール  ウ.砂糖  エ.マグネシウム
    オ.ろう    カ.食塩

(2)(1)で選んだ物質はいっぱんに何と呼ばれるものか。
(3)(1)で選んだ物質の燃焼後、石灰水が白くにごる以外にも、びんの中が白くくもるという共通
  した変化がびんの中に見られた。石灰水の変化・びんのくもりから、(1)で選んだ物質に必ず
  ふくまれている原子の名前を2つ答えなさい。


2.以下の実験について各問いに答えなさ
 い。ただし化合する質量比は「銅:酸素=
 4:1」、「水素:酸素=1:8」とする。
 【実験1】銅粉16.0gをステンレス皿にうす
  く広げじゅうぶん加熱して酸化させた。
 【実験2】実験1の後、ステンレス皿ごと水
  素を満たしたガラス管に入れ、水素を通
  しながらじゅうぶん加熱した。実験後ガ
  ラス管が冷えてからガラス管についた
  液体を塩化コバルト紙につけたらうすい
  赤色に変化した。

(1)実験1で皿に銅粉をうすく広げたのはなぜか、簡単に説明しなさい。
(2)実験1の後、銅粉はすべて酸化銅に変化し、実験2の後、酸化銅はすべて銅に変化した。
  実験1・2で起きた変化をそれぞれ化学反応式で表しなさい。
(3)実験1でできた酸化銅は何gか。
(4)実験2でガラス管についた液体の質量は何gだと考えられるか。

 

3.マグネシウムリボンに点火し二酸化炭素を集めた集気びんの中に
 入れると、マグネシウムリボンはそのまま二酸化炭素の中で燃えて
 びんの内側には黒い炭素が付着した。集気びんの中では
   マグネシウム+二酸化炭素→酸化マグネシウム+炭素
 という反応が起きたとして、次の問いに答えなさい。

(1)この化学変化を化学反応式で表しなさい。

(2)次の文章はこの化学変化について書かれたものである。( )の中にあてはまることばを答
  えなさい。
    マグネシウムは( ア )されて酸化マグネシウムとなり、二酸化炭素は( イ )されて
    炭素になった。
(3)酸化銅は炭素で還元できることと、この実験の結果から、酸素と結びつきやすい順に
  銅・マグネシウム・炭素を並べなさい。