質量保存の法則…化学変化の前後で、物質全体の質量は変わらない

【例】炭酸水素ナトリウムに塩酸を加えると塩化ナトリウムと水ができ、二酸化炭素が発生
                        ↓
   二酸化炭素が逃げなければ、全体の質量は反応の前後で変わらない

化学変化は原子の組み合わせが変わるだけ
             ↓
反応の前後で原子の種類や数が変わらない→反応の前後で全体の質量は保存

化合する物質どうしの質量の割合…物質によって決まった割合で結びつく

銅と酸素を化合させる…2Cu+O2→2CuO
        
(銅+酸素→酸化銅)

  

マグネシウムと酸素を化合させる…2Mg+O2→2MgO
        
(マグネシウム+酸素→酸化マグネシウム)

      

比例式の解き方…「A:B=C:D」は「A×D=B×C」と書き直せる

【例】
銅8gが酸化して何gの酸化銅ができるか
   銅:酸素=8:χ=4:5  より 4χ=8×5  よってχ=10(g)
酸素3gが酸化できるマグネシウムは何gか
   マグネシウム:酸素=χ:3=3:2 より 2χ=3×3 よって χ=4.5(g)