1.鉄粉7.0gと硫黄4.0gを使って、以下のような試験管を1本ずつ、計3本つくった。
  ・鉄粉と硫黄をよく混ぜて試験管の上部を加熱した後放置したもの
  ・鉄粉と硫黄をよく混ぜて放置したもの
  ・鉄粉、硫黄の順に混ぜずに試験管に入れ、加熱したもの
 それぞれにA〜Cの名前をつけ、いろいろな実験をした結果が以下である。
 
 からの試験管1本の質量は25.0g、鉄7.0gと硫黄4.0gは完全に化合できる割合だとして、
 次の問いに答えなさい。

(1)鉄と硫黄を混ぜただけの試験管の名前をA〜Cから選んで記号で答えなさい。
(2)試験管Cにうすい塩酸を加えたとき、気体は発生するか。
(3)試験管Bにうすい塩酸を加えたときに発生した気体の物質名を答えなさい。
(4)鉄粉と硫黄をよく混ぜて試験管の上部を加熱した後放置した試験管全体は何gか。
(5)鉄粉17.5gと硫黄11.0gを化合させると、反応せずに残るのは鉄と硫黄のどちらか。
  また、反応せずに残った物質の質量を答えなさい。

 

   

2.右図のように、水を入れた水槽にビニール管を立て、
 水素と酸素の混合気体を入れて栓をし、点火装置で管内
 に火花を飛ばした。次の問いに答えなさい。

(1)点火後、中の気体は瞬間的に反応した。この反応でで
  きる物質名を答えなさい。
(2)ビニール管の中で起きた化学変化の化学反応式を書
  きなさい。
(3)反応後、ビニール管の中のようすはどのようになったと
  考えられるか。次のア〜エから選び記号で答えなさい。

   ア.見た目は変化しない   イ.しばらく輝き続ける
   ウ.白くくもっている      エ.小さな黒い粒が点々と管壁につく
(4)ビニール管内の水面の高さは点火前と比べて点火後はどうなったと考えられるか。次の
  ア〜ウから選び記号で答えなさい。
   ア.高くなる     イ.低くなる     ウ.変化なし
(5)この反応でできた物質の質量は9.9gであった。この反応にかかわった水素と酸素の質量を
  求めなさい。ただし、水素と酸素は1:8の質量比で完全に化合できるとする。