1.試験管の中に炭酸水素ナトリウムを16.8g入れ、ゴム栓をし、
 もう一度全体の質量をはかると57.4gになっていた。 その試験
 管を右図のように設置してしばらく加熱したところ、試験管の中
 には固体Aが残り、試験管の口もとには液体Bがたまり、 水の
 中には気体Cが発生し泡を立てていた。実験を終えるときに
 水からガラス管をぬき、ガスバーナーの火を消した(5)。 その後
 固体Aと液体Bを入れたままゴム栓付き試験管の質量をはかる
 と53.0gだった。試験管が乾いてからAの質量をはかると10.6gあ
 った。次の問いに答えなさい。

(1)固体A、液体B、気体Cの物質名を答えなさい。
(2)固体Aと炭酸水素ナトリウムが違う物質であることを確認するため、それぞれの水溶液に
  フェノールフタレイン溶液を加えてみた。どのような違いがあるか説明しなさい。
(3)液体Bを塩化コバルト紙につけたときの色の変化はどうなるか答えなさい。
(4)実験終了後の気体Cが通った水にBTB溶液を加えると何色になるか。
(5)下線部で、火を消す前にガラス管を水からぬく理由を答えなさい。
(6)液体B、気体Cはそれぞれ何gずつ発生したか。

 


2.うすい水酸化ナトリウム水溶液を右図のような装置で
 電気分解したら、陰極には気体Aが、陽極には気体Bが
 発生した。次の問いに答えなさい。

(1)気体A、気体Bの化学式を答えなさい。
(2)気体Aがたまっている管のゴム栓をとり、マッチの火を
  近づけるとどうなるか説明しなさい。
(3)気体Aが10cm3発生したとき、気体Bはどのくらい発生し
 ていると考えられるか。下から選んで記号で答えなさい。
  ア.1cm3  イ.5cm3  ウ.10cm3  エ.20cm3

(4)この化学変化の化学反応式を書きなさい。
(5)電気分解したときに陰極・陽極ともこの実験と同じ気体が発生すると考えられる水溶液を
  下からすべて選んで記号で答えなさい。
  ア.うすい塩酸  イ.うすい硫酸  ウ.塩化銅水溶液  エ.硫酸ナトリウム水溶液

 


3.図は、ある化学変化のようすをモデルで表したもの
 である。物質BはAgという化学式で表される物質、物
 質Cは助燃性のある気体であることがわかっている。
 次の問いに答えなさい。
(1)このように1種類の物質が2種類以上の異なる物質になる変化を何というか。
(2)物質Aの物質名を答えなさい。
(3)○は何を表しているか答えなさい。(記号は不可)
(4)図は物質のモデルの数が正しくない。正しいモデルを●と○と→と+を使ってかきなさい。