電圧と電流の関係

抵抗に加える電圧の大きさを変えてみて、流れる電流の大きさを調べると、電圧と電流は比例することがわかります。

E=RI  EI は比例する  ここではRは一定の数値 ※抵抗の値Rはその抵抗器固有の数値です。

電圧・電流の関係を表すグラフの読みとり方をつかみましょう。

どちらの抵抗の値が大きいかを読みとる

例として、抵抗値のちがう2種類の抵抗について、電圧と電流の関係をグラフに表しました。

抵抗が大きいと電流は流れにくくなります。

同じ大きさの電流を流すには、
どれだけ電圧が必要かを読みとりましょう。

読みとりやすい点を探します。
左の図では、0.2Aのところが読みとりやすいですね。

抵抗Bのほうが0.2Aの電流を流すために
より大きい電圧が必要だとわかります。

電流が縦軸、電圧が横軸のとき
グラフの傾きが小さいほど抵抗値は大きい。

では、抵抗Aと抵抗Bの抵抗値を求めてみましょう。

読みとりやすい点を探します。

左の図では、0.2Aのところが読みとりやすいですね。
ふつう原点から遠い点がより正確に読みとれるので、
抵抗Aは0.4A・2Vの点でもいいです。

オームの法則を使って求めましょう。

抵抗と電圧の関係

上の図のように、一定の電流を流したいとき、かける電圧は抵抗の値に比例します。

E=IR  ER は比例する  ここではI は一定の数値

抵抗値の大きな抵抗には大きな電圧が必要ということですね。

抵抗と電流の関係

同じ電圧をかけたとき、抵抗値と電流の大きさは反比例します。

  ここではE は一定の数値

抵抗が大きくなると電流は流れにくくなり、小さい抵抗ほど多くの電流を流す、というコトです。

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