オームの法則
抵抗器の両端に電圧をかけると抵抗器には電流が流れます。同じ電圧なら、抵抗器の抵抗の値が大きいほど流れる電流は小さくなります。
大きな抵抗の抵抗器にたくさんの電流を流したいときは、かける電圧を大きくします。
かける電圧・抵抗の値・流れる電流の大きさの関係を表したのがオームの法則です。
オームの法則の公式
RΩの抵抗にEVの電圧をかけ、I Aの電流が流れたとき、 E(V)=R(Ω)× I (A)
という関係がある。
電圧を大きくすると電流も大きくなる
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電圧と電流は比例する![]()
この式を使うときは、必ず単位をV(ボルト)、A(アンペア)、Ω(オーム)にして数値を代入します。
mAやmVは1000で割って、AやVにしてから代入しましょう。
この式を変形したものも覚えておくとラクです。
オームの法則を図で覚えてもOK
おなじみの図です。公式を変形することなく、そのまま使えます。実際に使ってみましょう。
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求めたいものを指でかくす
電圧が求めたい
とき【例】3Ωの抵抗に1Aの電流が
流れたとき
3(Ω)×1(A)
=3(V)
抵抗が求めたい
とき【例】6Vの電圧をかけたら2Aの電流が流れたとき
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電流が求めたい
とき【例】4Ωの抵抗に8Vの電圧をかけたとき
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この図を使うときも、必ず単位をV(ボルト)、A(アンペア)、Ω(オーム)にして数値を代入します。
※解答は半角数字の整数で入力してくださいね。単位にも気をつけましょう。
@12Ωの抵抗に0.5Aの電流が流れた。何Vの電圧を加えたか。
A3Vの電圧を加えたら150mAの電流が流れた。抵抗の値は何Ωか。
B30Ωの抵抗に9Vの電圧をかけた。何mAの電流が流れたか。
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