前項で電流を通す水溶液と2種類の金属で電池ができることがわかりました。
水溶液にうすい硫酸を使ったものはボルタの電池と呼ばれるもので、18世紀の終わりにボルタが発明したものです。
ここからいろいろな電池が開発されていきました。
ここではどんな種類の電池があるのか、また、最近注目の燃料電池について知っていきましょう。
参考程度にカンタンなしくみの図も一部載せておきました。(覚える必要はありません)
一次電池
一度使ってしまうともう充電して使うことができない電池を一次電池といいます。
乾電池は中の電解液がこぼれないように工夫されたものです。
二次電池
何度も充電して使える電池を二次電池といいます。
燃料電池
燃料電池…水素と酸素が水になるときに電気を得る発電装置
エネルギー変換の効率が非常によい
環境を汚さない発電するときに熱が出るので、「施設(プラント)」という形で設置されていることが多いです。
太陽電池
太陽電池…太陽の光エネルギーを電気エネルギーに直接変換する発電装置
「電池」は内部の物質を使って電流をとり出していますね。
燃料電池(水素と酸素)、太陽電池(光エネルギー)は電流をうむもとの物質やエネルギーを外部から補給するので、「電池」というより「エネルギー変換装置」のようです。
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