圧力…単位面積あたりにはたらく力

圧力の単位…N/m2 (1m2に何Nの力がかかっているか)
         (cm2で表される面積は 1m2=10000cm2 で換算する)

  Aを下にしたときの圧力…10N÷0.02m2=500N/m2
  Bを下にしたときの圧力…10N÷0.01m2=1000N/m2
  Cを下にしたときの圧力…10N÷0.005m2=2000N/m2…もっとも大きい

力を受ける面積が小さくなるほど圧力は大きくなる

大気圧…空気の重さによる圧力

空気の重さ…1リットル(1000cm3)あたり約1.29g
地表付近の大気圧=1気圧1013hPa760mmHg

気圧の単位…hPa(ヘクトパスカル)←気象の気圧でよく使われる
   1hPa=100Pa(パスカル)=100N/m2

ふだん大気の中では気圧とからだや物体の内部の圧力がつり合っている
  気圧が大きくなると→物体はつぶれる向きに圧力を受ける
  気圧が小さくなると→物体がふくらむ向きに圧力を受ける

【例】気圧の差を利用したもの
  ・吸盤  吸盤内部の空気を抜いて大気圧ではりつかせる
  ・ストロー ストロー内部の空気を吸って大気圧で飲み物を上昇させる