7月から10月にかけてときどきやってくる台風は、南の熱帯の海上で生まれます。

典型的な台風の天気図

典型的な台風のときの天気図です。

たいへん特徴的な等圧線に注目しましょう。

台風とは

中心付近の最大風速が17.2m/秒(風力8)以上の熱帯低気圧を台風といいます。

熱帯地方の海上で発生した熱帯低気圧は、あたたかく湿った空気を大量にとりいれ、発達しながら北上します。

台風の特徴

等圧線がほぼ同心円状

前線をもたない

・中心の気圧がかなり低い
       ↓
 強い上昇気流で広い範囲で積乱雲を発生
       ↓
 暴風や大雨をともなう

      

天気の変化

台風は南から北上してきます。進路はいろいろな原因に影響されます。

・偏西風に流され、進路が東にずれる
・勢力の強い高気圧がそばにあるとおされたり、おし返される
 など

高緯度まできたり、上陸して水蒸気(湿った空気)の補給がなくなるとおとろえます。

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